ここ数年話題の珪藻土、100均でもコースターやスプーンなどの小物を見かけて、気になっていました。
今回さらに調査してみると、バスマットや水切りマットまでもリリースされています。
100円ショップ・ダイソーで珪藻土グッズを調査してみました。

目次
珪藻土って何?
藻類の一種である、珪藻の殻の化石からなる堆積物のことです。
昔から高い保温性と程よい吸湿性を生かして壁土に使われたり、優れた耐火性と断熱性に着目し建材や保温材にと、幅広く利用されてきました。
ここ数年では、家庭用品としても数多くのグッズが展開され、女性からも注目されています。
1. バスマット
ダイソーの新商品、「珪藻土バスマット」は価格は500円(税抜き)です。

Amazonで珪藻土バスマットの価格帯をざっくり調べると、1,216円~8,636円ですから、やっぱりコスパは最強です。
ただサイズは少々小さめ、40センチ × 30センチというのは、筆者が使っていたバスマットの半分くらいです。

使い初めは多少の違和感がありますが、足のサイズ23センチの筆者はこんな感じです。

湯上りに一人が使うには十分です。
足のサイズ26センチの家族も初めの感想は「ちいさ…」でしたが、文句も言わず使い続けているところをみると、男性でもたいした問題はないようです。
けれども寒い季節の使用は冷たいのでは…と思い、これまで使っていた布製のバスマットと筆者独断ですが比べてみました。

たまに陰干しするくらいでお手入れ簡単、洗濯要らずが何よりいい。収納にも場所をとりません。
以上のことから軍配は珪藻土にあがり、我が家は真冬も珪藻土を愛用中です。
2. 水切りマット
こちらの商品はバスマットのさらに半分、30センチ × 20センチです。

大きめのマグカップ6個分が置ける程度の大きさで、300円(税抜き)商品です。

そのため一人暮らしならOKでも、例えば4人家族ともなると食後の食器をすべて洗い上げるのは難しそうです。
しかし用途はキッチンに限らず、ペットの飲み水のトレイに、グリーンのプランタースタンドに、傘立ての下敷きになど、さまざまな場所の水分除去に一役かってくれるでしょう。
3. ステック
3本で100円というお得さに加えて、6センチ × 1.5センチの大きさは場所をとりません。

洗剤やペットフードなどの保存に、また珪藻土の脱臭効果にも期待して、クローゼットの引き出しやシューズボックス、靴の乾燥、トイレなどに活用するのもおすすめです。
4. スプーン
スプーンとなると、調味料の湿気対策に検討されることが多いとは思います。

筆者も例外なく、固まってしまう砂糖(三温糖を使用しています)に使ってみました。
するとご覧の通り、先端に色がついてしまいました。

コーヒーやお茶など色が出やすい食品に使用するのは、ご注意ください。
5. コースター
ダイソーには、白やピンクの丸型や六角形、また150円(税抜き)の大理石風やクマ型と数種類のコースターがあります。

冷た~い飲み物や食べ物には言うまでもなく本領発揮しますが、洗面所やキッチンなどの水周りでも大活躍します。
例えば、ディスペンサーやスポンジ、石鹸置きという使い方をすれば、気になるベタベタが軽減されます。
使用上の注意
速乾性に優れた珪藻土とはいえ、常時濡れた状態はおすすめできません。
だからといって天日干しはNGです。
反ってしまい、割れる原因になります。
また、洗剤を使用すると目詰まりすることがあります。
皮脂や汚れで目詰まりを起こし吸水力が落ちてきたら、マット表面を紙ヤスリで削れば、回復します。
さらに天敵は段差と衝撃、割れる恐れがあります。
ほかの100均ショップでは
ワッツでは「珪藻土シリーズ」として、コースターをはじめステック、星形・クマ型・四角形などの各種ブロック、スプーン、タマゴ型調湿脱臭剤が販売中です。
キャンドゥでは、英字ロゴやアジアンテイストの歯ブラシスタンドやソープディッシュ、傘立てまで出現情報を発見しました。
ぜひ一度ショップをのぞいてみてください。(執筆者:吉田 りょう)