週末の家族とのお出かけ、子供にとってはとんでもなく楽しみなはずですが、大人の頭を悩ませるのは、お出かけでかかる費用です。
お出かけ代を節約しながら、楽しい週末を過ごすことは充分可能です。
・ おでかけ費用の節約ポイント
・ 我が家(4人家族)のおでかけ費用の節約術
上記について、ご説明します。
次の週末からきっと、目に見えて週末おでかけのコストを抑えられるようになるはずです。

目次
家族のおでかけ費用は収入の3~4%が一般的
まず気になるのが、
です。
家族の週末レジャーにかかる費用は、およそ収入の3~4%が一般的だとされています。
家族が1か月に使うレジャー費用の参考として、総務省の家計調査表(2018年度)を見てみましょう。
年収350~400万の家庭
・ 交通費:3,708円/月
・ 宿泊料:1,018円/月
・ パック旅行費:3,588円/月
他の教養・娯楽サービス:7,186円/月
合計:1万5,500円
年収400~450万の家庭
・ 交通費:3,523円/月
・ 宿泊料:970円/月
・ パック旅行費:3,207円/月
他の教養・娯楽サービス:7,851円/月
合計:1万5,551円
年間の金額を割っているため宿泊料やパック旅行費などが入っていますが、1年にかけるレジャー費用はどちらの世帯も19万弱で、年収の4~5%です。
交通費や教養・娯楽サービス代がレジャー費だけに使われているか明確ではないようです。
実際のレジャーにかかる費用はもう少し安いのではないでしょうか。
さらに宿泊・パック料金は積み立てておくこと、年収が手取り額でないことを踏まえ、実際の月のレジャー費用は収入の3~4%が平均だと予想できます。
月30万の手取り額の家庭なら、9,000円~1万2,000円となります。
家族のおでかけ・レジャー費用の節約方法
平均額である月1万円前後のおでかけ・レジャー費用を「高い」と思うのであれば、当然、節約が必須です。
おでかけ・レジャー費で主にかかるものは
・ 食事代
・ 交通費
この3つが大きいといえます。
それぞれの節約方法について、見てみましょう。
1. 施設代

レジャー施設を節約するコツは
・ ネットオークション・フリマアプリなどで安く施設チケットを入手
・ 地方・東京都下で探す
などがおすすめです。
市営や都営など、国が運営している施設は設備も整っており、料金が安い場所も多くあります。
都内でも都下や地方であれば、私営の施設も比較的リーズナブルな印象です。
どうしても行きたいはやりの施設であれば、チケットをネットで安く入手するのも忘れてはいけません。
2. 食事代
家族でレジャーに行くとなると、無視できないのが食事代です。
・ 外食の場合はクーポンを使える店を選ぶ
レジャーにおいて食事代節約の鍵となるのは、やはりお弁当です。
コンビニで買っても良いですが、家族4人分のお弁当となると、それだけで2,000円は軽く超えてしまうでしょう。
ベストは手作り、面倒であればおにぎりだけでもいいです。
レジャーで味わう母の手作りに、家族も外食とは違った楽しさやおいしさを感じるのではないでしょうか。
外食の場合は、あらかじめ目的地の近隣レストランのクーポンを探しておきましょう。
「〇〇(レストラン名)クーポン」で検索をするなど、ネットやアプリを使うのがおすすめです。
3.交通費
目的のレジャー施設が徒歩圏内ならベストですが、そうでない場合は交通費も節約しましょう。
・ 駐車場のある施設を選ぶ
・ 駐車場代・ガソリン代によっては、電車移動も考慮

施設選びの段階で、駐車場が併設されているところを選ぶのがおすすめです。
そうでなければ、近くのコインパーキングで最大料金の安い場所を探しておきます。
もし安い駐車場が見つからないのであれば、電車移動も視野に入れておきます。
電車移動は多少手間ですが、節約をするのなら目をつぶる必要があります。
実際にどこまでおでかけ費用を抑えられる? 我が家の場合
実際に、我が家(家族4人・東京在中)は上記の方法で、月のおでかけ・レジャー費用を6,000円前後に抑えています。
とはいえ、毎週どこかレジャー施設に出かけられるわけではありません。
レジャー施設は月に1~2度程度にし、もう半分の週末は公園やショッピングモールに出かけています。
公園やショッピングモールは、へたをすれば1円も使わず帰ってこれる時もあります。
そのぶん、レジャー施設に出かける時は、
・ お弁当とお茶は持参(おにぎりと卵焼きとウインナーなど簡単に)
・ カフェでお茶(4人で1,000円前後)
・ カフェでお茶をしない時は、子供にお土産を買う(1,000円前後)
このように金額を抑えることで、月に1回~2回は家族での遠出も可能です。
お金をかけずとも充実感があり、楽しい時間を過ごせています。
レジャー費用を節約しながら、楽しい週末を
レジャー費用にくらいお金をかけたいと思いつつも、やはり節約も捨てきれないです。
家族も満足でき、家計にも優しい週末レジャーもたくさんあります。
ベストの方法を選んで、週末を楽しく過ごしましょう。(執筆者:遠藤 舞衣)