老後資金2,000万円不足問題をきっかけに、その話を聞かない日はないというほどに資産運用への関心が高まっています。
しかし、これまで任せきりだった運用を、すぐに自分で始めるのは難しいでしょう。
この記事では、資産運用の考え方や、やり方を成功者から学んでいきます。
目次
資産運用で成功する人とは
資産運用は、自分でやっても他人に任せても、うまくいく人はだいたい決まっているので、それならば難しい投資の勉強をするよりも、成功している人から学ぶ方が近道というものです。

成功者は常に重要な情報をチェックしている
成功者が必ずやっていることの1つに、常に重要な情報をチェックすることがあげられます。
と思う方は多いかもしれませんが、それでも
ということがあります。
情報の重要度を無視して処理してしまうと正しい判断はできません。
そうならないためには、
ことが肝要です。
資産運用で重要な情報と何なのか
資産運用において重要な情報とは、運用の目標によって変わります。
目標さえ定められれば、情報の重要性を自分なりに仕分けられるようになるはずです。
例えば、40歳の方が
など、目標がはっきりすれば、必要な情報とリスクを判断できるようになります。

目標に対して余計なことをしない
目標を決めて、情報の重要度を判断できるようになれば、あとは適切な行動をとることが肝心です。
適切な行動をとるというと難しく感じるかもしれません。
そのために、いろいろ勉強しなければいけないと考える方は多いと思いますが、それほど難しくはありません。
実は、
です。
勉強するといろいろと試したくなります。
しかし、十分な判断力がないままにお金を動かしてしまうと多くの場合失敗します。
そして、それを取り戻そうと余計なことをして、損失を大きくしてしまいます。
この事実を考えると「余計なことをしない」ことが適切な行動と言えます。
1番合理的な運用方法はインデックスの積立投資
適切な行動を最も生かしてくれる運用方法は何でしょうか。
です。
インデックスとは主に株価指数のことを指し、日経平均やTOPIXの投資信託、もしくはETFが有名です。
この方法では、毎週もしくは毎月、同じ金額を同じインデックスに投資していきます。
自分で投資することが難しいと思うときは、銀行や証券会社に一定額を定期的に投資してくれるサービスがありますので利用するとよいでしょう。
口座を自動引き落としにしたら、あとは運用状況を見守るだけです。
そして、先ほど決めた目標を達成するタイミングで、積立を打ち切ればよいのです。
これを目標の期間繰り返せば、着実に資産運用を続けられます。
目標値に向かって堅実な方法で継続する
成功者から学び、最も堅実な方法を実践するだけで、あなたの資産運用は成功へ向かうでしょう。
余計な情報に振り回されず、あなたの目標を叶える運用に取り組んでください。(執筆者:卜部 友二)