日々節約をしていても、予定外の出費から予算オーバーしてしまったということは、大なり小なりどこのご家庭でもあることでしょう。
それでも、ご飯は食べなきゃいけません。
生活していかなければなりません。
そんな緊急事態に、できるだけ現金を使わずにやりくりするお助けアイテムをご紹介します。
目次
1. 各種ポイント
まず手始めに、お財布や引き出しに入っているポイントカードを確認してみましょう。
今では、地元密着のスーパーや個人経営のお店でもポイントを導入しているお店がたくさんあります。
使い忘れはありませんか。
とはいえ、カードの種類はたくさんあっても生活に役立つほどたまっていない、という方も多いと思います。
そこで注目したいのがカードの汎用性です。
かつては発行店舗と支店ぐらいしか使用できなかったポイントも、今では提携する企業が増え合算して利用できる場合があります。
例えば、東京ガスはTポイント、dポイント、WAONポイント、ポンタポイントなど6社に、関西電力では15社のポイントに換えられます。

おすすめはTポイントへの交換
Tポイントは、提携企業数が多いのでポイントを集中させやすいうえに、おなじみYahoo!、TSUTAYA、ファミリーマート、ドラッグストア、ホームセンター、飲食店など日常生活でよく利用する店舗に加盟店が多く、たまりやすいです。
さらにたまったポイントはドラッグストア・ウエルシアで20日に利用すれば、200ポイント以上の使用で1.5倍のお買い物ができます。
「1つの店で買う」だけではなかなかたまらないポイントを一括させることによってまとまった金額になり、より多くの買い物ができるようになります。

支払いの大きいものからポイントを要チェック
加えてもはや現代人に不可欠となっている通信費も、ためておくとピンチの時に助かります。
・ ソフトバンク → Tポイントとして。
・ au → マツキヨ、ネットショッピングモールWowma!で利用可能。
・ ドコモ → 2,000dポイント以上でスーパーやドラッグストアでも使えるiDに交換可能。
たかがポイントと侮るなかれ
筆者はポイントだけの購入金額
1月:2,959円
2月:4,450円
3月:5,815円
4月:7,091円
(4月25日現在)
決してバカにはできません。
まずは、日常生活の中で支払額の多いものから、ポイントを一括でためられる方法を探ってみてください。
チリツモ効果で、家計に役立つ金額になります。
ただし、交換には必要なポイント数が決められていたり、利用できるまでに時間がかかるものがありますので、ご注意ください。
2. Pay払いの還元
昨年末より話題をさらったPay払い。
PayPay、LINEPay、d払いは、最大20%還元のキャンペーンを開催していましたから、利用した方も多かったのではないでしょうか。
キャンペーンはとても盛り上がりましたが、その20%還元された金額は上手に使いましたか。
中でもPayPayは、100億円がなくならない限り5月末までキャンペーンが続行されています。
そのため期限に間に合えば、キャッシュバックされたPayPay残高で支払うと、またまた20%バックされることもあります。
時に新時代「令和」を迎えたセールが、多くの店舗で展開されます。
組み合わせれば、さらにオイシイ使い方ができそうです。

3. クレジットカード
クレジットカードを使えば支払いは先延ばし、今日の支払いはしなくて済みますが、使うときは要注意です。
ゴールデンウイークなどで他にもお金を使いすぎているとき、その支払いは来月1度にまとめてくる可能性があります。
カードの締め日、支払金額を必ずチェックしておいてください。
今後のためにも対策を
いざという時をどう乗り越えるか、家計にとって先々の貯蓄計画にも響く大切な場面です。
普段から余裕をもって貯金しておくことが最善ではありますが、近ごろ進むキャッシュレスは使い方次第で非常事態のお助けアイテムに変わります。
いつも利用しているお店でどんな支払い方ができるのか、把握しておくこともいざというときに役立ちます。(執筆者:吉田 りょう)