旅行、キャンプ、バーベキュー、遊園地、ディズニーランドなど、レジャーの王道はとても楽しく素敵な思い出になりますが、どれもけっこうな出費です。
「家計の黄金比率」によると、都市部・家族4人小学生の子供2人の場合、娯楽費は手取りの3%が理想値です。
月の手取りが30万円の場合、1か月の予算は9,000円、年間で10万8,000円です。
年に1、2回王道のレジャーに行くと予算は全て使い切ってしまいます。
「お出かけ先のネタが尽きてきた、低予算で子どもが喜ぶ場所はないかな?」
「近場の公園でピクニックも楽しいけれど、たまには違ったこともしたい」
「レジャー費を節約しつつ、家族との時間を楽しみたい!」
というあなたへ、毎週のように無料のお出かけを楽しむ我が家が、とっておきの場所を教えちゃいます。
目次
オススメはずばり「大学祭」! 多彩な体験学習が魅力

大学祭というと、若い大学生が同年代の友人とわいわい楽しむイベント、というイメージがあります。
ミスコンだったり、有名芸能人がゲストで来る華やかさもあります。
そんな中、幼児から小学生が楽しめるような家族向けイベントも実は行われています。
内容は「体験学習」がメインで、以下のようなパターンに分かれます。
・ 動物や海の生き物と触れ合いができる(農業畜産系や海洋系の大学)
・ 楽器体験や演劇など芸術に触れられる(音大や女子大など芸術や教育系の大学)
「学習」といっても遊びを通してなので、子ども達も喜んで参加できます。
具体的にどんなこどができるのか、実際に我が家が行った大学祭の内容を紹介していきたいと思います。
実験系の学習体験やモノづくりができる
理系大学や総合大学で体験が可能で、子ども向けのわかりやすい実験や、わくわくするようなモノづくり講座が開かれています。
1. 早稲田大学・理工展
白衣とアイガードを着用して理科実験:研究者になった気分になれて、子どものテンションアップ
鉱山物を使ったアクセサリー作り:ネックレス、キーホルダーの作成
ロボコン操作
2. 東京大学・駒場祭
サイエンスの実験講座
クオリティが高いレゴランド
プラネタリム
動物や海の生き物と触れ合いができる

農業畜産系や海洋系の大学で体験可能で、触れ合いのイベントが多く、子どもの参加率が高い大学祭です。
3. 東京農工大学・農工祭
ミニホースとの触れ合いや馬車
小動物との触れ合い(ラット、ウサギ、ヤギなど)
馬術部で馬の餌やり
馬術部の演技を見学
※馬車と餌やりは有料で100円程度
4. 東京海洋大学・海鷹祭
海の生きものとの触れ合い(ヒトデ、うに、猫サメなど)
実物大のクジラ骨格標本の展示
博物館並み! 海の生き物の展示:これが無料で見られるなんて、と思えるレベルのうえ、学生さんのマニアックな解説付き
楽器体験や演劇など芸術に触れられる
音大や女子大など芸術系の大学で体験可能で、大学生が主体ですが、クオリティが高くなかなか本格的です。
5. 洗足学園音楽大学
楽器体験:バイオリン、クラリネット、ドラム、ハープ、などめずらしい楽器もあります
AI技術を使った楽曲作成:パソコンを使いながら子どもでも簡単に作曲
未就学児OKのミュージカル観劇
6. 大妻女子大学
書道パフォーマンス:大きな筆を使ったダイナミックな書道が見れる
チアやバトンなどの華やかなイベント
大学祭で、お得に楽しく思い出づくり
大学祭は無料で子どもが楽しく遊び、学べる場所でもありました。
とてもおススメなので、まずはお近くの大学から、ぜひ一度足を運んでみてください。
家族みんなで一緒にお出かけできる子供が小さい時期は予想以上に短いので、大切な時間によい思い出をたくさん作ってください。(執筆者:五十嵐 葉月)