手っ取り早く節約するには、大きな支出を見直すことが早道です。
けれども毎日使う必需品だって見逃せません。
たとえ少額でも、必需品ならじわじわとチリツモ効果が出てくるはずです。
そこで今回は、いろいろな商品の詰め替えに注目してみました。
セリアで見つけた、日常のプチストレスを解消する詰め替え容器もあわせてご紹介します。

目次
なぜ詰め替えるのか
100均で買うとしても、「なにもわざわざ容器を買わなくても、市販のものをそのまま使えばよいのでは」という意見はもちろんあると思います。
しかし、お金を支払ってでも容器を購入する理由は3つあります。
詰め替え容器を買う理由1. コストダウンできる
例えば、おなじみのボックスティッシュは、5箱1セットまたは3箱1セットで200円前後で販売されていることが多いです。
一方、イオンのプライベートブランド「外箱を省いた ティシューペーパー」は、本体価格174円(税込187.92円)です。
わずか25円ほどの違いではありますが、毎日使うティッシュです。
週に1箱使っていれば月100円、年間約1,200円、10年たてば1万2,000円の差が生まれます。
家族が多いご家庭ほど節約効果がありそうです。

詰め替え容器を買う理由2. ゴミが減る
上記のイオンのティッシュには外箱がありません。
シャンプーやボディソープなどの詰め替え用もコンパクトに畳んで捨てられるものが多いため、ごみが減ります。
詰め替え容器を買う理由3. 清潔に保ちやすい
ハンドソープやボディソープ、シャンプーなどは、湿気の多い水回りで使用します。
同じ入れ物に継ぎ足して使用し続けることは、衛生的にも好ましくありません。
筆者はそれぞれ2つずつ換えを用意しておいて、使い切ったら水洗いして乾燥させるようにしています。
残りが少なくなった時点でもう1つの容器をスタンバイするため、お風呂に入っている途中に「足りな~い」なんてこともありません。
セリアのスタイリッシュな詰め替え容器
ここからはセリアで見つけた、日常のプチストレスを解消する詰め替え容器を紹介します。
1. ボトル型ティッシュケース:コンパクトでどんな場所にも納まりやすい

まさに、こんなのを探していました。
よくあるボックスティッシュ用のケースは、微妙に場所を取ります。
高さがない棚などに置いておくと「ティッシが出しにくい…」とプチストレスを感じていました。
セリアのボトル型ティッシュケースは筒型ですからTVやパソコンなどの隙間にも納まります。
また、横置きすれば普通のティッシュより幅は2/3程度サイズダウンします。
ケースとはいえあらかじめめ120枚セットされており、なくなれば底を外して市販のものを入れられます。
白とベージュのベーシックカラーがラインアップされているので、デスク周りでもリビングにもスマートになじむでしょう。
ただし、そのコンパクトさから、一般的なボックスティッシュは300枚(150組)入りであるのに対して、このボトル型に詰め替えられるティッシュの量は120枚(60組)です。
2. スパイスボトル:引き出しにスッキリ収納、連結もできる

塩、コショウ、スパイスなど調味料も、今では詰め替え用が多く販売されています。
そしてまた、100均には多様な調味料入れがあります。
今回チョイスしたのは、高さ約9センチというちょっと小ぶりなものです。
調味料は毎日頻繁に使用するうえに口に入るものですから、油がとんだり、湿気が多いキッチンでは汚れがとても気になります。
このサイズ感なら、コンロのすぐそばにあるシンクの引き出しに収納できます。
さらに直径は約5.5センチあるため、スポンジが底までしっかり入り込み洗うのもラクチンです。
取っ手部分をはずせば連結させることができるので、深さのある引き出しでも利用できそうです。
3. ソープボトル:多様な形から自分好みのものを見つけよう

筆者が出かけたセリアには、
・ 泡になるもの
・ 最後まで使い切れるよう底がすり鉢状になったもの
・ 角形、円柱型
など形状もさまざまなものが、棚3段にぎっしり並んでいました。
そこで注目したのは、円錐型のちょっと珍しいタイプです。
これまで角形、円柱型と使ってきましたが、どちらも角が洗いにくいというデメリットを感じていました。
これは、角ばった部分が少ないため洗いやすそうです。
容量360mlと少々小さめですが、減り具合は一目瞭然です。
ハンドソープ用には四角いものを選びました。
小さなサイズですから洗うにもそう無理はありません。
ホテルで見かけるようなデザインは、いつもの見慣れた洗面所をわずか100円で手軽にリフレッシュしてくれます。
容器を変えてお部屋もイメージアップ
セリアで扱っている商品は、落ち着いた色合いのものが多くとってもオシャレです。
容器を変えるだけで、ちょっぴり節約できて、お部屋のイメージも何だか変わります。
ぜひ、一度セリアをのぞいてみてください。(執筆者:吉田 りょう)