食事を作る時、
ということってありますよね。
そんな時は、買い置きの乾物があると便利。
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備えておくと助かる乾物の種類やおおよその購入費用、おすすめメニューなどをご紹介します。
目次
1. 切り干し大根/1袋:約100円
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食物繊維やカルシウムが豊富な切り干し大根は、成長期の子どもにも嬉しい食材です。
代表的なものは煮物ですが、その他にも作れるメニューがいっぱい! 意外と幅広く活躍するので、買い置きしておくとなにかと便利ですよ。
買った時はたくさんゴミが付いているので、まずたっぷりの水を張ったボウルの中で洗ってから、かぶるぐらいの水やぬるま湯に浸して戻してください。
おすすめメニュー
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・ 切り干し大根・きゅうり・ハムのサラダ
・ 切り干し大根の混ぜご飯
・ はりはり漬け
・ 切り干し大根の卵焼き
2. ひじき/1袋:約200円
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ひじきはカルシウム、食物繊維、マグネシウムが豊富で、便秘予防や骨粗しょう症対策にも大いに力を発揮してくれそうな食材です。
また、ビタミンAが豊富なのでお肌を健やかに保つ効果も期待できるそうですよ。
共働きの女性は毎日忙しいので、スキンケアに時間をかけられない時のお助け食材として活用するのも良いですね。
おすすめメニュー
・ ひじきと油揚げの煮物
・ ひじきの炊き込みご飯
・ ひじきサラダ
・ ひじき入りハンバーグ
・ ひじきと豚バラ肉の炒め煮
3. 春雨/1袋:約100円
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なめらかな食感でカロリーも低い春雨は、ダイエット食材としてもよく利用されていますよね。
クセがなく、和洋中どんなメニューにもよく合うので便利です。鍋の具に使ってもスープをよく吸っておいしいですよ。
緑豆から作られたものと芋から作られたものがありますが、緑豆春雨のほうがコシがあって伸びにくいです。
おすすめメニュー
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・ 春雨サラダ
・ マーボー春雨
・ 春巻き
・ 春雨スープ
4. とろろ昆布/1袋:約200円
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「フジッコ」のHPで調べたところによると、ミネラルたっぷりな昆布の中でも、とろろ昆布は特に高い健康効果が期待できる食材だそうです。
なんでも、薄く削るおかげで消化管内において栄養がより多く溶け出すのだとか。
筆者はよくおにぎりにとろろ昆布を巻いて食べるのですが、ほんのりと感じる塩気となめらかな食感がなんともいえないです。
喉ごしが良くあっさりした味わいなので、食欲がない時はしょうゆを少しだけ垂らしたすまし汁にして食べることもあります。
おすすめメニュー
・ 麺類の具として
・ 冷奴のトッピングに
・ とろろ昆布の酢の物
・ とろろ昆布の炊き込みご飯
・ 青菜のとろろ昆布あえ
5. 高野豆腐/1袋:約150円
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高野豆腐ってちょっとボソボソした独特の食感ですよね。
筆者は子供の頃に食べて「あまりおいしくないな」と思ったので、結婚してからも料理に使ったことがありませんでした。
しかし、今回乾物について記事を書くにあたり「もう一度挑戦してみよう」と食べてみたところ「あれっ、おいしい」。
それに、筆者が使った一口サイズのものは水に浸してから数分で柔らかくなったので、時間がない時にも使いやすいなと感じました。
ちなみに、乾燥した状態のままおろし金ですりおろすと「粉豆腐」と呼ばれるものになり、だし汁と調味料で煮込めばひき肉の代わりにそぼろとしても使える…と、筆者が大好きな「最後の晩ごはん 海の花火とかき氷」という小説に書いてありました。
おすすめメニュー
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・ 高野豆腐の卵とじ
・ 高野豆腐のそぼろ風
・ 高野豆腐の唐揚げ
・ 高野豆腐の肉詰め
6. あおさのり/1袋:約500円
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あおさのりは他の乾物に比べてちょっと値段が高いところがネックですが、みそ汁に入れると絶品です!
漁師町へ旅行に出かけた際に食堂で出されたあの味が忘れられず、我が家でもたびたび食卓に登場する人気メニューとなりました。
それに、食物繊維、カルシウム、ビタミンAが豊富で健康や美容にも良いそうですよ。
おすすめメニュー
・ あおさのりの佃煮
・ あおさのりの茶碗蒸し
・ 天ぷらのころもに混ぜて
・ あおさ入り納豆
・ あおさ入り雑炊
乾物は震災用のストックとしても便利
震災で物流がストップすると、スーパーやコンビニで食材が買えずに困ってしまいますよね。
そんな時も、買い置きの乾物と数種類の調味料があればとりあえずなんとかなります。
戻すための水が少ない時は、すりおろしたり手でほぐしたりすれば調理可能!
栄養のあるものを選べば体調管理にも役立ってくれますよ。
まとめ
今回は筆者が最も使いやすいと感じた6種類の乾物をご紹介しましたが、他にも備えておくと便利なものがいろいろとあります。
たとえば、乾燥わかめ、あさりのむき身をフリーズドライにしたもの、じゃがいもを粉末状にしたポテトフレークなんかは、さまざまな料理に使えそうですよね。
震災にあった時や忙しくて買い物に行けない時にも乾物があれば本当に助かるので、ぜひどんどん活用してみてください。(執筆者:畠山 まりこ)