「サロンみたいな仕上がりのセルフカラー方法が知りたい!」
女性にとって毎月の出費の中で大きなものが、この「美容院代」です。
ここでは、美容院代を節約しながらきれいをキープできる、プロ仕上がりのセルフカラー方法について、ご紹介します。

目次
1. セルフカラーで美容院代はいくら節約できる?
美容院でカラーリングをした場合、カットやトリートメント代を合わせて1万円前後のお店が多いです。
毎月美容院を利用している人であれば、単純に年間12万円を美容院代として消費していることになります。
では、セルフカラーの場合はどうでしょう。
カラー剤の値段は1回分1,000円以下のものが多いため、毎月カラーリングをしても年間1万2,000円となり、美容院1回分の金額です。
また、セミロングやロングなど、頻繁に髪を切る必要のないヘアスタイルであれば、美容室でのカットは最低限の回数に減らせます。
1万円 × 12か月=12万円
【毎月セルフカラーをして半年に1回美容院でカット(1回5,000円)をする場合】
(1回1,000円 × 12か月)+(5,000円 × 2回)=2万2,000円
このように、ヘアスタイルを工夫した上でセルフカラーに変えれば、年間の美容院代を10万円近く節約することができるのです。

2. プロ仕上がりにする、セルフカラー方法
セルフカラーの仕上がりや髪への負担が心配な方もいらっしゃるでしょう。
そこで紹介したいのが、髪への負担も減らしながらプロ仕上がりにする、セルフカラー方法です。
ぜひ、参考にしてみてください。
手順1:ケープをかぶり、目の粗いクシで髪をとかします。
ケープやクシは100均で買うことができます。
おでこやこめかみの生え際部分には保護するためにクリームを塗っておきましょう。
なお、カラーの直前にシャンプーをするのはNGです。
頭皮や髪の皮脂が流され、カラー剤の刺激を受けやすくなります。
そのため、セルフカラーをする日はなるべくヘアワックスの使用を控え、シャンプーは前日に済ませておいてください。
手順2:カラー剤を塗布する
カラー剤を塗布する手順については、購入したカラー剤の説明書に従ってください。
プロ仕上がりにするための、秘密アイテム
ナプラ コラーゲンパウダー 参考価格¥1,876

最近の美容院では、コラーゲン入りのヘアメニューをよく見かけますが、実は自宅でもできちゃうんです。
このコラーゲンパウダーを市販のカラー剤に混ぜることで、髪へのダメージを抑えプロ級の仕上がりに近付くことができます。
コラーゲンには髪のキューティクルを補修・保護する働きがあり、ダメージの強い髪ほど効果を発揮するそうです。
セルフカラーの際には、カラー剤にスプーン3杯ほどのコラーゲンパウダーを混ぜ、髪に塗布します。
このコラーゲンパウダーは、お手持ちのシャンプーやトリートメントに混ぜて使えます。
手順3:洗い流す
購入したカラー剤の説明書の通りにカラー剤を塗布し、規定の時間置いたら、お湯で流していきます。
ここでポイントです。
カラー剤をシャワーで流す前に、少量のぬるま湯を手にとって、髪の毛全体にもみ込んでください。
これは美容院でも行う「乳化」という工程で、カラーリングのムラを防ぐ効果があります。
ぬるま湯とカラー剤が混ざってやわらかくなったら、シャワーでしっかりすすぎ、シャンプーをします。
手順4:トリートメント
最近のカラー剤には、アフタートリートメントが付いていることが多いですが、ない場合はお手持ちのトリートメントで大丈夫です。
シャンプー後にかるく水気を絞って、トリートメント剤を毛先からなじませます。
その後、目の粗いクシで髪の毛をとき、5分ほど放置してすすぎます。
放置する時は、シャワーキャップを使うとトリートメント剤が髪に浸透しやすくなります。
先ほどご紹介した、コラーゲンパウダーをトリートメントに混ぜると、さらに艶のある仕上がりになります。
3. 美容室でのカラー回数を減らす神アイテムも
でもやっぱりセルフカラーは色ムラが心配…というあなたに、美容室でのカラーリングの持ちを持続する神アイテムがあるんです。
それがこちら。

有名美容室が共同開発したカラー復元トリートメント「いろもちカラーリペア」。
普段のシャンプー後にこのトリートメントを使用するだけで、サロンで染めたカラーが復元するという新感覚のアイテムなんです。
美容院でカラーリングをした後に、この「いろもちカラーリペア」を使えば、美しいカラーを長持ちさせてくれるだけでなく、カラーリングによる髪へのダメージも修復してくれます。
節約しながらきれいをキープできる
カラーリングの頻度を減らすことは、節約効果だけでなく、髪への負担も軽減されます。
美容院代を節約しながらきれいをキープできるなんて、魅力的です。
ぜひあなたも参考にしてみてくださいね。(執筆者:平川 妙子)