消費税増税を機に、家計が節約モードになっている方も少なくないでしょう。
手っ取り早く出費を減らすとなると、「食費」を抑えることが手っ取り早いです。
食費を減らそうとなると、どうしてもお肉に手が出しづらくなりますが、お肉料理が減ると食卓がさみしくなります。
そんなときは、お肉の代用になるアイテムを上手に活用して、おいしくボリューム満点の料理を作りましょう。
目次
代用1:ちくわ

ちくわは、弾力のある食感があるので、お肉の代わりに使っても、しっかりボリュームが出せます。
また、真ん中に空いた穴にお肉やチーズを詰めることで、味のバリエーションも広がりますし、食べごたえもでます。
味が淡泊なので、どんな味付けにも合うのも使いやすいポイントです。
ちくわでかさまし! チキン南蛮
鶏むね肉とちくわに卵液をつけて油で揚げ、タルタルソースをかければ、食べ応え十分のチキンちくわ南蛮になります。
ひき肉入りちくわの天ぷら
ちくわの中に鶏ひき肉を詰めて、天ぷらにすればお肉感とボリュームが増します。
代用2:豆腐
豆腐をそのまま食べてもお肉っぽさはまったくありません。
しかし、豆腐を冷凍して解凍し、水気を絞ると、まるでお肉のような食感に変身します。
冷凍豆腐にするときは、食べ応えのある木綿豆腐が適しています。
冷凍豆腐は、ひき肉の代わりとしてハンバーグにしたり、そのままちぎって油で揚げ、からあげにしたりとアレンジ幅が広いので便利です。
豆腐のヘルシーそぼろ丼
解凍して水切りした冷凍豆腐をそぼろ状に細かくちぎり、醤油と砂糖で甘辛いそぼろにします。

豆腐でかさまし鶏つくね
鶏ひき肉に水切りした冷凍豆腐を入れ、こねて焼けばかさまし鶏つくねの完成です。
お肉だけにするよりもさっぱりしていて、カロリーも抑えられます。
代用3:厚揚げ
厚揚げは、手を加えなくても食べ応えのある万能な食材です。
食感もしっかりありますし、すでに油で揚げられているので、そのままお肉の代用品として使えます。
包丁でカットしても良いですが、味を良く染み込ませたいときは、手でちぎって使うと良いです。
厚揚げの酢豚
片栗粉をまぶして焼いた厚揚げを、お肉の代わりに使うだけ。
厚揚げのステーキ
厚揚げを焼き肉のたれをかけて、全体に焼き色がつくまでやくだけ。
併用4:高野豆腐
高野豆腐は、豆腐よりも栄養が凝縮された、たんぱく質たっぷり食材です。
食感もしっかりしていて、味も染み込みやすいことから、お肉の代用食材品としても向いています。
大豆製品のなかでは、1番お肉の食感に近く食べごたえもあるので、立派なメインおかずになります。
また、高野豆腐を水で戻さずにおろし金で削れば、ハンバーグやつくねのかさましもできます。
長期保存もできるので、ストックしておくとお給料日前とても助かります。
高野豆腐の油淋鶏
高野豆腐を水で戻し、醤油や酒、水で下味をつけたら、片栗粉をまぶして油で揚げます。
青ネギ、しょうが、醤油、酢、水、砂糖、ごま油を混ぜ合わせて作った香味ダレをかければ完成です。
高野豆腐の照り焼き
水で戻した高野豆腐に片栗粉をつけて両面焼き、醤油、砂糖、みりんで照り焼きにするだけ。
代用品でカロリーも食費も削減

お肉を使わなくても、代用品を上手くアレンジすれば、お腹も大満足の献立が用意できます。
味付けや調理法次第で、いろいろな料理に変身できるので、新たな発見があるのも面白いです。
消費税増税を機に、代用品レシピを考案して食費削減に挑んでください。(執筆者:三木 千奈)