目次
敷くだけじゃない「ペーパーナプキン」

ペーパーナプキンは、お客様や子どものお友達にお菓子を出すときに、お皿に敷いて使うことが多いです。
シンプルなお皿でも、季節に応じた柄のペーパーナプキンを選ぶことで華やかさがプラスされたり、統一感が出せます。
しかし、ペーパーナプキンは、輸入品が多く10枚入りで500円程度となり「ぜいたくな日用品」というイメージがあります。
とくにクリスマスシーズンは、ドイツ製の箔押しされたペーパーナプキンなど「使い捨て」とは思えないレベルのペーパーナプキンも多く目にします。
今回は、日常使いにも惜しみなく使える「100円で買えるペーパーナプキン」を使い、敷くだけではない新たな使い道を紹介します。
1. 主役級の存在感! フライングタイガーのサービエット

フライングタイガーコペンハーゲン(以下、フライングタイガー)は、少し前に一世を風靡した北欧デザインが魅力のブランドです。
とくに100円で買えるペーパーナプキンは定期的に新柄が登場し、リピーターが多い商品です。
フライングタイガーでは、ペーパーナプキンのことを「サービエット」と言います。
日本でペーパーナプキンというと、薄くて「口や手をぬぐうもの」というイメージがありますが、サービエットはものを包んだり、目隠しの代わりにしたりと、布に近い使い方をするようです。
フライングタイガーのサービエットは3枚重ね
お皿に敷くよりもカトラリーを包んだり、お菓子をサッと包んで渡したりするときに便利でしょう。
絵柄も外国らしい鮮やかな色づかいと、大胆な絵で圧倒的な存在感があります。
フライングタイガーで売っているユニークなグリップシールバッグと組み合わせれば、ホームパーティの飾りにもなるでしょう。
飾りとして使った後は、おみやげを分ける袋として使えます。
ホームパーティの最大の悩みであるごみ問題を解決するアイデアです。
2. 使いやすさNO1! ダイソーのテーブルペーパー

ダイソーでは、ペーパーナプキンをテーブルペーパーという名前で販売しています。
フライングタイガーと同様に3枚重ねになっているため、厚みがあります。
絵柄もフライングタイガーほど強いインパクトはありませんが、季節や相手を選ばずに使える落ち着いた柄が多いでしょう。
ダイソーのテーブルペーパーは、他社の商品よりも3枚を固定する「押し」が数多くあります。
そのため、たくさんのものを包んでも3枚がバラバラになりません。
絵柄も上下左右ない柄が多いため、包む向きを考える必要もなく、ペーパーナプキン初心者には一番使い勝手のいい商品でしょう。
おすすめの使い方
トイレットペーパーを包むことです。
トイレットペーパーをそのままトイレに置いてしまうと生活感が出てしまいます。
戸棚に入らなかったトイレットペーパーは、ペーパーナプキンに包んでみましょう。
ダイソーのペーパーナプキンは強さがあるため、ふんわりと浮いてくることなく、しっかりと包み込むことができます。
3. 大人かわいい! セリアのペーパーナプキン
「100円ショップの中でもセンスがいい雑貨が多い」といわれるセリアにもペーパーナプキンはあります。
さすがに絵柄のセンスがよく、フライングタイガーに近い思い切ったデザインの商品がたくさんあります。
しかし、フライングタイガーとダイソーは、3枚重ね20枚入りで100円ですが、セリアは薄めで16枚入りなのです。
大人っぽい箔押しのペーパーナプキンもありますが、10枚入りで100円になりお得度を考えると、フライングタイガーやダイソーの方が優勢でしょう。
日本製のペーパーナプキン
それらの商品は、バージンパルプを使用し、食品衛生法に準じた製造で作られています。
他社の商品は外国製であり「直接食品に触れさせないでください」と記載されています。
食品に直接触れる使い方をする場合は、パッケージに書かれている注意書きを確認してください。
クリスマスシーズンにおすすめのペーパーナプキンで作る「プレゼントリース」

クリスマスシーズンになると、どのお店もクリスマス柄のペーパーナプキンを販売します。
うれしくなってつい買ってしまうことも多いのですが、使い切れずに戸棚の中で年を越してしまうことも多いのです。
「また来年使えばいい」とは思うのですが、来年になると新しい柄が登場し、戸棚の中は在庫でいっぱいになってしまいます。
そんなときには、余った在庫のクリスマス柄ナプキンを使ってプチリースを作ってみましょう。
材料を変えれば単なる飾りのリースではなく、お菓子のプレゼントリースにもなります。
ちょっとしたお礼にお菓子を渡したいときなど、相手に気を使わせずに、ちょっとオシャレに渡すことができるアイデアです。
材料
・ 余っているペーパーナプキン数枚
・ リースの中に入れるお菓子
・ リボン
作り方
リースの大きさによってペーパーナプキンの枚数やリボンの長さは変わります。
今回は、直径4センチ程度のお菓子を3個包めるリースの作り方を紹介します。
1. ペーパーナプキンを半分に折ります。
2. 3つのお菓子を横一列に並べて、お菓子とお菓子の間でペーパーナプキンをねじります。
3. リボンは左右に10センチ程度残し、ペーパーナプキンのねじった部分で結びながら固定します。
4. 左右のリボンを結べば丸いリースの完成です。
リボンの結び目に飾りをつければ、より華やかになります。
もっとお菓子を増やす場合は、ペーパーナプキンのねじる部分で紙ナプキンを重ねると、長さを延長できます。(執筆者:式部 順子)