筆者は普段から、ヒマがあると100円ショップをのぞきに行きます。
「おもしろいモノ、カワイイモノはないかな?」
とワクワク見ているのはいいのですが、気がつくと「あれ? これは必要だったかな」という買い物もしていました。
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「100円ショップには行かない」と決めるとどんな生活になるのか、試しすと…「悪習慣」に気づきました。
目次
悪習慣1:「100円で買える」という安心感
100均や300均の醍醐味のひとつは「庶民でも値札を見ずに買える」ことです。
「あ、これカワイイなぁ」と値札を見て、「〇〇円かぁ…高くて買えないなぁ~」と、がっかりすることがないという安心感があります。
お金がない時にブランドショップに行っても、ちっともときめきません。
「そこにあるものはすべて購入可能な価格帯」なのが惹きつけられる要素であり、通ってしまう原因です。
悪習慣2:100円ショップでの買い物がストレス発散
筆者は、カワイイモノを見つけると、使用用途を考えるよりも、まず手元に置きたくなります。
マスキングテープやシール、付箋、折り紙、デコレーションテープなど、ついついシリーズ買いをしてしまいます。
いろいろいっぱい欲しい時「100円ショップだから、まぁいいか」という言い訳を免罪符のように使ってきました。
「買うこと」、「手元におくこと」が目的になり、使用するかしないかはあまり問題にならない…これは買い物依存症の初期症状です。
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今は断捨離やミニマリストがはやっているので減っているかもしれませんが、ショッピングでストレス発散をする女性は多いと思います。
「なければないで済むモノ」を買ってしまう…それが100均の恐ろしいところです。
100円ショップだと失敗してもダメージが小さい
個数もたくさん買えるので「買った!」という快感を得やすいです。
特に最近の100均グッズは非常にかわいくて、クオリティもいいので満足度も高めです。
買い物に夢中になったら要注意
「これでストレスを発散している」と自覚があるならいいのですが、何だか夢中になってワーッと買う症状には要注意です。
バーゲンにも同じことがいえます。
別のストレス発散を見つける
筆者が100円ショップに行かなくなった後のストレス解消法は、ドラマを見ることになりました。
「100円ショップに行きたいっ」と手が震えだすこともなく、商品を見なければほしいとも思わなくなりました。
「100円ショップ断ち」してみて思い知る100円ショップの価値
「しばらく行かない」と決めてから1度だけ、娘の「こくごノート」を買うために100円ショップへ行きました。
同じ体裁、同じ厚さのモノが近所の文房具店では170円程度するので、やはり安い100円ショップに頼ってしまいます。
久しぶりに訪れて、100円ショップの商品に対しても仕様や価格を比べてみて、100均のほうが得だから買うという思考ができたと思いました。
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比較要素:ノートの場合
・ 品質:鉛筆で文字が書ければ十分
・ 仕様:B5サイズ、8 × 12マスで30枚綴り、十字リーダー入り
・ 価格:近所の文房具店では173円、ネットでは153円(ともに税込み)
品質、仕様は同等でも、価格では100均グッズの勝ちです。
欲しい条件と価格が見合うかを冷静に考える
100円ショップ絶ちをして、スーパーなど買い物では比較しながら買い物ができるのに、100円ショップでは冷静に比較できないことに気づけました。
100円ショップは庶民の生活には欠かせない存在です。
簡単に買えるので忘れてしまいますが、買い物で大切なのは
という心得です。
悪習慣を断ち切り、必要なものだけを買う良い習慣を身につけて、コツコツとお金を貯めてください。(執筆者:那波 りよ)