節約するためには、何かを「する」より「しない」ことも時には大切です。
私が普段、節約するために「しない」よう意識している5つのポイントについてご紹介します。

目次
1. お得情報を追いかけない
お買い得情報やショッピングサイトは、買うものが決まっている時にチェックするだけで、普段はあまり見ないようにしています。
知らなければ損する情報があるのかもしれませんが、知らなければ損したことも知らずに済みます。
2. コンビニはなるべく利用しない

「自分へのご褒美」と称して買う季節限定スイーツなどにハマると通ってしまいそうなので、コンビニはどうしても必要なときに必要なものだけ買うようにしています。
コンビニでお茶だけを買うつもりが、つい店内をあれこれと見回ってはお菓子ややホットスナックをついで買いしてしまうことはないでしょうか。
お金がなかなかたまらなかった時期は、コンビニの利用にあまり抵抗がなかったと思います。
3. ネットオークションやフリマアプリはなるべく利用しない
「いらないものを高く売り、必要なものを安く買える」のがネットオークションやフリマアプリの魅力です。
しかし、売買の魅力にハマってプラマイゼロになりそうなので、私はなるべくやらないことにしています。
何かを「お得に買った」という満足感を求めるようになると、さほど必要ないものまでつい買ってしまいそうです。
4. 子どものテストの成績が悪くても焦らない
学習塾は、定期テスト後や各学期の終わりごろに忙しくなるそうです。
なぜならば、成績の悪さに焦った保護者からの問い合わせが増えるからです。
保護者の怒りと不安を受け止め、「うちの塾に入れば安心ですよ」と請け負うので、塾をよく選ぶことなくスルッと入会してしまう場合が少なくないのです。
テストの結果があまりにも悪いとつい塾に頼りたくなりますが、まずは子どもと勉強についてよく話し合うようにしています。
勉強に集中できていないなら、その原因を探ります。
学校の授業と自宅学習で挽回するにはどうしたらいいのかを子ども自身に考えてもらいつつ、親も一緒に考えます。
塾や予備校に頼るのはそれからにしたほうが、より冷静な判断ができると思っています。

5. 美容とファッションにお金をかけすぎない
洋服は、流行にあまり左右されないシンプルなアイテムを追加しながら着まわしています。
高級ブランドにはもともと興味がなく、化粧品もこだわらないので、美容とファッションに関しては特にお店を決めていません。
ファストファッションもほとんど利用しません。
安すぎる洋服は着心地や縫製がイマイチなことも多く、買ってもすぐ着なくなってしまうので私にとってはコスパが悪いです。
気に入っているアイテムは長く使う傾向があるので、自分で心に決めている予算の範囲で「絶対欲しい!」と思えるものが見つかるまでは、どんなにビッグなセール中でも絶対に買い物はしません。
自分にとって価値あるものにお金を使いたい

節約していて良かったと私が思うのは、本当に欲しいものや好きなこと、やりたいことにお金を使えた時です。
「本当に欲しいものは高いから、それに似た安いもので代用してほどほどに満足する」
「本当に欲しいものを手に入れるまでは妥協せず、頑張って節約して大きな満足を得る」
ひと呼吸おいて冷静になってから考えるように気をつけています。(執筆者:木山 由貴)