2018年は自然災害に日本列島が見舞われた大変な1年でした。
昨年は「異常だった」という整理ができないのが自然災害です。
今年も昨年と同じかもしれない…と考えなければならないのが、今の私たちが考えるべき考え方だと筆者は思っています。
その中で、何がお財布に優しく、役立ってくれるのかを考えたとき、「火災保険」は案外頼りになる奴だということにに気づきます。
火災保険は 過去記事にも記載しましたが、「台風」や「大雨による水害」などを補償する大変重要な役割を果たしてくれます。
「火災だけ」に特化したものではありません。
目次
地震保険の「値下げ」を利用した、火災保険の切り替え方

と思っていらっしゃる方がいらしたら、そこをさらに深堀して考えてみるといいかもしれません。
火災保険には長期契約ができることを知っておこう
火災保険は1年更新と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
住宅ローンで火災保険を掛けると「長期契約」ができます。
昔は35年かけることができた火災保険、今は10年が最長です。
地震保険の値下げと長期契約のことを知ると、「地震保険が下がった地区の皆さん」は、下がった今、
と安い保険料で、お得にかけられます。
2019年の10月には地震保険ではない主契約の火災保険の値上げを考えている会社が多くありますので、まさに「今」がくくり時なのかもしれません。
10年長期でくくれば、契約全体に長期の係数がかけられるので、安く入れます。
地震保険は5年が上限なので1年更新を10回か、5年契約を2回というかけ方になります。
「一括で支払えない」という方

保険料のお支払の方法に「長期年払い」があります。
火災保険を3年や5年、10年でかける際に、保険期間の応当日に1年ずつ支払う方法があります。
長期契約の1年ずつリボ払いみたいなものです。
リボのように知らないところで残金が増えはしません。
大手5社の長期年払いの係数がわかりましたので、ご紹介します。
・ 東京海上日動:5年で7%の割引
・ 損保ジャパン日本興亜:後半5年で5%割引
・ 三井住友:5年で5%割引
・ あいおいニッセイ同和:5年5%割引
・ AIG(旧富士火災):長期年払は最長10年まで設定可能。ただし割引はない。
2019年10月の改定を見据えて、ご自分の火災保険の見直しをしてみましょう。
ご担当の代理店・保険会社がきちんと答えてくれる思うので、まずは引き出しの奥底にしまっている証券をお手元に出してみることをおすすめします。(執筆者:鮫島 ひかる)