インターネットでの株取引が一般的になり、兼業投資家でもデイトレをする方が増えています。
しかし、ちょっとしたお小遣い稼ぎが目的だとしても、トレードはお金を失うリスクが付きまといます。
本記事ではデイトレについて、銘柄の選び方からトレード時間、損益管理までをご紹介し、デイトレで利益を上げる投資法を案内します。

目次
デイトレは銘柄選びが重要
デイトレで勝つには、いくつか重要な要素があります。
それらには銘柄選びやエントリーポイント、資金管理などがあります。
それらの中から、トレードを始める際に誰もが悩む、銘柄選びについて、解説します。
一番簡単な銘柄選びの方法は、その日の株価上昇率ランキングの上位銘柄を探すことです。
この時のポイントは、上昇率ランキングの中から、1日の値幅が自分の許容範囲内の銘柄を選ぶことです。
値幅が大きく動く方が利益も伸びやすいのですが、予想を外した時の下落幅も大きくなります。
自分が落ち着いて取引できる金額と値幅をあらかじめ決めておいて、それに見合った値動きをする銘柄を2、3個選びましょう。
デイトレのトレード時間は想像以上に短い
デイトレと一口にいうと、朝9時から午後15時まで、いつでもエントリーしてトレードを重ねていくようなイメージを持つかもしれません。
しかし、実際は違います。
デイトレに向いている時間は決まっています。
それは、寄り付き(取引時間スタートの時間帯)から1時間以内です。
最も安定して値幅を取れるのは、株式市場が開いてから1時間程度と覚えておいてください。
意外かもしれませんが、デイトレで1番儲けやすいチャンスは、9時から10時までの限られた時間にあります。
これは考えようによっては、兼業投資家に有利とも言えます。
会社勤めなら、始業前後の1時間、主婦なら家族を送り出した後の1時間で、デイトレの時間が確保できます。
わずか1時間で専業投資家と同じように稼ぐ時間を確保できると考えれば、検討に値するのではないでしょうか。
損益管理が最も大事

デイトレは、毎日のようにトレードをして、小さな利益を積み上げることが基本となります。
そのため慣れてくると、なんとなく勝てそう、という軽い気持ちでトレードしてしまうことが増えてきます。
しかし、しっかりしたトレードルールに基づいてトレードしないと、すぐに損失が膨らみます。
この状況を避けるために、損益管理を忘れずにしてください。
最も基本的なトレードルールは、
というやり方です。
これなら、1勝3敗でも損はしないので、トレードチャンスは十分確保できるでしょう。
3つの要素を守ってデイトレで稼ぎましょう
デイトレは、気軽にお小遣い稼ぎができるものとして、始める方が増えています。
しかし、リスクを取ってお金を投資する行為であることを、忘れてはいけません。
本記事で紹介した銘柄の選び方、トレード時間、損益管理を覚えて、稼げるデイトレーダーを目指してください。(執筆者:卜部 友二)