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無印良品の「発酵ぬかどこ」は、食材節約のお助けアイテム
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無印良品「発酵ぬかどこ」の品切れ状態が続いています。
「無印良品の新商品として、発酵ぬかどこが発売」というニュースは話題になりましたが、店頭で実物を目にすることはなく、時間だけが過ぎていました。
最近やっと店頭に、発酵ぬかどこが並ぶようになったのです。
店員と話してみたところ
とのことでした。
多くの人は「ぬかどこ」の魅力はわかっています。
冷蔵庫に残っている使い道のない野菜の切れ端でも「ぬかどこ」に入れておけば立派なおかずになり、食材を無駄にしない節約につながるのです。
しかし「ぬかどこ」は容器も必要であり、そもそも「始め方」がわかりません。
ところが、この無印良品の「発酵ぬかどこ」は、それらの壁をすべてクリアしています。
それだけでなく、「無印良品」というブランドをまとうことで、「ぬかどこ」という地味なイメージも払拭しているのです。
無印良品の「発酵ぬかどこ」は、パッケージ自体を「ぬかどこ」の容器として使うことができるため、陶器のつぼやホーロー容器を準備する必要はありません。
成功するかもわからない「ぬかどこ」に、余計なお金をかけずスタートできるだけでも、得した気持ちになります。
けれども、筆者は成功するかもわからないこの「ぬかどこ」に890円を出すことをためらっていました。
「ぬか漬け」は好きだけれど、たまに食べるなら「ぬかどこ」ではなく「ぬか漬け」を買ってきた方が得なのではないかと思っていたのです。
みたけ食品の「発酵ぬかどこ」
そんなある日、スーパーの野菜売り場で「発酵ぬかどこ」をみつけたのです。
しかも値引きシールが貼られて604円(税込)になっているではありませんか。
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裏をみてみると、無印良品の「発酵ぬかどこ」パッケージに書かれていた製造と同じ「みたけ食品工業株式会社」と書いてあり、袋も印刷されている内容もほぼ同じだったのです。
筆者も今回は
と考え、購入しました。
そして後日調べてみたところ、やはり無印良品の「発酵ぬかどこ」とみたけ食品工業の「発酵ぬかどこ」は同じものであることがわかったのです。
おかげさまで、冷蔵庫にあった「もうすぐ捨てられたであろう野菜たち」は、無事にぬか漬けになりました。
最初の数回は、ぬかどこが固めで塩味も強めですが、徐々に野菜の水分でやわらかくなります。
スーパーのぬか漬けは、キュウリ2本250円程度で売っています。
無印良品の「発酵ぬかどこ」は1キロ入りで890円、みたけ食品工業の商品も同量で、定価は864円です。
材料のキュウリが1本50円とすれば、6回以上漬けることができれば、もとはとれたと考えていいのではないでしょうか。
無印良品の「サムゲタン」は2種類。お得なサムゲタンは身近にある
風邪の引き始めには、温かいものが食べたくなります。
韓国のスープ「サムゲタン」は体の中から温まるスープです。
しかし、サムゲタンには必要な材料が多く、スーパーで簡単に手に入らない材料もあります。
無印良品のサムゲタンは2種類あります。
1つめ: サムゲタン鍋
まずは、お好みの材料を入れて作る「サムゲタン鍋」のスープです。
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3人前で290円という手ごろな値段ですが、残念なことに高麗ニンジンが入っていません。
2つめ: サムゲタン
次は、冷凍食品のサムゲタンです。
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具材が最初から入っているため、湯煎で温めるだけで食べることができます。
ただ、こちらにも高麗ニンジンは使われていません。
ショウガが入っているため、体は温まるでしょう。
モランボンの「韓の食菜 サムゲタン用スープ」はコスパ良し。
サムゲタンの鍋用スープといえば、モランボンからも「韓の食菜 サムゲタン用スープ」が発売されています。
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モランボンのスープは300gという満足できる量があり、高麗ニンジンも入っています。
値段は、無印良品もモランボンも約290円で販売されていることが多いようです。
無印良品の内容量が200gであることを考えると、お得なサムゲタンはモランボンの方かもしれません。
無印良品の冷凍食品は主食が強い! 「食べたいけど自分じゃ作らない」がポイント
無印良品が冷凍食品を作りました。
おにぎりや惣菜など、スーパーでみかける冷凍食品もたくさんあります。
しかし、無印良品が作る冷凍食品は一風変わっています。
赤米の焼きおにぎり
おにぎりの冷凍食品といえば「焼きおにぎり」ですが、無印良品が焼きおにぎりを作ると「赤米の焼きおにぎり」になるのです。
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その他にも「ちょっと食べたいけれど自分では作らない」ものが豊富にあります。
キンパ(韓国風のりまき)
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豚角煮の中華ちまき
どちらの商品も、化学調味料を使っていないので安心ですね。
厚切り食パンのフレンチトースト
また、パンシリーズは、無印良品のカフェメニューを自宅で楽しんでいる気分になることができます。
自宅で、固くなりはじめた食パンをフレンチトーストにして食べることはありますが、卵液を作る皿やフライパンなど洗い物が増えてしまい、意外と面倒なものです。
無印良品のフレンチトーストはレンジで解凍するだけでたべることができます。
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パンがトースト用の食パンとは全く違い、特別感があります。
1つ250円で菓子パンとして考えれば高く感じますが、カフェの飲食代と比較すればずっとお得です。
ホットサンド スモークチキン&チーズ/ホットサンド ベーコン&チーズ
ホットサンドシリーズは、市販のホットサンドにありがちな「しょっぱすぎる」ということがない味付けです。
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「ちょっと食べたいけれど自分じゃ作らない」という気持ちをついたお得な冷凍食品
です。(執筆者:式部 順子)