筆者は長く生鮮野菜にこだわりがありましたが、最近は積極的に「業務スーパー」の冷凍野菜を使っています。
その理由は、価格の安さと、すぐ加熱調理できる利便性にあります。
今回はそんな冷凍野菜について、筆者が実感しているメリットや、筆者おすすめの4つの冷凍野菜をご紹介します。
業務スーパーの冷凍野菜のメリットは、大きく分けて3つあります。

目次
メリット1: 価格が安い上に安定している
最大のメリットは価格が安く食費の節約に役立つことです。
多くは500gで1パック100円台~200円台の価格で、スーパーの生鮮野菜よりも安いものも多いので、食費の節約になります。
また、価格が安定しているのも特筆すべき点です。
冷凍野菜の価格は天候の変動にあまり左右されないので、天候不良で野菜が高い時期ほど食費の節約効果が高くなります。
メリット2: 下ごしらえ済みで料理時間を短縮できる
カットや加熱調理などの下ごしらえ済みであることも、大きなメリットです。
野菜によってはボイルや素揚げまでされているものもあり、非常に便利です。
通常、下ごしらえの時間は10分~30分ほどかかりますが、その時間を次の作業に充てられます。
その結果、調理時間も短縮でき、浮いた時間を有効に使えます。
メリット3: ゴミや食品ロスが出にくい
ゴミや食品ロスが出にくい点も、冷凍野菜のメリットです。
冷凍野菜は下ごしらえ済みなので、皮や種などのゴミが出ません。
また、瞬間冷凍で鮮度を保っているので非常に長持ちし、腐らせて廃棄する回数も減らせます。
以上のことを踏まえた上で、ここからは筆者が節約と時短料理の両面で重宝している、おすすめの冷凍野菜を4つご紹介します。
筆者おすすめ冷凍野菜1:ごぼうにんじんミックス

筆者がもっとも重宝しているのが、「ごぼうにんじんミックス」です。
千切り済みのゴボウやニンジンが袋にぎっしり入っており、大食いの我が家でも2~3回に分けて使える量で、価格は192円です。
近所のスーパーだとゴボウの価格だけで税込214円ですから、とても安いです。
また、すでに千切りカットされている点が、筆者にとっては大きなメリットです。
ゴボウやニンジンの千切りには結構時間がかかり非常に面倒です。
主婦歴約30年の筆者でも、正直疲れます。
そのカットの手間が省ける「ごぼうにんじんミックス」は、調理時間はもちろん、野菜を千切りするわずらわしさまでカットしてくれます。
筆者おすすめ冷凍野菜2:和風野菜ミックス

「和風野菜ミックス」は最近使い始めた冷凍根菜ですが、やはり重宝しています。
こちらは筑前煮などの煮物のほか、和風温野菜サラダや炒め物としても活用でき、意外と使い道があります。
1袋約202円で4人分の1品ができるコスパのよさでも評価できます。
こちらは皮むきとカットが済んでおり、ゴミを出さずに調理できるのも大きなメリットです。
特にぬるぬるして皮をむきにくいサトイモが、すでに皮むき済みなのは非常に助かります。
筆者おすすめ冷凍野菜3:ヨーロピアン野菜ミックス

ご紹介する冷凍野菜の中でもっとも安価の160円です。
同じ野菜をスーパーでそろえたら、この価格の何倍もするでしょう。
シチュー、スープ、カレーなどの洋風メニューに最適ですが、オムレツの具、温野菜サラダ、和風だしを使った煮物などにも使える点で、用途が幅広いと思います。
こちらも皮むき、カット済みでそのまま加熱調理ができます。
調理時間の短縮にも大きく貢献する冷凍野菜です。
筆者おすすめ冷凍野菜4:揚げなす乱切り

筆者がもっとも画期的だと感じている「揚げなす乱切り」は、500gで180円です。
カット済みに加えて素揚げ加工までされており、大幅に調理時間を短縮できます。
ナスの揚げびたしやみそ炒め、麻婆ナス、パスタソース、南蛮漬けなど、和洋中の料理に使えてとても便利です。
使える料理の種類の多さや量が多いこと、おまけに素揚げまでしてあることを考えれば、コスパ最強の冷凍野菜と言っても過言ではないかもしれません。
忙しい人こそ安くて日持ちする業務スーパーの冷凍野菜
業務スーパーの冷凍野菜は、1パック200円程度で買える安さはもちろん、天候に価格が左右されない点でおすすめできる食材です。
これらの野菜は、皮むき、カット、素揚げなどの加工済みですぐ火を通せるので、料理の時短にも大きく役立ち、生の野菜より長持ちするのも大きなメリットです。
小さいお子さんがいるご家庭や、多忙で買い物に行く時間もない人こそ、上手に活用することをおすすめします。(執筆者:大岩 楓)