ムダ遣いをしていないのに、財布からお金が減っていってしまう…という人は少なくはないでしょう。
大きな買い物をせず、ぜいたくもしていないのに出費が多い場合は、「少額ムダ出費」が原因かもしれません。
小さな額の出費は無意識のうちに発生していることが多いので、自分では気づかないことも多いです。
しかし、たとえ小さな出費であっても、積り積もって結果的に大きな出費になります。
そこで今回は、家計の少額出費にはどんなものがあるのか、代表的なものについてまとめました。

目次
1. 100均の行き過ぎ
100円ショップは、日用品からお菓子まで、何でもそろっています。
1個108円で購入できる手軽さから、本当に必要なものなのかを考えずにどんどんカゴへ入れてしまいます。
もちろん、便利なものやあって助かる商品はたくさんありますが、ブレーキがかかりにくくなってしまうため、無駄遣いを増やしてしまう場合があります。
対策
100均に行くときは、あらかじめ「買うものリスト」を作っておき、必要なものだけ買うよう心がけましょう。
2. コンビニは「ちょい無駄遣い」の宝庫
タバコや飲み物など、ちょっとしたものが欲しいときに便利なコンビニ。
しかし、その便利さがゆえに、ちょっとした無駄遣いをしてしまいがちです。
仮に缶コーヒー1本しか買わなかったとしても、週5回買った場合、1本120円 × 20本で月2,400円の出費が発生してしまいます。
対策
「コンビニにはできるだけ寄らない」ようにするだけでも、細かい出費を抑えられます。
3. スマートフォンの無駄な出費

格安スマホに乗りかえたとしても、使い方によっては無駄な出費が多く発生している場合もあります。
・ ゲームの課金代
・ あまり使っていない有料会員アプリ
・ 契約時に登録した有料サービス
・ 写真を保存するための有料ストレージ代
ざっと考えてみただけでも、これだけの出費が予測できます。
スマホ代は、基本の料金プランだけで済ませることが1番です。
対策
最初のプランが高い場合は、今すぐにでも見直しましょう。
ゲームは課金しなくて済む範囲内で楽しむようにし、なくても困らない有料会員アプリは解約します。
そして、契約時は無料で付いてきたサービスも、1年2年すると有料会員に切り替わるケースは少なくありません。
気づかないうちに毎月課金されている可能性もあるので、しっかり確認し、不必要であればすぐに解約しましょう。
また、iphoneの場合、ストレージに写真やメールなどのデータをバックアップができますが、容量によって支払いが発生します。
容量が特に大きい写真や動画は、DVDに焼くなど他に保存方法がありますので、ストレージに頼らず出費を減すことも節約につながります。
意識しないと気が付きません
細かい出費は案外気づかないうちに発生します。
日ごろから意識して過ごすことで、小さな出費も減らせます。
しかし、無理しすぎは良くありません。
コンビニに絶対立ち入らないと必死に我慢するのではなく、
など工夫をすることも大切です。
ストレスをかけすぎないように、ラクな気持ちで小さな出費を削減していきましょう。(執筆者:三木 千奈)