主婦の間では「近くにオーケーがあるといいよね」という会話があります。
オーケーとは、関東を中心に展開しているスーパーです。
オーケーは、安いだけでなく添加物への配慮もあり、関東近郊では有名なスーパーです。
目次
ベスト3:ふっくらやわらか「ピーナッツ」
オーケーでは、大手メーカーで作られている有名商品だけでなく、地方の会社で作られている商品やオーケー独自のプライベートブランドも扱っています。
中でもプライベートブランドの「ピーナッツ」はお得です。
ナッツや豆を販売している「川越屋」の商品は、オーケー以外のスーパーでもよくみかけます。
多くは100g程度のピーナッツがジッパー付きの袋に入っていて、ジッパー付きの袋代が商品代金に上乗せされている値段で販売されています。
しかし、同じ「川越屋」のピーナッツでもオーケーの手にかかれば量が増えてお買い得です。
袋は余計なジッパーをなくし、パッケージの絵柄も必要最低限に抑えることで値段も抑えています。
ピーナッツは国産の高いものから外国産の安いものまであります。
外国産の安いピーナッツの中には、粒が細くて固いものもありますが、オーケーのピーナッツは外国産ですが粒がふっくらとしていてやわらかいのです。
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ベスト2:選べる楽しさ「肉」
オーケーの肉売り場はとても広く、扱っている種類もたくさんあります。
例えば、国産の豚肉ならば切り方や部位の違いだけでなく、産地の種類も多いです。
鹿児島の黒豚から北海道のホエイ豚、沖縄の長寿豚、お手頃な値段が魅力の千葉の豚など、予算やこだわりによって選べる楽しさがあります。
スーパーによっては「国産」と表示されているだけで、県の名前までは表示されていないことも多いようです。
オーケーの肉のパックには県名だけでなく生産者の名前まで書いてあることがあります。
細かな表示からは「商品へのこだわり」を感じます。
そして、オーケーでは普通のスーパーではみかけないレベルの肉もしばしば店頭に並びます。
牛肉売り場に「シャトーブリアン」が並ぶ日もあるのです。
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デパ地下の肉専門店に並べば1枚1万円ともいわれています。
しかしオーケーの肉売り場では、3,000円以下です。
筆者は「レストランで食べたと思えば安いもの」と自分に言い聞かせて購入し、中まで火をしっかりと通しましたが、箸でスーッと切れました。
オーケーでなければ「シャトーブリアン」を買うことはなかったでしょう。
オーケーは「少しでも安いモノが欲しい」という人にとっても「高いモノを安く欲しい」という人にとっても選べる楽しさがあります。
ベスト1:必ずチェック「特別提供品」
オーケーの商品には「特別提供品」と表示されていることがあります。
これは、なんらかの理由があって安く販売できる商品です。
商品ごとに「滞留品」や「取り扱い中止のため」のように「安くできる理由」が書いてあるため、安心して購入できます。
「特別提供品」の魅力は、安さだけではありません。
「特別提供品」は、これから先ずっと販売されるものではなく、期間限定で販売された商品だったり、地方の小さな会社の商品だったりすることが多いです。
同じスーパーに毎日のように買い物に行っていると、毎回同じようなものを買ってしまいます。
しかし「特別提供品」は、初めて目にするものも多く、マンネリ化した買い物のいい刺激になります。
ただし「特別提供品」はずっとあるものではありません。
それを知っている主婦は、いいものがあればまとめ買いをします。
「こないだの特別提供品がよかったから今度は多めに買ってこよう」と思ったとしても、今度行ったときにはなくなっている可能性が高いです。
番外編:ひとつあると便利! 「水ぬれ防止袋のロール」
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オーケーには、食品以外にもお得な商品があります。
スーパーに行くと、袋詰めをする台の上に水ぬれ防止袋のロールが設置されています。
最近はあまりみかけなくなりましたが、以前はトイレットペーパーのように袋を巻き取って持ち帰る人がいました。
水ぬれ防止袋は、巻き取って持ち帰りたくなるくらい便利で、使い道が豊富です。
水ぬれ防止袋は、生ごみを捨てるときや使いかけの野菜を入れるだけでなく、赤ちゃんがいればオムツや下着を入れ、犬を飼っていれば散歩の必需品でしょう。
オーケーでは、袋詰めする台に設置してある「水ぬれ防止袋のロール」を販売しています。
スーパーで販売しているビニル袋は20枚単位や50枚単位ですが、オーケーの商品は2,000枚単位でロール状になっています。
筆者は、4年前に1本買って毎日のように使っていますが、まだ3分の一程度残っています。
最寄りのオーケーでは、2,000枚入って、862円で販売しています。
最寄りの店舗では、水ぬれ防止袋は店頭に並べず、サービスカウンターで販売していました。
コストコや業務用スーパーのようにたくさんの商品を安く購入できる店が増えています。
しかし、車の運転ができない人は、商品が大きすぎて持ち帰れません。
オーケーには、車がなくても持ち帰ることができる程度のお買い得商品がたくさんあります。
車がある人もない人も、安い商品が欲しい人もとにかくいいものが欲しい人もオーケーにいけば好みの商品をみつけられるかもしれません。(執筆者:式部 順子)