月末が近づくと給料日が待ち遠しくなりますね。
実際に周りがいくらもらっているのかって気になるところ。
今回は私の給料明細をぶっちゃけ公開したいと思います。

イギリスの給料明細

イギリスの給料明細はPayslip(ペイスリップ)と呼ばれています
。
イギリスの給料明細に記載されている内容は、以下を参照にしてください。
・ 氏名
・ 支払い日(ProcessDate)
・ ナショナルインシュアレンスナンバー(National Insuarence Number)
・ 支払い額(Baasic Pay)
・ 税金(PAYE Tax)
・ ナショナルインシュアレンス(National Insuarence)つまり国民保険のようなもの
・ 年金(Smart)
・ 年内の総支給額(Total Gross Pay TD)
・ 年内の税金に関連する収入額(Gross for Tax TD)
・ 年内の総支払い税金額(Tax Paid TD)
・ 年内のナショナルインシュアレンスに関連する収入額(Gross for NI TD)
・ 年内のナショナルインシュアレンス支払い総額(National Insurance TD)
・ 税金番号(Tax Code)
・ 税金支払い期間(Tax Period)
・ 給料支払い頻度:月々(Frequency:Monthly)
・ 累進源泉課税参考番号:(PAYE Reference)
・ 会社側から支払われる年金(Employer Pension)
・ 今月の支払い額(Net Pay)
一見分かりにくくも見えますが、記載されている内容は日本の給料明細とほぼ同じ内容になります。
その年の稼いだ額がYear to Dateに表示されるので、年収も給料明細で確認しやすくなっていますね。
この月は基本収入の1833.33ポンドから税金、国民保険、年金の348.76ポンド差し引かれた1484.57ポンドが手取りになっています。
日本円に換算すると、基本収入が27万円の給料から5万円も税金と国民保険、年金で差し引かれていることになります。
収入と差し引かれた額の割合を考えると18%とかなり引かれてしまっています。
税金と年金は帰国前に返還の申請ができますが、国民保険は払い戻しがきくものではありません。
イギリスは税金の高い国の1つとして挙げられています。
たくさん稼げば稼ぐほど支払う税金が高くなるのはどこの国も同じですが、イギリスでは税金の割合が高いので稼いだ分だけ引かれてしまいます。
少しでも税金を抑えるためには、税金番号にも注目して短期雇用者用のコードがつけられていないかどうかも給料明細のチェックポイントです。(執筆者:森 亜美)