「お金のかからない趣味」とネット検索をかけると、
・ ウォーキングなど高価な道具を必要としない運動をする
・ 月額制の動画サイトでいろんな映画を見る
などが王道のようです。
どれもお金をかけずに知識や健康が得られる一石二鳥の趣味ばかりです。
そういったサイトであまり紹介されないけれど、ぜひオススメしたい趣味があります。
それは「懸賞」です。
懸賞は、やり始めるとなかなか奥が深く、また「賞品」という実利のある、まさに一石二鳥の趣味です。

目次
「当てるつもりで応募する」に気持ちを切り替える
「懸賞を探したり、応募する時間がムダ!」
そう思っていませんか?
でも、懸賞が当たらないのは、その思い込みのせいだとしたら?
「懸賞って意外と当たるもんだな」ってよく懸賞に当たる方は思っています。
まずは気の持ち方を変えること。懸賞って意外と当たるものなんです。
賞品数 × 応募人数 当たる確率を上げて行く
もちろん「当たるも外れるも運次第」というのも事実です。
ではどうやって当てに行くのかは、単純に言うと「当たる確率を上げる」ということです。
「賞品数が多い」、「応募数が少ない」ここがポイントになります。
オープン懸賞とクローズド懸賞
「オープン懸賞」とは誰でも応募できる懸賞で、簡単なクイズの答え(商品名の真ん中の文字を埋めるというような)を書いたはがきを送るというようなものです。
そして「クローズド懸賞」とは特定の商品を購入すると付いてくるシールを集めて応募したり、その商品を購入したレシートを貼り付けて応募したりするものです。
どちらが応募数が少ないでしょうか。
商品を購入する必要があり、応募の手間が掛かるクローズド懸賞です。
まずは「クローズド」
そこからより応募人数の少ない方を選んでいくと良いでしょう。

スーパーのはがきコーナーをチェックせよ
もしあなたが主婦であれば、狙いたいのはスーパーのはがきコーナーです。
出入り口やサッカー台(会計後の商品を袋づめする台)にたくさん吊り下げてあります。
お買い物のついでにこまめにチェックしましょう。
日頃よく買う品目のものがあれば応募ハガキのメーカーのものを選んで買うようにしましょう。
こまめにチェックしているうちに、どんな商品が懸賞キャンペーンを張りやすいか、またその時期なども分かってきます。
この種類の懸賞は「スーパーで買い物をする層」、その中でも「応募はがきをチェックする層」に限定されるため、当選確率は高くなると言えます。
市場における商品のシェア率も大事なポイントです。
購入者数が多いものほど応募者数も多く、当たりにくいと考えられます。
また、数回に渡って抽選が行われる懸賞なら、参加人数が少ない可能性が高い1回目を狙うべきです。
ネットを使った懸賞を狙うには?
なかなかスーパーへ寄る機会もないビジネスパーソンなら、応募しやすいのはネットを使った懸賞です。
最近はSNSを使った懸賞もたくさんあります。
SNSの懸賞は「オープン懸賞」がほとんどです。
では、どうやって当選確率を上げれば良いでしょうか?
この種類の懸賞の多くは、応募する人がいることで情報が拡散されたり、アカウントのフォローを応募条件にすることでフォロワーを増やすという目的で行われます。
当選した人に拡散力があれば、当選したことや賞品の感想なども拡散されるでしょう。
単純に考えて、
・ 普段から投稿があり動いているアカウントであること
・ 公開範囲が限定されず、誰からでも見られる設定であること
が大切だと言えます。

「懸賞に応募してるのを見られたら恥ずかしい」と懸賞専用アカウントを作る人もいるかと思いますが、キャンペーンを行う企業の立場で考えると、懸賞の応募のシェアをしているだけのアカウントを当選させても宣伝効果は低いでしょう。
専用アカウントを作ることはオススメしません。
懸賞は節約に役立つか…
「年間〇〇円の節約になる!」とお勧めできるようなものではありません。
例えば私が当選した賞品の中で、一般メーカーのだし醤油(定価350円ほど)や、サーカス団のチケット(数千円)があります。
普段自分が買わないちょっといい醤油を使って料理をしたり、わざわざチケットを買ってまで観るのは贅沢だと思っているサーカスを観に行くのは新鮮です。
実質的に生活の足しになるものが欲しい方は日用品の懸賞を中心に探し、映画や舞台などエンタメのチケットや招待権を狙って探すのもいいです。
普段「贅沢だから」と我慢しているものでも、
と、節約にもつながります。
ムダ使いしないよう心がけること
はじめに「お金のかからない趣味」として懸賞をオススメしたわけですが、やり方によってはお金がかかってしまう場合もあります。
当たりやすいとされるクローズド懸賞でも、普段買わないものまで買わなければならないなら、それはムダな出費です。
または、必要ないものを手当たり次第応募することは大量のムダな時間を生み出してしまいます。
できるだけムダを出さないよう、狙いを定めて当選を狙っていきましょう。(執筆者:山田 麻妃)