「無駄遣いしないよう切り詰めているつもりなのに、どうしていつも守れないんだろう」
ダメな自分に嫌気がして、ため息が出てしまいます。
「どうすれば予算内にできるの?」
そんな悩みを持っている皆さんに、実際に私がやってみて成功した、今でも継続中のやりくり方法を紹介します。

目次
日用品の定義
雑多なものをなんとなく日用品費で計上していませんか。
ガムテープや100均の書類入れボックス、タッパーなどといった文房具や雑貨類、電球や充電用のコード類などなど、これらは失くしてしまって買ったり、急に必要になったりするものです。
我が家では、
しています。
日用品ではないものを日用品費に入れてしまうと金額に波が出て、「今月はどうやっても予算内は無理!」となるので、まずは計上する品目を見直してください。
最大のコツはストックをたくさん持たない
特売していたり、底値で売っていたりするとついつい買ってしまいます。
「どうせ必要なものだから、無駄遣いじゃない」という心理も働き、これが予算オーバーの原因になります。
きちんと使い切っていても「ストックを持ちすぎている」という状況なので、買い過ぎとなり、予算をオーバーします。
私も、「安いもの買ってるんだから節約になっているのでは?」と、底値買い、特売買いが無駄遣いという感覚になっていませんでした。

日用品費の予算を守れる3ステップ
「ストック持ちすぎが、買いすぎ無駄遣い」ということを納得するには、体験しないとわかりません。
だまされたと思って次の方法をやってみてください。
Step 1:日用品リストを作る
日用品のリストを作成してください。
作成のポイントは、ストック場所ごとのリストにすることです。
使う場所としまう場所が違う場合:しまう場所ごとにリスト化する
これで在庫チェックがしやすくなります。
我が家は使う場所にストックしているので、トイレならトイレットペーパー、掃除用洗剤、掃除用シート、芳香剤、生理用品という感じでリスト化していきます。
後からいくらでも追加できるので、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
とりあえず、いま思いついたものを書き出してください。
参考:我が家のリスト品目
台所:
台所洗剤
食洗機洗剤
スポンジ
ふきん
排水溝ネット
手洗い洗剤
漂白剤
油落とし洗剤
マイペット
ジップロック大
ジップロック小
ポリ袋
アルミカップ
サランラップ
アルミホイル
クッキングシート
洗面所:
歯ブラシ
歯磨き粉(大人)
歯磨き粉(子ども)
歯間ブラシ
アイボン
モンダミン
洗濯洗剤
柔軟剤
ウタマロ
風呂:
風呂洗剤
カビキラー
スポンジ
シャンプーリンス(女/男)
泡のボディーソープ
固形石鹸
カミソリ
トイレ:
トイレ用洗剤
トイレットペーパー
芳香剤
拭き掃除シート
生理用品
リビング:
ファブリーズ
ホコリ取り用シート
Step 2:今月買う必要があるのか、在庫を確認しながらチェックする
月に1度、リストを片手にストックがないものを確認しましょう。
トイレットペーパーや洗濯洗剤など、消耗の早いものについては1か月分使う量がキープできるくらいのストックにします。
それ以外の2か月に1度以下しかなくならないものは、1個あれば十分です。
最初は買い過ぎてしまったり、逆に足りなくなったりするかもしれませんが、在庫チェックを毎月しているうちにだいたい分かってくるようになります。
Step 3:リストにあるものだけを買う

リストにないものは、どんなに底値でも買わないでください。
これが最大の難関です。
ドラッグストアの店舗などにいくと、特売品が目立つように陳列してあるので、買いたくなりますので、おすすめなのはネットショップでの購入です。
サイト内でも「20%OFF特集!」のような誘惑がありますが、決してクリックしないと肝に銘じてください。
「お得なクーポンあります」も見てはいけません。
万が一、買い物カゴに入れてしまっても、最後の決済前に金額を確認して冷静になれるところがネットのよいところです。
予算オーバーしていたら、ここで諦めます。
また、今月の予算が残っている場合には「どれか1個だけなら買ってよし」とすれば、ストレスも少くなります。
金額を確認できて比較しやすいのもネットのよいところです。
3ステップ実践すれば即効性あり
この3ステップをやってみると、すぐに効果を実感できます。
即効性があるのもおすすめするポイントです。
「あれ、これだけしか買わなくていいんだ!」を体験できます。
筆者の場合
昨年の4月から10月の平均が1万2,415円だったのですが、昨年の11月に今回の節約方法を取り入れたところ、始めてすぐの11月は8,382円までさがり、11月から今年の8月までの平均が7,774円でおさまっています。
効果があることを実感できれば、安売りや底値で買いたい気持ちが自然となくなっていきます。
すると、今後も続けていこうと思えるのでぜひ、お試しください。(執筆者:五十嵐 葉月)