この記事の最新更新日:2020年7月28日
今年も野菜の値上がりが続いています。
野菜は貴重な栄養源ですから、高いからいといって購入しないわけにもいきません。
価格の安いもやしだけを買い続けるというのも、現実的には難しいです…。
そこで今回は、野菜の高騰に対応する方法を4つご紹介します。
価格は執筆当時のものです。
目次
野菜の値上がりに負けない節約術4選
1. 業務スーパーの冷凍野菜を活用する

業務スーパーでは、たくさんの冷凍野菜を取りそろえています。
価格は100円代のものがほとんどで、500gたっぷり入っているのでコスパ最高です。
すでにカット済み、調理済みのものが多いということもあり、調理時間の節約にもなります。
「カットほうれん草」は、下ゆで済みなので、冷凍のままパラパラと使えて便利ですよ。
このほか、筆者は冷凍のむきえだまめや、価格が高めのれんこんなどを冷凍野菜で購入しています。
2. 缶詰めや水煮を上手に取り入れる

缶詰めは、季節を問わず1年中価格が安定しています。
種類は限定されますが、どれも調理済みなので、時短ができるメリットもあるんです。
缶詰ならコーンやトマト、オリーブ、マッシュルーム、グリンピースが、水煮ならたけのこ、ぜんまいなどを活用できます。
とくにトマトは夏に価格が高騰しやすい野菜なので、缶詰めが家計節約に効果的です。
3. 価格の安い乾物をストックしておく

切り干し大根やひじきなど、乾物には栄養価が高い野菜がたくさんあります。
長期間保存が可能なので買いだめできますし、水で戻すだけで使えるので便利です。
また、乾物はハンバーグやなどのかさましにも使えるので、食費を抑えながらもボリューム・栄養満点の料理が作れます。
缶詰や水煮同様、乾物は安定して価格が手ごろなので、ぜひ積極的に取り入れていきましょう。
4. 見切り品を使って、「冷凍野菜」を手作りする

夏は気温が高いこともあり、野菜が早く傷んでしまいます。
そのため、購入した野菜をいかに長持ちさせるかも、ムダな食費をかけないためには大切なことです。
しかし裏を返せば、見切り品の野菜が出やすい時期でもあります。
野菜の価格が高騰していても、見切り品を半額で購入できれば、野菜の購入費を抑えられます。
ただし、見切り品はあくまでも見切り品です。
腐るまえに、購入してすぐ「手作り冷凍野菜」にして保存しましょう。
葉物、根菜、きのこなど、どんな野菜も正しい方法を使えば、冷凍保存が可能です。
冷凍するときは、水分をよくとり、下ゆでする・すりおろす・つぶす・カットするなど、適した形にして冷凍しましょう。
節約と時短で暑さと野菜の値段高騰を乗り切ろう
今年の夏は、これからも野菜の値段が高騰することが予想されています。
業務スーパーでは、冷凍野菜のほか乾物や缶詰も安いのでおすすめです。
また、業務スーパーの冷凍野菜は、調理済み・カット済みのものが多いので、時短ができます。
「暑いなかキッチンに立ちたくない」という願いも叶えられるうえに、野菜の購入費も抑えられるので一石二鳥です。
冷凍野菜・乾物・缶詰、そして見切り品も上手に使い、夏の野菜高騰を乗り切っていきましょう。(執筆者:三木 千奈)