そろそろ、そう考えはじめる親御さんも多いことでしょう。
最近は子どもの間でも「袴(はかま)」が人気です。
卒業式はまだ少し先ですが、実は、レンタルの場合、安く予約するなら秋までが狙い目。
今回は、袴のレンタルをお得に利用する時期と商品選びのポイントについて紹介します。
目次
そもそも、レンタルと購入どっちがお得?

袴を購入するとなると、着物・袴・帯の3点セットで1万~2万円以上するのが一般的です。
さらに、長襦袢・草履・足袋・着付け小物などに5,000円程度かかることを考えると、トータルで2万~3万円程度かかります。
一方、レンタルの場合は、3,000~5,000円程度で3点セットを借りることが可能です。
しかも、着付け小物など必要なアイテムがすべてそろったプランでも1万5,000円程度で利用できます。
姉妹や兄弟がいる場合は、購入してお下がりを着せることもできますが、そうでなければレンタルのほうがコストは抑えられるでしょう。
参考元:「楽天市場」
かわいいデザインや人気のカラーは早い者勝ち
筆者が娘のレンタル袴を探し始めたのは10月上旬でしたが、かわいらしいデザインや人気のカラーはすでに売り切れもみられました。
3,000円台のリーズナブルな商品やかわいらしいデザインを希望する場合は、8~9月ぐらいまでにチェックしておくと良いでしょう。
とはいえ、レンタル袴を取り扱うショップはたくさんあるため、10~11月を過ぎてもお得にレンタル商品を予約することは十分に可能です。
「買っても着る機会がない」、「小物をそろえるのが面倒」という人は、ぜひレンタル袴を探してみましょう。
袴選びのポイントと着用の注意点

袴を選ぶ際、身丈・袖丈・袴丈・裄丈など、着物を着る機会がない人にとっては聞きなれないサイズ表現に戸惑うかもしれません。
サイズが合った袴を選ぶためにも、サイズ表現についてチェックしておきましょう。
・ 身丈…着物の縦の長さ
・ 袖丈…袖の長さ
・ 袴丈(紐下)…男性:腰骨からくるぶしまでの長さ、女性:袴の前紐の下あたりからくるぶしまでの長さ
※ブーツを履く場合は、ブーツの上までの長さ
・ 裄丈…背中の中心部から手首の関節あたりまでの長さ
また、着用の注意点として、椅子に座るときや階段を上るときは、着くずれが起こりやすいことがあります。
椅子に座るときは袴の後ろを少し持ち上げて浅く腰掛ける、階段を上るときは袴の両側から手を入れて浮かせるようにするのがポイントです。
「卒業証書を受け取るときには、すでに着くずれていた…」ということがないように、1度着付けてみて振る舞いの練習をしておくと良いでしょう。
参考元:「袴美人.com」
早めの準備でハレの日にぴったりの袴を選ぼう
子どもの成長が大きい時期は、サイズ選びがむずかしく事前に予約をすることに不安を感じる人も多く見られます。
しかし、袴は着せ方によって多少のサイズ感はカバーできるため、安く利用できる時期に予約をしてしまうのがおすすめです。
卒業式を控えている人は、レンタル袴を利用してお子さんが喜ぶハレの日の装いを選んでみましょう。(執筆者:成田 ミキ)