昨年より大幅ポイント還元でキャッシュレスが話題を集めています。
家計にプラスになるのはわかっていても、支払う方法を増やせば増やすほど管理するのはややこしく面倒です。
さらにキャッシュレスは、使いすぎへの不安を感じている人が少なくありません。
ならば、わかりやすくしてみませんか。
超簡単な2つの方法をご紹介します。

目次
お金の出口を1つにまとめよう
筆者はここ数年、キャッシュレスです。
それもいろいろな種類のものを、必要に応じて使いわけ、最終的な支払い方法を、クレジットカード払いにしています。
電子マネーやスマホ決済には、支払い方法がいろいろあります。
銀行口座の登録、現金をチャージ、クレジットカードと紐づけするなどの方法があります。
筆者はクレジットカードのポイントも合わせて獲得するため、クレジットカードを登録しているので、どのキャッシュレスを利用してもクレジットカードだけを管理すればいいのです。
カードは、ポイントを集中させるために、メインを1枚にし、支払うお金の出口をまとめています。

キャッシュレス対応 2つの家計簿を作ってみよう
キャッシュレスにすると、浪費しないか心配です。
目に見えないキャッシュレスをコントロールしていくには、ほったらかしではいけません。
数字として可視化することが、とても大切なので、家計簿を作ります。
筆者はクレジットカードの支払い分と、支払い明細を記録する2種類の家計簿を作成しています。
明細はざっくり、足し算引き算するだけですから、とっても簡単です。
エクセルやスプレッドシートを利用すれば、もっとラクチンです。
1.クレジットカード専用家計簿
1枚の用紙に使用するカードの支出欄を作成します。
メインカードは1枚としても、場合によっては別のカードを使うこともあると思います。
使用頻度の高いカード分の記入欄を設け、締め日を一緒に記入してください。
そして必ず、1枚の用紙に2か月分記入できるように作成します。
2か月分つくることが、ポイントです。
理由は、カード会社の締め日はそれぞれ異なり、同じ日に支払っても、引き落としは翌月になることもあるからです。
そのため、1枚の用紙に2か月分を準備し、実際に支払う月に支出額を記入し、1か月単位の支払い額がわかるように記録します。
毎月必ずカード払いする固定費は、あらかじめ明細と金額を記載しておくと(表の青字部分)忘れることもありません。
これで準備は完了、あとは、使用日、使った店舗、金額を記入し、トータル金額を足し算、残高がいくらか予算から引き算するだけです。
つまりクレジット専用家計簿では、明細は一切記入しません。
いくら使っているかに注目し、目に見えないキャッシュレスのお金の流れを可視化して浪費を防ぎます。
2.明細家計簿
けれども、「何に使ったか」明細が不要というわけではありません。
使いすぎたのは何かを明確にするためには、筆者はもう1種類家計簿をつけています。
項目はざっくりで構いません。
細かく内容をつけても、後で見返すことは少ないですです。
反省するのは、レシートをチェックするだけで十分でしょう。
こちらは1か月単位、現金払い、キャッシュレスも含めたすべての支出を記入します。
クレジット専用家計簿では捉えにくい無駄遣いの原因をこちらで追及、予算内で賄うように軌道修正しています。
キャッシュレスも「見える化」で管理しやすく
キャッシュレスは一見、家計管理がしにくいと思いがちです。
が、家計簿を味方につけることによって、自制し節約し貯蓄につなげることが可能です。
上手に使って家計に役立ててくださいね。(執筆者:吉田 りょう)