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ジョギングを始めるために必要なものと費用
毎年、秋になると「スポーツの秋」とは思うけれど、なかなか行動にうつせない人も多いのではないでしょうか。
子どもならば、縄跳びや鬼ごっこのように遊びの中でお金をかけずに体を動かしますが、大人がスポーツをしようと思えばスポーツクラブに加入したり、テニスコートを借りたりと「入会金」や「レンタル費用」などのお金からスタートです。
そこでおすすめするスポーツがジョギングです。
ジョギングは、スポーツクラブや団体に加入しなくても、自分のペースで必要最低限のものをそろえれば始められます。
しかも、どうしても続けられなくなったとしても、そろえたものは日常生活で活用できます。
ジョギングを始めるために必要なもの
・ ランニングシューズ
・ 服
・ スマホやお金を入れられるウエストポーチもあれば便利
ランニングシューズの値段はピンからキリまでありますが、最初は5千円前後のランニングシューズで十分でしょう。
服は、大手スポーツ店に行くと1,000円以内で販売されていることもあります。
Tシャツとハーフパンツのセットになっているものは割安です。
ランニングシューズと服(上下)をあわせても1万円以内でジョギングは始められます。
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ジョギング初心者のよくある質問
ジョギングするときには、足裏に体重の3倍以上の重さがかかるといわれています。
ランニングシューズは、足裏にかかる重さを考慮してクッションが作られているのです。
スニーカーでジョギングを続けていると、膝などに負担がかかってしまう可能性もあります。
高いスニーカーよりも安いランニングシューズの方がジョギングに適しているといえるでしょう。
また、綿のTシャツは肌触りが気持ちいいですが、速乾性がありません。
ジョギング中は汗をたくさんかくため、速乾性に優れた化繊のスポーツ用Tシャツがいいでしょう。
ジョギング中にイヤホンで音楽を聴いたり、英会話教材を聞いたりして時間も有効活用している人を多く見かけます。
しかし、屋外でジョギングする場合、走ること以外にも気を配る必要があるのです。
安全な場所を走っていたとしても、想定外のことがおこる可能性はあります。
想定外のことにいち早く気がつくためにも、ジョギング中はイヤホンを使わず、周囲の音に気を使った方がいいかもしれません。
また、ジョギング中にイヤホンを使うと汗をかいてしまい、蒸れてしまいます。
イヤホンを使うときには、防水性と周囲の音を聞きやすくすることができる「アンビエントウェア機能」がついてものを選ぶといいでしょう。
ジョギングは、速く走るよりもゆっくりと長く走った方がよいといわれています。
速さは1㎞あたり10分程度が目安ですが、ジョギングが初めてな人はウォーキングとジョギングを交互に入れてもいいでしょう。
最初は1㎞から始めて徐々に距離を伸ばしていきます。
ジョギングは、同じ距離でも気温が高い日は辛く感じます。
13度前後の気温でジョギングをすると快適に感じられます。
涼しい時間帯を選び、自分のペースで長い距離を走るようにしましょう。
ジョギングを安く始めるコツ
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ジョギングは、ランニングシューズと服があれば始められます。
気温が下がってくるとウィンドブレーカーやネックウォーマーが必要で、水分補給にボトルも必要になること思うかもしれません。
しかし、基本の服を持っていれば、防寒具は「家にあるもの」で代用できることが多いようです。
こだわれば、日よけのサングラスやGPS付きの腕時計などキリがありません。
ジョギングを安く始めるコツは「必要最低限のものでスタート」です。
スマホがあれば、無料のランニングアプリを使うことができます。
スマホひとつあれば、ランニングウォッチを買うお金を節約ができます。
また、ランニングシューズはデザインにこだわらなければ、型落ちや在庫処分のセールが狙い目です。
「消費税増税前に買った方が得」と思う人も多いかもしれません。
しかし、型落ちや在庫処分のセールは値下げ幅が消費税増税分よりもずっと大きくなります。
シューズや服は秋に新作がでるため、型落ちや在庫処分のセールは消費税増税後になるでしょう。
人気のデザインやサイズは、セール直後から売り切れ続出になるため、買うタイミングを逃さないようにセール時期をチェックしておきましょう。
ジョギングを始めるときには「続けるぞ」と強い意志を持っていても、どうしても続かないこともあります。
そんなとき、蛍光ピンクやゴールドのランニングシューズは日常使いに「天下り」させることは難しいでしょう。
黒や落ち着いた色目のシューズを選んでおくことで、万が一続かなかったとしてもシューズを無駄にすることはなくなるかもしれません。(執筆者:式部 順子)