キャッシュレス経済が推進されて、〇〇ペイが多くの企業によって発表されています。
コンビニで使えば〇〇%還元とか、10回に1回決済が無料になるキャンペーンなどが実施されました。
〇〇ペイは、キャンペーンに合わせて使い分けができる人にとってはお得な決済手段でしょう。
しかし、登録の段階からややこしいので、機械が苦手な人には使いこなすのが難しいのではないかと感じます。
特にキャンペーンを意識しない人なら、はじめからクレジットカードで決済してもいいと思います。

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お金の使途を把握したいならカードがおすすめ
という意見もありますが、スマホの家計簿アプリを使えば、どこのお店でいくら決済を行ったかわかりますし、カード会社のサイトでは明細を確認できます。
「いつ」、「どこで」、「なんのために」お金を使ったかを知りたいなら、カード決済のほうが優れています。
ただしカード決済の金額を意識しないと、カードで破産してしまうことがあるので注意が必要です。
ローン審査への影響はあり
よく聞くうわさ話ですが、結論からいうと、何枚もカードを持っていることで、カードの利用上限枠が増えることになります。
新しいカードの審査に通りにくくなるという意味では、あながち嘘ではありません。
ほかにローンの審査に影響が出るのは、信用情報に傷がついたときです。
傷というのは、カード利用額の支払いが遅れたり、キャッシング(リボ払い含む)を滞納してしまったような場合です。
現金に比べると、カード決済は「お金を払った」感覚が薄くなる傾向があります。
便利で楽だからこそ、意識して使うようにしましょう。
クレジットカードを複数枚持つメリットとデメリット

クレジットカードを何枚も持つことで、得することもあれば、注意が必要なこともあります。
メリット
カードを使い分けることで、
・ 海外旅行保険が付与され、空港のオーナーラウンジが利用できる
・ 提携店舗の商品やサービスを優待価格で利用できる
など、カード決済ならではのメリットがあります。
デメリット
複数のカードを持つ場合は、
・ まったく利用しなくても年会費が必要
・ キャッシングやリボ払いは利用しない
などの注意が必要です。
何枚もカードを使い分けることにより、カード会社独自のサービスを受けられますが、使用履歴が分散されるので支払いが煩雑になるというデメリットもあります。
特徴を理解したうえで上手に活用してください。(執筆者:中西 雅也)