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食材保存と言えば「タッパー」
食材を保存するのに欠かせないものと言えば「タッパー」です。
100均ではさまざまな大きさ、形状のタッパーを販売していますが、その中でもセリアの「ザル付きタッパー」はひときわ使い勝手が良く、食材を保管するのにとても重宝します。
今回は、セリアのザル付きタッパーを使った食材の保存法をご紹介しています。
箱型と丸型、2種類のザル付きタッパーが使える

セリアでは、丸型と箱型、2種類のザル付きタッパーを販売しています。
食材や用途によってそれぞれうまく使い分けることで、より効率良く保存&調理できます。
箱型の「しっかりパックT」は、電子レンジあたためが可能なので、洗った野菜を保存し、そのままレンジにかければ簡単に温野菜を作れます。
丸型の「薬味保存パック」は、電子レンジあたためはできませんが、コンパクトなので冷蔵庫内で幅をとりません。
サイズの小さな食材を保存するのに重宝します。

フタ、タッパー、ザルはそれぞれ簡単に洗えますし、ザルなしでももちろん使えます。
水切りもしっかりできますし、フタもぴったりとしまるので、漏れる心配もありません。
カゴ付きタッパーの「ここが凄い」3大メリット

使い勝手の良いザル付きタッパーですが、「とくにここが凄い!」というメリットが3つあります。
・調理時間の時短ができる
・食材によって日持ちさせることができる
1番のメリットは、冷蔵庫内がすっきりとまとまり、より多くの食材を保存するスペースを確保できることです。
野菜室がゴチャゴチャしていると、知らない内に腐ってしまうことや、在庫があることに気づかず、同じ野菜を買ってきてしまうことも…。
ザル付きタッパーを使って保管をすれば、庫内がすっきりしますし、何の野菜がどこにあるか一目でわかります。
あらかじめカットしてタッパーに保存することで調理時短が短縮できますし、食材によっては、より長持ちします。
食材を無駄にせず余さず使うこと、不要な買い物を減らすことは食費削減にも繋がりますので、家計にとってもメリットが大きいんです。
カゴ付きタッパーの賢い保存法
私が実際にしている保存方法を紹介します。
1. もやし

価格が安い家計お助け食材とも言えるもやしですが、日持ちがしないことが唯一の難点…。
ですが、水につけておけば、2~3日ほど長く保存することが可能です。
保存の際、毎日水を変える必要があるのですが、カゴ付きタッパーなら水切りも楽々なので手間がかかりません。
火を通す時も、水を切ってタッパーごとレンジにかけられるので、時短にもなりますよ。
ちなみに、1袋300gのもやしがタッパーにぴったり入るので、サイズ的にもぴったりです。
2. ごぼう

ごぼうは土が付いたまま保存するのが一番長持ちしますが、泥を落としてカットするのは結構時間がかかります。
ささがきにして保存しておけば、調理時間が短縮できるのでとてもラクですよ。
カットしたごぼうは酢水につけておくことで、劣化スピードを遅くできます。
3日程度なら冷蔵庫で保存可能です。
3. きゅうり

きゅうりは、輪切りにしてザル付きタッパーに保存しておくと便利です。
お弁当の具として緑を添得たい時や、ポテトサラダ、酢の物もさっと作ることができます。
保存するときは、塩もみをすることでより日持ちします。
きゅうりから出た水分はタッパーにたまるので、塩もみしてそのまま冷蔵庫に入れてOKです!
料理に使う時は、塩を洗い流し、キッチンペーパーなどでしっかり水気をとりましょう。
4. パプリカ

色鮮やかなパプリカは、彩りをプラスするのに欠かせない、常備しておくと助かる野菜です。
パプリカはあらかじめカットしておくと、さっと使いやすいですし、ちょっとだけ欲しいときも便利です。
カットしたパプリカは乾燥によって劣化が進んでいきますので、水で塗らしたキッチンペーパーをザルに敷き、パプリカの上に添えておくとシャキシャキ食感が長持ちします。
丸型のタッパーは、薬味やサイズの小さい野菜の保存
1. ミニトマト&小ねぎ

トマトや小ねぎはサイズが小さいので、丸型のザル付きタッパーがおすすめです。
小ねぎは小口切りに、トマトはさっと洗ってそのまま冷蔵庫へ保存すればOKです。
トマトはヘタからカビが生えていき悪くなってしまうので、ヘタは忘れずとっておきましょう。

水もしっかり切れるので、洗っておくだけでお弁当やサラダに使えて便利です。
冷蔵庫の乾燥から防ぐこともできますし、水がつかないので、より日持ちもしますよ。
野菜高騰の時こそ賢く「保存」
今年は野菜の価格が高いので、無駄にすることなく使い切って、できるだけ食費を抑えたいです。
ここで紹介したもののほかにも、キノコ類や葉物野菜の保存にも便利です。
セリアのザル付きタッパーは人気が高く、売り切れてしまう店舗もあるようなので、見かけたらゲットしておきましょう。(執筆者:三木 千奈)