おいしいし、節約にもなるし、できたら続けたいお弁当作りですが、なかなか続きません。
もしかしたら、写真で見る「美しく詰められたお弁当」の理想を追っていませんか。
毎朝きれいにおかずを詰めるなんて、正直ハードルが高すぎます。
そこで今回は、本当に簡単な「詰めないお弁当作り」をご紹介します。
目次
段階1. まずは水筒・おにぎりだけがんばってみる
外食・社食ランチを続けていた人が、いきなりお弁当生活に切り替えるのは至難の業です。
そこでとりあえず、毎日家から食べ物を持って行くことを習慣にしましょう。
水筒やおにぎりから始めてみてください。
慣れないうちは、忙しい朝にお茶やおにぎりを作ることすら難しく感じます。
安心してください、慣れていくので大丈夫です。
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寝る前にすること
筆者は、寝る前に電気ポットに水筒用の水を入れておきます。
炊飯器も、起きる時間に炊き上がるようタイマーをセットします。
起きたらすること
朝起きたらポットのスイッチをオンにして、顔を洗います。
朝ごはんの支度をしながら、おにぎりもついでに握ります。
ポイント
おにぎりを握るのが難しい方は、タッパーに詰めるだけでもOKです。
もっと言えば、冷凍ご飯やパックごはんでも十分です。
好きなふりかけを一緒に持って行きましょう。
段階2. おかずも持って行く
水筒とごはんの準備に慣れたら、おかずに挑戦しましょう。
といっても、朝起きて作らなくて大丈夫です。
昨日の残り物やお惣菜を小さなタッパーに入れるだけです。
おすすめのおかずと容器
フジッコの「おかず畑シリーズ ミニ」なら、そのまま持って行けます。
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オフィスに電子レンジがあれば、お味噌汁やスープ系もおすすめです。
液体は漏れないか心配という方も大丈夫です。
筆者は「ジップロック スクリューロック」を愛用しています。
ほとんど漏れたことがありません。
心配なら、さらにジッパーつきの食品保存用袋に入れれば安心です。
段階3. 斬新メニューを取り入れる
同じメニューだと、さすがに飽きてしまいます。
そこで、手間は変わらないメニューをご紹介しましょう。
そうめん、うどん
ゆでたそうめんやうどんをタッパーなどの容器に詰めて、麺つゆやまぜつゆを別に持って行きます。
電子レンジが使えるなら、冷凍うどんでもOKです。
コンビニで袋サラダを調達すれば、サラダ麺のできあがりです。
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カレー
大き目タッパーに詰めたご飯と、レトルトのカレーを持って行くだけです。
うどんにかける場合は、だし醤油とお湯を入れたら、和風になって美味しいですよ。
鍋の残り
鍋の残りがあるなら、冷凍うどんと一緒に持って行きましょう。
美味しい鍋のしめをランチに食べられますよ。
おにぎりから始めて続けられるお弁当を
節約効果絶大なお弁当を無理せず続けられる方法をご紹介しました。
理想のお弁当像を一度忘れて、「詰めなくてもいいお弁当」でランチを持って行くことに慣れていきましょう。
外食ランチは、高いだけではなく、塩分やカロリーが驚くほど高いものがあります。
10年後の健康のためにも、ぜひ「とりあえずおにぎり」から始めてみてはいかがでしょう。(執筆者:安藤 鞠)