タバコや缶コーヒー、お茶やお菓子、アルコールなどに使っているお金は一体どれくらいなのでしょうか。
ひとつの金額があまり大きくないため、ついつい見過ごしてしまいがちですが、思ってる以上の支出になっているかもしれません。
もともとは別の目的で行ったコンビニやスーパーなどで「ついで買い」をしてしまうこともありますよね。
今回はそんな嗜好品などをターゲットに年間の支出がどれくらいになるのかを調べてみました。

目次
タバコに使っているお金ってどれくらい? 実際に調べてみました!
今年(2018年)10月、増税に伴い価格が引き上げられたタバコ。
これは段階的に実施するもので、今後2020年と2021年にも引き上げられる予定となっています。
この3回に渡ってのタバコ税率の引き上げにより1本あたり1円ずつ合計3円の増税です。
愛煙家にとってはさらに肩身が狭くなりますが、増税をきっかけに禁煙する人も珍しくありません。
「価格はどんどん高くなり、吸える場所はどんどん狭くなる」だけではなく、受動喫煙も大きな社会問題となっています。

タバコの価格(一部商品)

1日1箱吸った場合 → 18万2,500円/年
2日に1箱の場合 → 9万1,250円/年
1日に2箱の場合 → 36万5,000円/年
これまでの流れを見ていても、今後タバコの税率が下げられる可能性はないと言っていいでしょう。
こんなに払っておきながら、タバコのせいで健康を害して医療費がかかるとなるとまさに踏んだり蹴ったりの状態。
やめるのが一番良いことは分かっていますが、それが無理なら本数を減らすなり、ガムや飴で代用するなりといった努力をしてみるといいかもしれません。
「ついで買い」をしがちなお菓子類もバカにならない
「あ、おいしそう」、「一応買っておこう」などのノリで買ってしまいがちなお菓子たち。
ここではコンビニとイオンでスナック菓子やアイスクリーム、飴などを買った場合の金額を調べてみました。


コンビニ : 1か月で1,692円、半年で1万152円、1年で2万304円
イオン : 1か月で816円、半年で4,896円、1年で9,792円
その差は1年で1万512円にもなります。
節約するためには買う回数を減らすことも大切ですが、「どこで買うか」も重要なポイントになりそうです。
缶コーヒーやお茶、ミネラルウォーター、アルコールなどの飲み物にも注目!


例えば以下の商品を1日1本購入すると

同じ商品でも1年というスパンで見ると、金額に大きな差が出ることが分かります。
飲み物の場合、夏は1日に飲む量が多くなるため、上記以上の金額になることは間違いありません。
そうかといって我慢ばかりしていると水分が不足したりストレスがたまったりします。
まずはお得な購入方法を頭に入れておくことがポイント。
ケース買いできるもの、まとめて買えるものに関しては安いときに購入するなどの工夫をしてみるといいでしょう。
さらにアルコールについても調べてみました。


ビールや発泡酒、酎ハイ、ハイボール等も、やはりコンビニの価格が一番高くなっています。(すべて350mL缶)
「キリンほろよい」ではコンビニとイオンの差が41円。1か月分で考えると1,230円も違ってきます。
コンビニは時間や場所を選ばず手軽に買えるのが大きなメリットですが、普段使いをし過ぎないように気を付けることも節約の第一歩と言えそうです。
※コンビニ、イオン、自販機はエリアや店舗、セール期間等、またAmazonはその時出品されているものによって価格が異なります。(ここで表示しているAmazonの商品価格は、ケース買いした場合の1本当たりの金額となっています。)
ストレスをためず、お金をためる生活へ
「好きなものをやめる」のは非常にハードルが高く思えますが、その数を減らしたり、少しでも低価格で買えるような努力をしたりということが、大きな節約へとつながっていきます。
また浮いた数十円を毎日貯金してみるのも、節約の励みになるオススメの方法です。
「ストレスをためず、お金をためる」ライフスタイルにチャレンジしてみませんか?(執筆者:藤 なつき)