10月になって、消費税が8%から10%に引き上げられました。
さまざまな商品の値上げが実施されたので、消費者にとっては一大事です。
毎回、増税の時期になると話題になる「値上げ」です。
今回は、10月から値上がりした商品をまとめて紹介していきたいと思います。

目次
電車賃(JR、私鉄各社)の値上げ
前回の8%増税のタイミングで、切符価格とICの値段で差額が生まれたのも記憶に新しい電車料金は、もちろん今回の増税でも値上げを行いました。
ちなみにICと切符の運賃は、エリアによって高い場所と低い場所(または同額)が混在します。
JR東日本の電車運賃
JR東日本の場合、幹線・地方交通線で見てみると、このようになっています。

JR西日本の電車運賃
JR西日本の場合、幹線・地方交通線で見てみると、このようになっています。

その他の私鉄
東京メトロ、小田急電鉄、東急電鉄、西武鉄道、京王電鉄など各社とも価格変更があるようです。
青春18きっぷ
JR各社から販売されている「青春18きっぷ」も今年の12月の販売分から、値上がりすることが決まりました。
現在は1セット1万1,850円ですが、12月の販売分からは1万2,050円で販売されることになっています。
ATM手数料
ゆうちょをはじめとする各行が値上げを発表しています。
ゆうちょ銀行の手数料

平日:108円 → 110円
休日:216円 → 220円
【振込手数料】
宛先宛て5万円未満:216円 → 220円
宛先宛て5万円以上:432円 → 440円
その他、みずほ銀行、ジャパンネット、楽天銀行なども値上げを発表しました。

郵便料金

郵便料金ももちろん値上がりしました。
定形郵便物:82円 → 84円
メルカリの発送などでよく使われるクリックポストも185円から188円に値上げしました。
その他の配送料金も5円から10円ほど値上がりしています。
食品関係の値上げ

ここからは、大手食品メーカーの飲み物、食品についてです。
サントリー
増税前の4月から、1.2リットル以上のペットボトルの容器に入った商品の出荷価格が20円値上げされています。
カルビー
増税前の2019年5月21日に、ポテトッチップスの製品(「堅あげポテト」、「カルビーポテトッチップス」など)数点の出荷価格が2.9~6.3%引き上げられました。
2019年7月22日からは、「かっぱえびせん」などの人気商品が内容量が4.4~6.3%の減少となっているため、実質的な値上げと言えるでしょう。
日清食品
カップラーメンで有名な日清食品は、全体的に希望小売価格が4~8%値上げになっています。
キャッシュレス決済で増税を乗り切ろう
生活に関わる製品やサービスは、全体的に値上げをしました。
その他のものも、同時に増税によって値上げしています。
しかし、だからといって悲観する必要はまったくありません。
国は、キャッシュレス決済をした消費者に対して、還元サービスを行っています。
実際のところ、増税前よりもお得に買い物できるというお得技があったりします。
増税後もしっかりお得を勝ち取っていきましょう。(執筆者:久貝 将太)