保護猫を我が家に招きいれて3か月…急に嘔吐をして動物病院に駆け込みました。
そこで知った「ペット保険」です。
ペットを飼われている方はご存じかと思いますが、その加入者は案外少ないです。
そこで今回は、ペットを飼っている方に保険に加入しているかどうか、ペットを飼うことで増える金銭的な負担と、必要な備えについてアンケートを実施しました。
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目次
1、あればいいなと思いつつも…ペット保険に加入しているのは約3割
さまざまな種類があるペット保険ですが、その保障内容もたくさん。
どんな保険に加入したら良いかわからないという方もいることでしょう。
筆者もその中の1人です。
そもそも、ペットを飼うのであれば保険に入るべきなのか…というギモンを抱き、アンケートを実施しました。
すると、加入しているという回答は全体の3割ほどでした。
実に7割の方がペット保険には加入していませんでした。
筆者が猫が嘔吐して受診した際にも、エサや水については詳しく説明されました。
日々の食べ物に気を遣い、健康でいてもらえれば…という気持ちが伺える意見ですね。
ペットも人間も同じ生き物ですから、年齢を重ねると病気のリスクは必然的に高くなってしまいます。
それを思い、検討はしているもののまだ加入していないという方もいました。
早めに決めなければならないのが、これまた人間と同じで「年齢制限」がある保険もあるということ。
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年齢や既往歴によっては加入できない保険もあるので、健康なうちに入っておくことが重要ですね。
全額自己負担となるペットの医療費。
筆者も受診して、ちょっとした検査とお薬の処方だけであったものの1万円近くかかったこともあり、保険の加入を真剣に検討しはじめています。
2、保険に加入するなら、どういった保障内容がベスト?
ここからは実際に保険に加入している方に、どういった保障内容がベストなのかを伺った内容を紹介していきます。
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月額の支払いよりも、保障内容を重視しよう
ついつい金銭的なコストばかりに目がいってしまいますが、大事なのは「なにかあったときに満足のいく治療が出来るようにすること」。
保障内容について十分に確認しておきましょう。
月7,000円は、筆者は正直結構高いな…と感じてしまいました。
しかし、なにかあった際に7割の負担をしてくれるというのは心強い限りです。
保障適応外となるものは「2回目以降の誤飲の治療」や「保険加入前に発症していた病気」、「去勢・避妊手術」などがありますので、加入前にしっかりチェックしておきましょう。
ペットが「怪我をさせた」ときの保証も
自動車、自転車保険などと同様に怪我や病気をした場合に使うだけではなく、怪我をさせてしまったときにも使える保障があるということを知りました。
散歩の際に誰かに噛みついてしまった際など、相手方に誠意ある対応ができるというのも心強いです。
どうぶつ病院によって対応している保険が違う!
ペット保険にもたくさんの種類があるのですが、どうぶつ病院によって対応している保険会社が違うそうです。
入って安心ではなく、「自分が通う予定の病院に対応している保険か」も確認しておく必要があります。
3、ペットを飼おうか検討している方は知っておくべき「金銭的な負担」
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ペット保険の保険料はもちろん、ペットには多くのお金がかかります。
知人友人から譲り受けた方や、我が家のように保護猫を飼い始めたという方、ペットショップで購入した方などペットを飼うことになったキッカケは人それぞれですが、皆しっかりと金銭的な負担については覚悟をしておくべきです。
飼い始めてから「こんなにお金がかかると思わなかった」なんてことにならないよう、前もってかかるお金と怪我や病気の際のお金を捻出できるよう備えておく必要があります。
実際に飼育しはじめると、想像以上にお金がかかるとわかりました。
しかし、お金がかかるからといって病気になった際に必要な治療を受けられない…なんて事態は絶対に避けたいところです。
まとまった備えがない筆者のような家庭では、ペット保険に加入しておいた方が安心して暮らせるということがわかりました。
皆さんのご家庭では、保険には加入していますか?
保障内容など、ぜひ定期的に確認を。未加入の方は、今一度検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:三浦 希枝)