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「名もなき家事」些細な態度や言動が離婚の危機を招く 時短節約「自分でできることは自分でやる」

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「名もなき家事」些細な態度や言動が離婚の危機を招く 時短節約「自分でできることは自分でやる」

一つ屋根の下、家族みんなで暮らしていると、家事が必要です。

洗濯、掃除、炊事…やって当たり前な家事ですが、中には「家事」と認識されていないような家事もちらほらです。

そんな「名もなき家事」が夫婦仲にジワジワを亀裂を入れています

今回は、20~50代の男女がどんなものを「名もなき家事」だと認識しているのか、夫婦仲にどんな影響を及ぼしているのかについてアンケートを実施したので紹介していきます。

名もなき家事が夫婦仲に亀裂を入れる

1、実録「名もなき家事」にはこんなものがある

そもそも名もなき家事って、どんなものがあるの?

と感じている方も多いことでしょう。

ここでは皆さんからの意見を紹介します。

「お風呂の掃除は認識されていても、浴槽の掃除だけでなく、カビ取りや髪の毛がたまったら捨てるなどの排水溝の掃除は名もなき家事だと思います」(20代女性・自営業)

よく、ご主人がお風呂掃除担当という声も聞かれるようになりました。

しかし、排水溝の掃除にまでちゃんと手が回っている方は少ないのではないでしょうか

髪の毛がつまり、段々お湯が流れにくくなった経験はありませんか?

我が家でもたまにあり、ハッとして髪の毛の固まりを取り除いています。

これからの季節、家庭内でかなり需要が出てくる麦茶についても意見がありました。

「冷蔵庫の麦茶がなくなりそうになった時点で、気づいた人が新しい麦茶をやかんで沸かして、冷ましておくこと。ポットが空になったらすぐに新しい麦茶を冷蔵庫に入れられます。これをちゃんとやってくれるだけでどんなに楽か」(30代女性・主婦)

このほかにもたくさんの「名もなき家事」が出てきました。

名もなき家事はたくさんあります

・「冷蔵庫の中の整理と賞味期限の確認」(50代男性・自営業)

・「飲んだ後の牛乳パックをすすいで開いて乾かす」(40代女性・自営業)

・「飲み終わったペットボトルをすすいで乾かす」(40代女性・自営業)

・「各部屋のカーテンを開け、しっかり紐で結ぶ」(20代女性・主婦)

・「布団が起き抜けのまま。家族全員のぶん奇麗にベッドメイクするのは大変」(30代女性・パート)

・「リビングのブラインドの掃除。意外も手間もかかるけど誰もやらない」(30代女性・自営業)

名もなき家事がたくさん…。

「気付いたらやる」、「できる人がやる」という家事こそ、まさに「名もなき家事」に共通するポイントといえますね。

そして、皆が気付いていながら「誰かがやっておいてくれるだろう」という意識でやらない…というのが多くのパターン

結局、誰か一人に負担が集中し、ジワジワ、イライラが増していくのです

2、配偶者のこういった態度や言動に、イラッとしています

実際のところ、こういった「名もなき家事」のせいでどういった流れで夫婦仲に亀裂が入ってしまうのでしょうか。

配偶者にイラッとする瞬間について、伺ってきました。

「畳んだ洗濯物を夫のぶんもしまうことです。しまってと言っても『またすぐに着るし』と言われます。ホコリもかぶるしニオイも移るし、出しっ放しにする訳にもいかず、渋々片付けています」(40代女性・会社員)

指摘をしても直さない、自分のスタイルを貫く…ここで気持ちがすれ違ってしまうのですね。

片付ける意味、片付けないことでこういった問題があると伝えてみる必要がありますね。

そして、「しまう習慣」作りもしてもらわなければいけません。

「洗濯物を畳むとき、一枚ずつ裏返していくのが大変。裏返しにしたまま洗濯機に入れないでほしい」(20代女性・自営業)

脱ぎっぱなしの状態で洗濯機にかけると、濡れた状態で裏返しに。これを直すのって、結構な手間なんですよね。

かといって、洗濯機に入れるときに一枚ずつチェックするのは大変。

これぞまさに思いやり、名もなき家事というわけです

裏返しばっかりの洗濯物にうんざり

3、「名もなき家事」のなかでもどんなことをされたらうれしいのか

では実際に、多くのすれ違いをうむ「名もなき家事」で、どんな対応をしてもらえたらうれしいと感じるのでしょうか。

「ゴミ出しをしてもらうのですが、そもそもゴミを各部屋に回収に行ってもらいたい。そしてまとめて出すという一連の流れを全部やってもらって初めて『ゴミ捨て』してもらえたという感覚になり、うれしいです」(20代女性・会社員)

先ほどお話したように、お風呂掃除でも排水溝はノータッチ…といったように、担当する家事についてはしっかりと細部に渡って担当し尽くす意識を持つことが大事ですね。

「自分のことをやってくれるだけで、十分ありがたいです。部屋の片付け、使った物を元の場所に戻す、食べた皿を水につけておく。これだけでいいからやってくれたら、かなり時短です。些細な世話で時間がどんどん潰されていくので、セルフでできる事はやってほしいですね」(40代女性・主婦)

切実な意見ですよね。「自分でできることは自分でやる」ただそれだけでいいのです。

自分のちょっとした甘えを捨て、家事に細部まで責任を持つだけでパートナーからの評価は大きく変わることでしょう

きっと誰かがやってくれるはず、自分じゃなくてもできるからいいや…こういった考えを見直し、思いやりにあふれた暮らしをしてみてはいかがでしょうか。

自分でできる事をするだけでも、時短節約につながります。(執筆者:三浦 希枝)

《三浦 希枝》
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三浦 希枝

三浦 希枝

前職は海上保安庁に所属し、船舶料理士とヘリコプタ―降下員として勤務。退職後、フリーライターになり4年目に開業。子連れ離婚そして再婚を経て、二児のママとして仕事との両立を図っている。Webライティング講師業もはじめ、活動の幅を広げている。趣味は時短、節約。特技は水泳(インターハイ出場経験有!) 寄稿者にメッセージを送る

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