男女問わずデキる人の多くは身の回りがいつもスッキリしています。
ムダがないシンプルな生活をしている人のなかには、お金の管理が上手な人も多いです。
そこで今回は、収納上手になるためのコツを紹介します。
収納上手と節約上手の一石二鳥を狙いたい人は早速始めてみましょう。

目次
収納が足りないと感じている人はおよそ60%
ぐるりと部屋を見渡すと、クローゼット・収納ラック・衣装ケースといった収納スペースやアイテムがたくさんあるという人も多いことでしょう。
それでも、収納についてアンケートを実施すると60%近くの人が「収納量が足りない」と感じています。

部屋をスッキリさせるために収納を増やそうと考える人もいますが、安易に収納アイテムを増やすと、かえって部屋がごちゃついたり狭くなったりします。
部屋が片付かない原因が収納不足だと決めつける前に、本当に必要なものがどれくらいあるのか把握することが大切です。
収納を増やさず不用品を処分する
ホームセンターや量販店なら、2~3段のコンパクトなカラーボックスやプラスチックの衣装ケースが1,000円以下で購入できます。
しかし、収納上手を目指すならまずは不用品を処分するところから始めましょう。
処分に時間がかかるアイテムの代表格が衣類です。
「高かったのに」、「もったいない」といった心の声に邪魔されて、ついついしまい込んでしまう人も多いのではないでしょうか。
高かったのにほとんど着なかった服は、今後洋服を買うときの勉強料と考えましょう。
また、もったいないと言いながらしまい込んでいるほうがよっぽどムダです。
もったいないと思うのであれば、リサイクルショップやフリマで、必要としてくれる人に回したほうが気持ちもスッキリします。
筆者も、これまでに数多くの子どもの洋服やベビーグッズをフリマで手放してきました。
すぐに買い手がつくのは、子どもたちが卒園式や入学式などで着たスーツや靴です。
使わなくなったアイテムは、状態が良いうちに手放しましょう。
また、洋服に限らず電化製品やダイエットグッズなど使っていないものは、どんどん手放すことがポイントです。
買い物に慎重になることでムダ遣いを解消

食材は食べてしまえばなくなりますが、洋服や雑貨アイテムなどは長いこと家のどこかに収納もしくは飾られることになります。
使う頻度が多く実用的であれば問題ありませんが、衝動買いで選んだアイテムはタンスの肥やしになる可能性大です。
定期的に身の回りの不用品を処分することで、着なかった服や使わなかったアイテムのデータが蓄積されて、買い物の検討が上手になります。
慎重に買い物ができるということは、衝動買いをしたりミスマッチな家具やサイズが合わない洋服を買ったりといったムダ遣い防止にも役立ちます。
収納上手になると思考もスッキリします
収納上手になると決断力がアップし頭のなかがスッキリします。
収納が足りないと感じている人もいますが、本当に必要なものが何なのか見極めると、意外と今ある収納にスッキリ収まるものです。
収納と節約はとても似ています。
持っているものと収める場所、持っているお金と使い方を知って収納上手で節約上手な人を目指しましょう。(執筆者:成田 ミキ)