毎日の家事は「ためると大変だから日々コツコツと」、「手早く簡単に」などいろいろな工夫を試している方が多いと思います。
そこで「いっそのことやらない」という選択肢はいかがでしょうか。
家電や便利グッズの手を借りて「しない家事」を実現するための費用や方法についてお話します。
目次
1. 掃除機はかけない → お掃除ロボットにお任せ
お掃除ロボットを使えば、リビングや寝室に留まらず、洗面所やキッチンなど狭いエリアにも自分で掃除機をかける手間が省けます。
筆者は7年前にルンバを購入しました。
今までにバッテリーを3度変えていますが、まだ現役で動いています。
バッテリーは純正品だと1万円前後ですが、Amazonで互換品を3,000円ほどで購入し問題なく使えています。
筆者の体験ですと、互換品のバッテリーの使用期限は約2年でした。
もし今からルンバを購入するのであれば、最も低いグレードの600シリーズでも十分だと思います。
以前は「バーチャルウォール」という、ルンバが段差などで落ちないよう「見えない壁」を作ってくれる付属品は、上位機種にしか付いていませんでした。
現在は標準装備となっていて、低いグレードのルンバでも付いています。
「バーチャルウォール」を使えば、掃除してほしいエリアを区切ってルンバを使うことができます。
トイレ以外の全ての狭い場所の掃除まで、自分でしなくて済むのはとても魅力的です。
※ ルンバ600シリーズの場合
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2. 洗濯物は干さない → ドラム式洗濯機に乾燥までお任せ
ドラム式洗濯乾燥機を使えば、洗濯から乾燥まで自動で行うため、基本的には洗濯物を外に干す必要がありません。
筆者宅では7年前に購入した日立のドラム式洗濯乾燥機が、まだ現役で活躍しています。
長年使うためのポイントは、乾燥時に出る埃や糸くずをキャッチするフィルターをたまに水洗いすることと、年に1度純正品のクリーナーを使ってドラムの槽洗浄を行うことです。
純正品のクリーナーは家電メーカーが販売しているもので、価格は2,000円前後します。
ドラッグストアで販売されている1つ300円ほどの洗濯槽クリーナーの7倍もの値段ですが、高いだけの価値があります。
以前、洗濯槽の臭いが気になって日立のお客様相談室に電話したとき、
と言われ実際にやってみました。
するとドラッグストアの槽洗浄クリーナーを何度使っても改善しなかった臭いが、一気になくなりました。
※ 国内メーカーの型落ち品の場合
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3. お米はとがない → 無洗米を活用
最近の無洗米は味が良くなり、といだお米とそんなに変わりません。
普通のお米と比べて200円程高いですが、省くことができる手間を考えるとすぐにペイできます。
4. 食器は洗わない → 食洗器にお任せ
食器洗いの手間を省けるのはもちろんのこと、たくさんメリットがあります。
洗剤やお湯の使用による手荒れがなくなります。
調理中に出た鍋やボウルなどの器具をどんどん食洗器に入れながら進めることができるので、調理後にシンクが片付いた状態でご飯を食べられます。
また、洗いにくい水筒やお弁当箱も食洗器対応のものなら入れることができますので、茶渋やベタつきを防いで常に清潔な状態を保てます。
朝食と昼食後に1回、夕食後に1回の計2回使えば、本当に1日に1度も食器洗いをせずに済みます。
5. 洗面台やシンクの掃除は毎日しない → 3つのタイミングで掃除する
ルーティーンの家事にはせず、以下の3つのタイミングで掃除します。
汚れが目に付いたら
→ 歯磨きをしているときついでに、ハンドソープをつけた片手でシンクや水栓をさっと拭います。
タイミング2.
いつもと違う臭いがしたら
→ 水栓にカビキラーをシュッとひと拭きします。
タイミング3.
来客の前だけ念入りに
→ 鏡みがきなど、いつも頑張っていないところを念入りに掃除します。
6. 子供の靴は手で洗わない → 専用ネットに入れて洗濯機へ
子供が週末に持ち帰る上履きや汚れたスニーカーも手洗いしません。
専用のネットに入れれば、洗濯機で洗うことができます。
ネットの中にデコボコしたスポンジがついていて、これが靴の汚れをこすり落としてくれます。
大人の靴もキャンバス地のスニーカーは同じ方法で洗えます。
ピカピカに蘇るので、買い替えの頻度が減り節約にもなります。
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7. トイレは掃除しない → 流すたびに掃除できるスタンプ洗剤を活用
スタンプ洗剤を便器の内側に押しておいて、流すたびに掃除してもらいます。
ドラッグストアで大手トイレタリーメーカーの商品を買うと500円くらいかかりますが、セリアのトイレ用スタンプ洗剤は1か月4回分で税抜き100円です。
効果も変わらないのでおすすめです。
「しない家事」の時間を仕事や趣味、休息にあてる
今まで家事に充てていた時間と労力を節約できれば、その分仕事をすることもできますし、休息や趣味の時間に充てることもできます。
まとまった費用の必要な方法もありますが、一気に購入せず毎月少しずつ積立をしたり、ボーナスのたびに1ずつ購入しても良いと思います。
「しない家事」をぜひ検討してみてください。(執筆者:石田 彩子)