着なくなった服をそのまま捨てる、なんてことはしていませんか?
着なくなった洋服はゴミではなく、お金を実らせるタネです。
できるだけ上等な実にするため、着なくなった服を高く買い取ってもらえる方法を、実体験を交えてまとめました。
よく聞く裏技から、ちょっとマイナーな裏技まで、愛着のある服を少しでも高額に生まれ変わらせる方法を網羅し、不用になった洋服をお金に変えましょう。
目次
リサイクルショップ・古着屋で服を高く売る方法

リサイクルショップに服を持っていくと、1枚5円や10円で買い叩かれることも少なくありません。
そのため「服を持ち込む手間を考えると、捨てた方がラク」と思ってしまうかもしれません。
しかし、小銭程度で買い取られてしまうのは、原因があるからかもしれません。
どうすれば洋服を高価で買い取ってもらえるのでしょうか?
以下に7つのコツをご説明します。
1. 洋服の洗濯・アイロンがけは必須
古着の高価買取方法でよく言われるのが
です。
買取手は人間です。
独特な匂いがついている、シワが多くある、そんな状態の服を「価値がある」とは判断しにくいですよね。
売りたい洋服が決まったら、まとめて洗濯、シワが目立つものはアイロンがけをした方が印象がいいです。
2. 毛玉取りとほつれ、ボタンもチェック
意外と見落とされがちなのが、毛玉やほつれです。
ネットオークションやフリマアプリでもそうですが、毛玉は大きな減額対象になる場合もあります。
100均の毛玉取りでも構わないので、目立つ毛玉はなるべく取り除いておきましょう。
糸がほつれていたら縫う、ボタンもとれているようなら同系統のボタンを縫い付けておくのがおすすめです。
洗濯、アイロンがけ、毛玉やほつれの処理は、品質状態をアップして高価買取につなげるカギとなります。
3. きれいに畳んで紙袋に入れて持っていく

「買取お願いします!」と自分の目の前にゴミ袋いっぱいの古着を乗せられたらどうでしょうか?
洋服に対する第一印象が
になってしまいませんか?
売りたい服は、きれいに畳んで紙袋で持っていくことで、「洋服を大事に扱っている」という印象を店員に与えられます。
丁寧に扱われた服は全体的にきれいに見える、つまり店員の目にフィルターをかける効果があるのです。
紙袋を洋服ブランドのものにすることで、「服を新品に近いものに見せるフィルター効果」も付いてきます。
4. シーズン前に売る
夏物服を夏真っ盛りに売っても、あまり高値はつきません。
すでに夏物服は飽和状態だからです。
もちろん、冬に夏物を売っても需要がないため、ほぼ値段がつかないでしょう。
洋服はシーズン前に売るのが鉄則です。
季節の移り変わりの1か月前くらいに持ち込むのがベストです。
5. 複数の店舗を回る
買取のマニュアルはどの店舗にも存在しますが、古着知識のないアルバイトの主観で左右される場合も多くあります。
さらにマニュアルに差があり、同じ服があっちの店では100円だったのにこっちでは500円だった、なんてことも珍しくありません。
店舗によって引き取りたいテイストにも差があるため、なるべくリサイクルショップは2~3店舗は回るようにしましょう。
6. ノンブランドは、大手リサイクルショップを避ける

ノンブランド品は、大手リサイクルショップでは5円や10円で値がつけられてしまいます。
流行りの型であればもう少し金額もアップしますが、それでも二束三文がほとんどです。
ノンブランドを売るなら、大手ではなく街の古着屋に持ち込んだ方が、金額が上がる可能性があります。
服が店主の好みのテイストだった、持ち込んだ服のテイストが店のユーザーにウケそうだった、など、大手にはない独自の価値観で服の値段がつけられるためです。
街の古着屋なんてそう近所にはないかもしれませんが、思い当たる店があるなら、1度電話で持ち込みの買取をしてくれるのかを問い合わせてみるのが良いでしょう。
7. 売る時に熱意を見せる
「本当にお気に入りの服だったんです!」と持ち主に熱意を見させられると、気持ちが揺らぐことも考えられます。
個人的な経験なのですが、過去に筆者自身が服を大手リサイクルショップに持ち込んだ際、ギリギリまで売ろうか迷ったワンピースがあり、店員さんが苦笑いで付き合ってくれる中、最終的に「……売ります!」と決断しました。
査定後、金額の説明を受ける際、店員に
と言われた経験があります。
本当におまけしてくれたのかどうか、買取値段の基準がわからないので判断はできませんが、買取アップ効果があったのかもしれません。
思い入れのある服なら、熱意で店員の心を揺さぶってみる方法もアリです。
お気に入りの服は1円でも高く買い取ってもらおう!
洋服はリサイクルショップに持っていくだけで、簡単にお金になるわけではありません。
少しでも高く買い取ってもらうためには、ある程度の努力が必要です。
ご紹介した方法を試してみて、ぜひ、お気に入りの服を、1円でも高く買ってもらってください。(執筆者:遠藤 舞衣)