私は20代からコレクションしてきたジュエリーを土台に、100円ショップのパーツを組み合わせて「大人仕様のアクセサリー」にリニューアルして使っています。
18金のチェーンに100円のパーツといった不思議な組み合わせにはなりますが、おかげで新たに買わずに済んでいます。
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ハンドメイドアクセサリーは案外高い

ハンドメイドサイトでアクセサリーを購入したことはありますか?
作家さんと直接コミュニケーションがとれるため、ときにはピアスをイヤリングに変更したり、ネームを入れたりといったリクエストにも応じてくれます。
希少性が高いぶん大量生産と比べると決して安くありません。
人気がある作家さんだと1万円以上する作品もあります。
なので、
と、考えました。
初心者がイチから作るのは大変ですから、もう何年も身に着けていないジュエリーを土台として活用しましょう。
チャームを取り除いたり追加したりするだけなので、細かい作業が苦手な人でも大丈夫です。
大人仕様のアクセサリーを作ろうと思った理由

私の場合、40代を過ぎた頃から大きな星やハートのチャームが気恥ずかしくなりました。
結婚式にはパールの一連ネックレスを着けるようになったので、三連のロングネックレスを着ける機会はもうありません。
素材は18金やプラチナで石も本物なので、もったいなくて断捨離をする気にはなれず、何年もしまい込んだままです。
そんな眠れるジュエリーたちを分解して、大人仕様にリニューアルしてみたら、たのしくなりました。
石やパールは本物とプラスティックが混ざり合い、チェーンや留め具も本物とメッキがセットですが、自分しか着けないので問題ありません。
最近受けた骨格診断とパーソナルカラーで、ロングネックレスは似合わないことが判明したので、すべて45センチから55センチに長さを統一しました。

100円ショップでそろえた工具とパーツ

工具を使わずに作業すると、あっという間に爪がボロボロになります。
最低限必要な工具とパーツを紹介しましょう。
私は近所のダイソーの工具コーナーで購入しましたが、セリアやキャンドゥにもあるはずです。
欠かせないのがペンチとニッパー
金属をクルッと丸められる丸ヤットコ(先端が丸いペンチ)と、力を入れず丸カンを外せる指カンもあると便利です。
パーツ
丸カンとボールチップとカシメ玉があればいいでしょう。
私が唯一てこずったのはボールチップとカシメ玉の使い方でしたが、あらかじめ作業の順序を理解しておけばカンタンです。
眠ったアクセサリーだからこそ、挑戦できる
大人のよそ行きにはシンプルなジュエリーが定番とはいえ、普段用のアクセサリーくらいは常に新鮮なデザインを楽しみたくなります。
手持ちのアクセサリーをしまい込んでいるなら、チャッチャと大人仕様にリニューアルしてはいかがでしょう。(執筆者:白戸 春)