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猛暑が続く夏休み
外で遊ぶのには暑すぎるし、ずっと家の中にいるのも限界です。
でも外出すると何かとお金がかかってしまう等々、この時期はいろいろ悩みが尽きません。
そこで今回は、リーズナブルに屋内で楽しめるプラネタリウムのある施設を中心に、関東・関西でオススメの施設をピックアップしてみました。
コスモプラネタリウム渋谷(東京都渋谷区)
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大人:600円
子ども(小中学生):300円
小学生未満:無料
渋谷駅から徒歩5分という好立地、「渋谷区文化総合センター大和田」の12階にあります。
買い物や食事などのついでに立ち寄れるので、人気の高いプラネタリウムです。
異なる投影回の観覧券を6枚集めると1回無料で観覧できるという、プラネタリウム好きにはうれしい特典もあります。
また、魅力的なイベントが多いことも特色です。
2019年秋のイベント「Moon party 2019」9/13開催
日本で千年以上前から続けられてきたお月見。
これにちなんで、
・ お茶の香とともに満天の星を楽しむアロマプラネタリウム「俳句と愛でる中秋の名月~お茶の香に包まれて~」
・ 「伝説のプラネタリアンと楽しむお月見」
・ 抹茶アート体験
・ お月見観望会
といったプログラムが用意されています。
2019年秋のイベント「Starry Music Special Edition~music by ACIDMAN」10/12投影開始
星と音楽のコラボレーションを楽しめるヒーリングプログラムです。
音楽を担当するのは生命や宇宙をテーマにした壮大な詩世界で唯一無二の存在感を放つロックバンド「ACIDMAN」。
その世界観を表現したストーリーと最新の天文映像を、美しいCG映像で楽しむことができます。
投影開始記念イベントも開催予定です。
このほかにも、季節によって内容が変わるキッズ向けの「ハチ公とめぐる月りょこう」、太陽系を旅する「プラネットジャーニー」、解説員による星座の神話が楽しめる「コスモ星空散歩」などの番組が好評です。
また、展示ロビーではさまざまな天文資料を見ることができ、バックパネルシートやチョークアート12星座などのフォトスポットもあります。
多摩六都科学館(東京都西東京市)
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・ 入館券(展示室): 500円/200円
・ 観覧付入館券(展示室+プラネタリウムまたは大型映像を1回):1,000円/500円
・ セット券(展示室+プラネタリウム1回+大型映像1回):1,400円/500円
上記の券にプラネタリウムまたは大型映像を1回追加:500円/200円
小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の5市で運営している科学館です。
2012年7月にリニューアルで導入された投映機は1億4,000万個を超える星々を投映。
最も多くの星を投映するプラネタリウムとして世界一に認定されています。
大型スクリーン完備のサイエンスエッグでは、プラネタリウムと迫力ある映像プログラムを楽しめます。
サイエンスエッグのプログラム:プラネタリウム
・ 2019年8月1日~ 「キッズプラネタリウム ペガロク きまぐれ宇宙旅行!」(上映時間:約35分)
・ 8月1日~9月29日 「全編生解説プラネタリウム 夏空にかがやく○○のナゾ」(上映時間:約45分)
サイエンスエッグのプログラム:大型映像
・ 8月1日~ 「アマゾン・アドベンチャー~蝶が伝える進化のひみつ~」(上映時間:約40分)
・ ~9月29日 「ポラリス2 ルシアと流れ星の秘密」(上映時間:約35分)
展示室も充実
テーマごとに5つの部屋に分かれた展示室も、充実した内容です。
・ ムーンウォーカーなどで宇宙の不思議を体験できる「チャレンジの部屋」
・ いろいろな感覚ゲームなどで体のつくりを再発見できる「からだの部屋」
・ 機械のメカニズムや電気・水道などが届けられるシステムを教えてくれる「しくみの部屋」
・ 昆虫標本や動物の剥製、生きた魚にも出会える「自然の部屋」
・ 貴重な化石や岩石を観察し地質や地球の活動のつながりを感じられる「地球の部屋」
があります。
併設のカフェ「六都なおきち」
「西東京野菜のからーいカレー」や「自家製塩こうじのガパオライス」、「波照間島産黒糖の自家製黒みつと黒ごまきなこの豆乳ドリンク」や「黒米とおしょうゆのパフェ」など、本格的で個性的なメニューが用意されています。
さいたま市宇宙劇場(埼玉県さいたま市大宮区)
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大人(高校生以上):610円
小人(4歳~中学生):300円
3歳以下:無料
※連続して2回の投映を鑑賞できるセット券あり。大人(高校生以上):1,000円、小人(4歳~中学生):500円
大宮駅西口から徒歩5分の距離にある「さいたま市宇宙劇場」。
プラネタリウムには「こどもの時間」、「星空の時間」、「映像の時間」、「音楽の時間」、そして期間限定の「特別放映」など充実したプログラムが用意されています。
またワークショップやコンサート、トークライブなど多彩なイベントも魅力。
子どもから大人まで楽しめるラインナップとなっています。
プラネタリウム
・ ~2019年9月29日 「ドラえもん宇宙ふしぎ大探検3」(星空生解説約15分+番組約30分)
・ ~8月28日 「ナットのスペースアドベンチャー」(星空生解説約15分+番組約30分)
・ ~8月30日 「音楽の時間 月へ…」(番組約45分)
・ ~9月30日 「映像の時間 銀河鉄道の夜」(番組約45分)
・ 通年 「星空の時間」(星空生解説約45分)
各種イベント
・ ~8月31日 アポロ計の歩みと最新の月面探査について紹介する「アポロ50周年記念企画展」
・ 8月25日 「わくわく消防音楽隊!夏休みファミリーコンサート」
・ 9月7日 月夜のプラネタリウムで和歌に耳を傾ける「月に想いを寄せて」
・ 9月21日 朗読とハーブで綴る「音楽朗読ファンタジー~銀河鉄道の夜~」
・ 10月13日 オーロラ上映とトークライブを楽しめる「プラネタリウムdeオーロラワンダーランド」
などが予定されています。
また売店ではクリアファイルやエコバッグ、星座をモチーフにした栞などさまざまなアイテムが販売されており、たこ焼きやプリン、バニラアイス、チョコレートケーキなどを、宇宙食と同じようにフリーズドライしためずらしい商品も手に入ります。
伊丹市立こども文化科学館(兵庫県伊丹市)
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大人:400円
中高生:200円
小人:100円
小さい子どもが対象の「ちびっこ投影」というプログラムも用意されているので、子連れでも気兼ねなく楽しめるプラネタリウムです。
また、土曜日の夕方からは大人向けの投影も行われているので、星空をゆっくり楽しみたいという人にもオススメです。
この施設周辺には公園や昆虫館もあるので、1日たっぷり遊ぶことができます。
レギュラー投影(約50分)
今夜の星空を案内するとともに、季節ごとのテーマを解説員が紹介していきます。
幅広い世代が楽しめる工夫を凝らしたプラネタリウムです。
・ ~2019年9月23日(月・祝)夏のプラネタリウム「アイスワンダーランド全球凍結の惑星」
・ 9月28日(土)~11月24日(日)秋のプラネタリウム「星座エトセトラ」
・ 11月30日(土)~2020年2月24日(月・祝)冬のプラネタリウム「星ものがたり」
・ 2020年3月1日(日)~春のプラネタリウム「地球の歴史」
トワイライト投影(約50分)
大人向けのプログラムで、星空と音楽に包まれる癒しの時間を過ごすことができます。
毎週土曜日16:15からの投影で、月ごとに天文の話題やBGMが変わります。
星空と宇宙の話題、そして音楽を同時に楽しめる贅沢な内容となっています。
ちびっこ投影(約40分)
「小さい子ども連れでも大丈夫?」と不安な保護者の方にもオススメのプログラムです。
毎週日曜・祝日10:00からの投影で、解説員が歌や物語を交えながら楽しく星空を案内します。
子ども達の明るい声が響くにぎやかなプラネタリウムです。
館内にはプラネタリウムのほかにも、「さぐろう、まなぼう、宇宙のふしぎ」をテーマにした体験型展示室や、季節ごとに変わる企画展を開催する特別展示室、工作コーナーのある宇宙ギャラリー、そして屋上には展望台や展望室などがあります。
大阪市立科学館(大阪市北区中之島)
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大人:600円
高校・大学生:450円(学生証が必要)
3歳以上中学生以下:300円
【展示場観覧料金】
大人:400円
高校・大学生:300円(学生証が必要)
中学生以下:無料
小学校高学年から大人向けの一般投影と、幼児から小学校低学年向けのファミリータイムが設定されているため、小さい子ども連れでも安心して楽しめます。
投影プログラムの内容も充実しています。
また、展示場やサイエンスショーでは、大人も子どもも楽しみながら学ぶことができます。
一般投影(約45分)
・ ~9月1日(日)「星の降る夜に~流星群の正体に迫る」:流れ星とはどういうものなのか、どこからやってくるのか、美しい映像とともにその秘密に迫ります。
・ 9月5日(木)~12月1日(日)「星空歴史秘話」:はるか昔から人々が見てきた星空と、時に生じる天文現象を紹介しながら、私たちと宇宙の関りを探ります。
「天の川をさぐる」:夜空にぼんやり輝く天の川の正体は何なのか。人類の探求の歴史を交え、その姿や形作るものなどの謎に迫ります。
毎回「今夜の星空解説」があります。
また、土・日・祝日の17時からは天文担当学芸員が投影解説する「学芸員スペシャル」も開催されています。
一般投影は小学校高学年から大人の方を対象とした内容です。
テーマはスタッフが企画制作したオリジナルな内容を中心に、約3か月ごとに新しくなります。
ファミリータイム(約35分)
・ 8月「しましま木星、わっかの土星」
・ 9~10月「お月さま」
・ 11~12月「アンドロメダひめ物語」
・ 2020年1~2月「オリオンと冬の星」
・ 2020年3月「星空のどうぶつたち」
毎回「今夜、見える星のおはなし」の時間が設けられています。
幼児から小学校低学年、その家族のが対象のプログラムになっています。
テーマごとに分かれる展示場
・ 「宇宙とその発見」:太陽系の惑星、隕石、オーロラのしくみ、天体望遠鏡のしくみなど
・ 「身近に化学」:鉱物いろいろ、プラスチック、繊維、生薬と合成薬、においの世界など
・ 「おやこで科学」:ボールのうんどう、かがみ、かぜ、おと、カプラⓇのひろばなど
・ 「電気とエネルギー」:電気をおこそう(風力・水力・火力・太陽・燃料・原子力等)、電気を使う等
・ 「地下1階展示ガイド」:日本で初めて使われたプラネタリウムの機械や当館所蔵の実物や模型などを展示(内容は不定期に更新)
ミュージアムショップでは「江戸時代の天文学」「星の時間」「お天気博士になろう」といったミニブック(各100円)のほかに、宇宙食(500~550円)、宇宙のパン(550円)なども販売されています。
充実した内容で、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる施設です。
ドリーム21(大阪府東大阪市)
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大人:400円、高校生:200円、中学生以下(4歳以上):100円
「うちゅうひろば」で夜空を見上げるプラネタリウム
東大阪市立児童文化スポーツセンターにある「ドリーム21」。
その中の「うちゅうひろば」にあるプラネタリウムでは、その日の東大阪で見られる星空を解説します。
ドームは直径20メートル、傾斜座席は260席あります。
一般投影(約45分)
・ ~9月29日(日)「オーロラナイト」「ポケットモンスター サン&ムーン」
各番組の前半には解説員による生解説を聞くことができます。
学校園専用番組
・ 4年生向け:「スタジオ444 空のフシギをさぐれ!」
・ 3年生向け:「星空をたんけんしよう!~怪盗カリオからの挑戦状」
・ 幼稚園~小学校1年生向け:「星座動物園」
・ 幼稚園~小学校
・ 1年生向け:「しまじろうとたんじょうびのおほしさま」
・ 幼稚園~小学校2年生向け:「ながれぼしにのって」
体験学習型「たんけひろば」、雨の日もOK「のびのびひろば」
そのほかにも、体験しながら科学を学べる「たんけんひろば」や、雨の日でも楽しめる「のびのびひろば」などがあります。
「たんけんひろば」では、宇宙・地球・人間・科学の不思議やジオラマなど、楽しく体験しながら学習できる科学展示室が用意されています。
また「のびのびひろば」では、一輪車やターザンロープ、サイバーホイールやクライミングネットなどで思い切り体を動かして遊べます。
子どもも大人も楽しめるプラネタリウム
満天の星空の下にいると、心身が癒されていくのが実感できます。
ここでは、プラネタリウムや、その他親子で楽しめる施設をご紹介してきました。
やはりポイントになるのは利用料金がリーズナブルなところ。
そして安いだけでなく、しっかりと楽しめる施設を前もってチェックしておくと、お財布がピンチの時でも安心してお出かけできます。
※利用料金は2019年8月時点の金額を掲載しています。(執筆者:藤 なつき)