2020年にはいよいよ小学3年生は「外国語活動」が必修となり、小学5年生は教科としての「英語」が加わりますよね。
「どんな教材を選べばいいの?」
「自宅での学習の進め方は?」
など、教育費の負担含めて保護者の不安は計り知れません。
今回は、高額な市販の英語教材にも負けない品質なうえに、すべて無料で利用できるNHKの小学生向け英語教材をご紹介します。
英語講座は「NHK for School」というウェブサイトで都合の良い時間に何度でも繰り返し視聴が可能です。
ご自宅でお子さんと一緒に楽しめますから、ぜひチェックしてみてください。
目次
1「エイゴビート!」小学3年生~向け

番組時間:10分/回
2017年から放送が開始された、英語のリズムをあらゆる角度からアプローチしている番組です。
・ 小学校が舞台のドラマ
・ アップテンポの音楽に合わせたラップ
・ チーム対抗のバトル
・ 英語のフレーズが散りばめられた歌に合わせてダンス
という4つが組み合わされていて、飽きることのない構成になっています。
語学の上達には、何度も繰り返して練習することが欠かせませんが、この教材はリズムに合わせて体を動かしながら自然と英語を口ずさんでみたくなる工夫がたくさんあります。
小学生だけでなく就学前のお子さんも一緒に遊びながら英語に触れることができます。
何度も繰り返すことで、あっという間に英語の文章を覚えてしまうことでしょう。
2「えいごリアン」小学3年生~向け

番組時間:15分/回
2000年~2007年に放送されていた番組です。
英語表現は日常的に使われるものメインで、会話の早さもゆっくり設定されています。
単に覚える、繰り返し練習するというだけでなく、子ども自身が英語表現の使いどころを
と感覚的にキャッチできるような番組構成が絶妙です。
完璧に…と意気込んでしまうと子どもは英語を楽しめなくなるので、「なんとなくわかる」が大切です。
学ぶより楽しむことが大事ですからね。
そんな教材となっています。
3「プレキソ英語」小学5年生~向け

番組時間:10分/回
2011年~2017年に放送されていた番組で、毎回ひとつのテーマが設定され、それに関連する英語表現を学んでいきます。
文法や語彙というよりは、英語の音に慣れることを目的として番組は制作されているようです。
ほぼ英語だけで番組が進行していきますが、分かりやすく、英語のスピードもゆっくりですし、アニメ映像が多く英語を完璧に理解していなくても「なんとなくこういう意味かな?」と子どもが想像できる構成になっています。
初めて英語に触れるお子さんはもちろん、英語が苦手な大人でも楽しめます。
親子で一緒に英語を勉強する教材としてはもってこいです。
4「基礎英語0 世界エイゴミッション」小学5年生~向け

番組時間:10分/回
2018年から放送が開始された番組です。
各回ひとつのテーマが設定されており、冒頭はテーマに沿ったキーフレーズ(英語表現)が入った会話から始まります。
少しでも英語に触れたことのあるお子さんであれば、すんなり入っていける内容となっています。
歌やダンスが多用されている番組ではないので、子供っぽさと大人っぽさが混在する高学年の児童にも抵抗なく取り組めるはずです。
無料教材を賢く使おう
市販の英語教材を利用しなくても、高品質な英語講座が無料で利用できるのはうれしいです。
放送された番組はかなりの数になりますから、きっとお子さんにピッタリの講座が見つかるはずです。
なお英語に限らず、無料で利用できる教材はネット上にたくさん存在します。
教育費の削減につなげていきましょう。(執筆者:橋 正子)