主婦であれば、掃除、洗濯、炊事と、家事を当たり前のようにこなしています。
しかし、人それぞれ得意不得意は異なるものです。
料理が苦手な人の場合、食費を節約しようと努力しても、なかなか予算内に抑えられないこともあるでしょう。
実は、料理が苦手な人でも、コツさえ掴めば食費を簡単に減らせます。
今回は、「料理苦手さん」でも実践できる、毎月の食費を予算内に抑えるコツについて紹介します。
目次
コツ1:食材はまとめ買いしない
料理が苦手だと、献立決めから面倒に感じてしまうものです。
筆者も結婚した当初はまったく料理ができなかったので、面倒な気持ちが痛いほどわかります。
食費節約には「まとめ買い」がよいとされていますが、料理が苦手なうちは管理する食材は少ない方がよいのです。
なぜなら、料理を失敗して食材をムダにしてしまうことよりも、冷蔵庫の食材を腐らせてムダにしてしまうことの方が圧倒的に多いからです。
まとめ買いをするよりも、
しましょう。
筆者は初め、3日分購入するようにし、食材を腐らせないことから気を付けるようにしました。

見切り品ばかり購入するのも避けた方が無難
半額などお得に買える見切り品は、食費節約にありがたいものです。
しかし、見切り品はその日のうちに食べきることが前提の賞味期限が早い商品なので、料理が苦手な人にはあまりおすすめできません。
その日の献立に使うのであればもちろんOKですが、フリージングなど食材の保存方法やに慣れるまでは積極的に購入しない方が無難と言えます。
コツ2:「素」や「タレ」を使っても、十分手作り
料理に苦手意識がある人は、料理に対して高いハードルを設けないことが大切です。
一から料理を作らなくても、ひと手間加えれば十分に手作りの献立になります。
豆腐を切って入れるだけの麻婆豆腐の素や、炊き込みご飯の素を使っても、立派な自炊です。
でき合いの「素」や「タレ」を上手に活用して、自炊を継続することが大切です。
「カット野菜」、「冷凍野菜」も活用する
野菜を切ることさえ面倒な時には、カット野菜や冷凍野菜も積極的に使いましょう。
袋から出してすぐに使えるので、まな板や包丁を使わずに済みます。
今はスーパーだけではなくコンビニでも購入できますし、カット野菜は1袋100円ほどで買えるので食費の負担も大きくないのがうれしいポイントです。
コツ3:メイン料理には、下処理済みのもの
スーパーには、すでに味付けされている、焼くだけでよいお肉やお魚がたくさんあります。
下処理されているので、調理はフライパンさえあれば十分です。
手間も省けるうえに洗い物も少なくて済むので、料理が苦手な人でも自炊を続けやすくなります。

コツ4:「レトルト」「冷凍食品」も活用する
料理に対して苦手意識があるのに、毎日食事を作るのは大変です。
無理をせずにレトルトや冷凍食品に頼るのももちろんOKです。
「レトルト」、「冷凍食品」は業務スーパーで購入
レトルトや冷凍食品をいくつか購入すると、どうしても出費が大きくなってしまうものです。
できるだけお安く購入するには、業務スーパーがおすすめです。
業務スーパーであれば、レトルトや冷凍食品の種類も多いうえに、値段も安いので食費を抑えられます。
ただし、業務スーパーの冷凍食品は揚げ調理が必要なものが多いので、油で揚げるのがまだ難しいという方は、レンチン調理できるものを中心に購入しましょう。
料理や食材管理に少しずつ慣れる
料理が苦手だと、「思うように食費を抑えられない」と苦労するものです。
しかしながら、誰でも初めから上手に食費管理や調理ができるわけではありません。
まずはできることから始めて、料理や食材管理に少しずつ慣れていくことが大切です。
外食に頼らず自炊を継続できるよう、前向きに食費節約に取り組んでいきましょう。(執筆者:三木 千奈)