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株式投資の魅力を知ろう「銘柄はあなたの目的から探す」

と相談を受けたときには
とお答えしています。
投資信託では金融のプロが投資信託のテーマに合わせた金融商品を、福袋のようにまとめて1つの商品として販売します。
金融商品の中身は株式や債券、不動産などさまざまな種類のものが含まれていますが、初心者に投資信託をオススメしている理由は、
・自分の目的に応じたテーマを選択できること
・多くの金融商品をまとめているので、リスク分散に繋がること
の3つです。
投資を始めるときに多くの人が戸惑うことは自分で商品を選ぶことです。
多少のコストを支払ってでも、投資のプロに運用を任せたほうが安心して投資を始められる人が多いのです。
あなたが投資をする目的とは
株式投資はリスクが高い金融商品と言われています。
リスクとは大きく儲けることがあれば、大きく損をすることもあるということです。
短期的な利益を求めようとすると時間を味方につけることができないので、リスクが大きくなります。
株式を購入するなら時間をかけて企業を研究し、まずは長期的な保有を目的とすることをオススメします。
保有している時には配当や株主優待券による収益を得ることができ、目標としている株価に到達したときには株を売却すると譲渡益を得られるからです。
ただし、損失が出てしまった場合でもすぐに売却してはいけません。
焦らずに自分が信じた企業を応援することも大切です。
株式を購入する基準
株式投資をする際に大切なことは、売却益と配当益(株主優待含む)のどちらに魅力を感じるかです。
どちらの利益を求めているかで最終的なゴールが異なるので、始めに意識しておきたいポイントです。
原則として株を購入するときは長期保有をオススメしますが、短期保有が目的で株を購入する方法も存在します。
ただし、こちらは初心者にはオススメしません。
売却益を狙うなら
・ 企業の決算発表がある周辺の時期に購入する。
・ 暴落した株を購入する。
ことを意識すると短期での売却益を狙うことができるかもしれません。
ねがさ株を購入するにはある程度の資金が必要なので、決算発表に期待ができそうな企業や、株価が暴落したけど理論株価を下回っているような企業の株価を狙うとよいでしょう。
繰り返しになりますが、短期で利益を狙うということは短期で損失が出る可能性もあるということなので注意が必要です。
配当益を狙うなら
・ よく利用する企業の株主優待を目的とする。
・ 今までの情報を見たときに、安定して配当を出している企業の株を購入する。
ことを意識すると、安定して配当益を得られるでしょう。
株主優待は企業によってさまざまですが、自社の商品券や食事券が一般的です。
優待券を配布していない企業は配当として株主に利益を還元していますが、優待券を発行している企業は自社の商品を身近に利用してほしいという目的で配布しているようです。
株式投資の本質は好きな企業を応援すること

株式を購入する投資家は、企業の信念や社長の考え方を大切にしています。
企業の成績を知り分析することも大切ですが、株を購入するということで、企業が消費にサービスをとおして世界を変えていく様子を応援することに繋がるからです。
投資に慣れてきて、一歩踏み込んだ投資をしてみたいと考えている人にこそ株式投資をおすすめします。
企業の株主になって一緒に経営を見守っていくことも楽しいですよ。(執筆者:中西 雅也)