目次
業務スーパーの冷凍点心の種類は非常に豊富

業務スーパーの冷凍点心は、1パック500~600gの大容量です。
4人家族でも十分足りる量です。
また、価格はどれも税込500円以内で、コスパのよさもうかがえます。
今回は、この冷凍点心のコスパについて、外食や手作りした場合との比較した結果をお届けします。
どの程度の節約効果を期待できるかについてもチェックしました。
冷凍点心は種類が豊富
主な点心だけでも、
・中華まん
・角煮まん
・餃子
・シューマイ
・春巻
・ごま団子
・中華蒸しパン
などがあげられます。
このうち、餃子とシューマイはさらに具の中身で細かく種類が分かれています。
全種類でいくつあるかは把握できませんが、筆者が知る範囲だけでも15種類程度、実際にはそれ以上の種類があると思われます。
業務スーパーの冷凍点心は安い価格で本格的な味を楽しめる

業務スーパーの冷凍点心は、いかにも業務用といった袋に入っているうえに、価格も500円以内という安さです。
それが理由で、味について疑問を持つ人もいるでしょう。
しかし、その味は意外と本格的で、中国在住経験がある筆者でも、おいしいと感じる点心が多いです。
これで500円以内なら、かなりコスパのよい食品だと言えます。
しかしながら、これは筆者の主観にすぎません。
そこで、もっと具体的にコスパのよさを証明するため、今回は筆者がよく食べる業務スーパーの冷凍点心2種類をピックアップし、外食した場合や家で食材から作った場合のコストと比較してみました。
コスト比較 その1.「小籠包」 業務スーパー VS 外食

ここからは、業務スーパーの冷凍点心のコストについて検証していきます。
最初は、家で作るよりも外で食べることの多い小籠包について、業務スーパーと外食価格で比較してみました。
b. ファミレス:1,900円(1人分380円)
業務スーパーとファミレスの差額:1,470円(1人あたり294円)
c. 小籠包専門店:3,025円 (1人分605円)
業務スーパーと小籠包専門店の差額2,595円(1人あたり519円)
※ いずれも税込価格。
コスト面では業務スーパー商品の圧勝です。
他の商品についてもいくつか比較してみましたが、ほぼ同様の結果が出ました。
また、食べる人数が多いほど両者の差額は大きくなり、5人家族なら数千円違ってきます。
それを考えると、
です。
食費を大きく抑えることも可能です。
コスト比較 その2.「えび餃子」 業務スーパー VS 手作り

次は、業務スーパーの冷凍点心と、同じものを手作りした場合とで、コストを比較します。
ここでは、業務スーパーのえび餃子と筆者がえび餃子を作った場合の材料費(税込金額)を比較してみました。
b. 手作りえび餃子30個分の材料費:953円
b. 材料費の内訳:餃子の皮(50枚)171円、豚ミンチ(400g)322円、太ネギ(1本)138円、むきエビ(小)1パック322円
意外にも、手作りえび餃子の材料費は、業務スーパーの2倍以上です。
ここに、かたくり粉や調味料の費用が加わればさらに高くなります。
つまり、
になったのです。
この結果から、家計という観点では、必ずしも「手料理 = 節約」というわけではなく、上手に冷凍点心を利用したほうがよいことがわかります。
業務スーパーの冷凍点心は家計と家事の強い味方
業務スーパーの冷凍点心の節約効果は、外食と比べるとかなり大きいです。
特に家族が多いご家庭だと、節約効果はさらに大きくなります。
加えて、業務スーパーの点心は調理済みなので火を通すだけで完了です。
食材から手作りするよりも低コストで、料理時間も大幅に短縮できる家計と家事の強い味方です。
上手に活用して賢く食費を節約しましょう。(執筆者:大岩 楓)