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連休明け破産にならないために…

今年は5月以降も連休が多く、6月と12月以外は月曜日が祝日となる月が続き、楽しみです。
でもそこで注意したいのが、使いすぎです。
外出するとどうしても気が大きくなり、財布のひもはゆるみやすくなります。
大型連休で財布のひもをゆるめる前に、チェックしておきたい項目をご紹介します。
チェック1:大きな支出
5月は、自動車税の納付期日があります。
一家に複数の車をお持ちのご家庭では、かなりの出費が予想されます。
大学などでは授業料の支払い期日となっていることがあります。
学費の支払いが一度にはキツイ場合の延納や分納の手続きも、書類提出の期限になっている場合もあるので、学校のHPをご確認ください。
4月から新生活が始まったというご家庭では、携帯代や光熱費、交通費に変動があることが多くみられます。
カード決済されているなら、5月が初めての引き落としとなるのではないでしょうか。銀行口座の残高確認もお忘れなく。
まとまった費用が必要な特別費
・ 固定資産税
・ 年払いの生命保険や自動車保険料、NHK受信料
・ 夏の旅行や帰省代金
・ ふるさと納税
などは毎年必要でしょうから慌てることは少ないかもしれません。
例年ではない
・ 車検
・ 結婚、出産などのお祝い
・ 受験
の予定はないでしょうか。
入試を控えているケースでは、秋以降に大きな費用はかかってくることが多いものの、夏休みには塾の講習会に参加すれば驚くほどの出費になることが多くあります。
決して侮れない特別費が隠れていないか、今後の支出を見直してください。
チェック2:予算設定
以上のことを踏まえて、今度の10連休にあなたはいくら使えますか?
「使いますか」ではありません。
支払っても休日後の生活に差しさわりのない金額は、いくらでしょうか。
せっかくのお休みですから、思いっきり楽しみたいのですが、使いたい放題ではあとで泣きを見ます。
ざっくりした金額でかまいません

期間中だけの予算を設定してみましょう。
1日終えたら残高を確認し、その枠から出ないように、場合によっては行き先を変更したり、食事をお弁当にかえたり…試行錯誤し、プランを練り直すことが後々の良い思い出の1つにもなるものです。
さらに予算を設定しておくことは、浪費を防止することはもちろん、「ここまでなら使える」という安心感が得られるため、同じ金額を使っても満足感が得られます。
遠出はしない、と油断しているときも要注意です。今はクリック一つでどこにいても、お金が使える時代ですから。
楽しい休日にするために
意識1つで、使うお金は変わります。
費用をかけるほど幸せなシーンが多く体験できるわけでは、もちろんありません。
そこは腕の見せ所。ご機嫌な思い出をたくさん作りましょう。(執筆者:吉田 りょう)