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タティングシャトル

100均のハンドメイドグッズといえば、セリアが優勢な気がしますが、DAISOも負けてはいません。
その中でも先日「タティングシャトル」なるものを発見しました。
タティングとは、専用のシャトルを使ってつくるレース編みの一種。
「基本の編み方を繰り返すだけなので手軽」との言葉に惹かれて、チャレンジしてみました。
DAISOの「タティングシャトル」は3つ入り

手芸用品店で買うと5つ入りで1,200円程度のようです。
パッケージを開けてみると、「シャトル」と呼ばれるものが3つ入っている……のみです。
レース糸とボンド、ハサミは別に用意が必要なので要注意です。
全て100均で手に入るので、一緒に買うと便利です。
手の動きを掴むのが意外と難しくて心が折れそうに
何でも「初めて」には混乱がつきものなのですが、タティング超初心の筆者、「最初の一目」を編むのにとても苦労しました。

まずはシャトルに糸を巻きます。巻き方や編み方は付属の説明書に書いてあります。
糸を巻く方向が間違っているとうまく編めないそうなので、気をつけて巻いていきました。
ここまではとても簡単で順調そのものでした。

問題1:編み方の手の動きがわからない
説明書を読んでも、立体のものを平面で説明しているのでなかなか感覚がつかめません。
「シャトルを通すだけの簡単な動作」のはずが、どこをどう通していいものやら……。
でも、きっとそんな人も多いのでしょう。
さすがDAISO!
ちゃんとYouTubeによる解説動画を用意してくれていました。
DAISOの動画と、その他の作家さんの動画を数本みて、やっとコツがつかめてきました。
問題2:編み目がどうしてもうつらない!

「手が慣れてきた」と思った矢先、「糸を絞って丸いモチーフをつくる」とあったのですが、どうしても糸が動きません。
どうやら「編み目をうつす」という手順ができていなかったのですが、そのコツがつかめません。
結局ココで1時間くらいかかってしまい、ちょっと心が折れそうになりました。
ひとつの作品らしきものができると楽しくなってきた!

試行錯誤の末、なんとなくモチーフのようなものができました。
YouTubeやウェブサイトをみていると、蝶々やもっと複雑な模様が載っているのですが、本日始めたての超初心者な筆者にはここまでが精一杯。
簡単なものでも、できあがってくるとどんどん楽しくなってきました。
手が慣れてくると、編むスピードはどんどんアップしていきました。
ただ、筆者は最初の手の動きがわからなかったのと、「編み目をうつす」がなかなかできなかったために予想以上に時間がかかりました。
合計で4時間程度はかかったと思います。
でも編むことに集中していると無心になれて心地よかったです。
脳トレにもなりそうです
「レース編み」なんてマダムがやる高尚な趣味だと思っていましたが、意外とおもしろかったです。
100均だと誰でも手軽に始められますし、「新しいこと」をやってみるハードルが下がってありがたいなと思いました。
初めてのことを体験して「できないこと」をできるようにしようと、脳に負荷がかかってがんばっている感がありました。
新しい年、脳トレのためにも、新しいことをしてみるのはいかがでしょう。(執筆者:那波 りよ)