ハロウィンの衣装は決まりましたか?
ちょっと怖いモンスター系? それとも夢のプリンセス系でしょうか。
ハロウィンは非日常を味わえるワクワクイベントです。
そのハロウィンパーティに欠かせないのがお菓子ですが、全員の分を用意すると結構出費がかさみます。
お菓子の準備だけでなく、包装も面倒だしラッピング代も必要です。
そこで今年はスイーツくす玉「ピニャータ」で楽しく配ってみませんか?
目次
ピニャータ(piñata)って?
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もともとは悪魔を追い払い、子供の健やかな成長などを祝うメキシコ由来のイベントです。
今ではメキシコのお祭りには欠かせません。
お菓子をつめ込んだくす玉のようなもので、大人も子供も、参加者みんなでたたいて割ります。
みんなで競ってお菓子をゲットする瞬間は、とってもエキサイティング!
パーティが大盛り上がりしますよ。
ピニャータは簡単に作れます
最近は日本でも少しずつ認知度がアップして、ネット通販でもピニャータを買えるようになってきました。
市販品はさすがに完成度も高くかわいいですが、安くても1,000円以上します。
できるだけお金をかけずに楽しみたいですよね。
実はピニャータは、100均や家にある材料で意外と簡単に作れるので、お子さんと一緒に手作りするのはいかがでしょう?
ピニャータの作り方
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材料
・新聞紙や半紙
・風船かビーチボール
・小麦粉を水で溶いたのり(小麦粉1に対して水1.5くらい)
・絵具、フラワーペーパー、包装紙、カラーテープなど(デコレーション用、100均でそろいます)
・タコ糸など
・ラップの芯など(たたく棒として)、突っ張り棒など(つり下げ用)
作り方
(1) ふくらました風船に、ちぎった新聞紙を小麦粉のりで貼っていきます。
風船の口の周りは、お菓子を入れられるように開けておいてください。
(2) 全面に貼れたら、ベランダや扇風機、ドライヤーでしっかり乾かします。
(3) 新聞をもう一度貼りつけて2重にします。
もっと固くしたかったら3重がおすすめです。
(4) 絵の具やフラワーペーパー、包装紙などで飾り付けます。
(5) 風船を割って取り除き、上から3分の1くらいのところにひもを通して完成です。
100均アイテムを使えばもっと簡単に
紙袋や100均で売っているハロウィンのランタン(デコレーション用)をそのまま使ってもOKです。
紙袋は柔らかく、破けやすいので小さいお子さんに最適です。
反対に、頑丈なピニャータをご希望なら、段ボールがおすすめです。
入れ物は強度に合わせて、あとはデコレーション次第でかわいくも怖くも自由自在です。
どんなお菓子を入れればいいの?
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ピニャータに入れるお菓子は、
・ ラムネ
・ 個別包装のマシュマロ
・ キャンディ
などがおすすめです。
かなりたたくので、ビスケットなど、飛び散ったり粉々になるお菓子は避けたほうが無難です。
もちろんお菓子でなくても、ガチャガチャ感覚でちょっとしたオモチャを入れたり、番号を書いた紙を入れて、くじ引き形式にするのもおもしろいです。
大人向けなら「当たり」に、少し高価なものを入れるとがぜん燃え上がります。
ピニャータを作ってハロウィンを盛り上げよう
大人も子供も夢中になれるピニャータ、ハロウィンにはもちろん、クリスマスやバースデーパーティなどもぐっと盛り上がりますよ。
お菓子を手渡しするのに比べて、ザッとお菓子を詰めるだけでいいので、ラッピングにお金をかける必要もありません。
どうせたたいてこわすので、大ざっぱな作りでも全く問題なしです。
一度やってみると手軽さと面白さが癖になるピニャータ、ぜひ試してみてください。(執筆者:安藤 鞠)