12月が目前に迫り、そろそろ「年末の大掃除」にとりかかるご家庭も多いでしょう。
ですが、年末年始を控えた12月は、なにかと出費がかさむものです。
お掃除とはいえ、いろいろと掃除用具や洗剤を買いそろえていては、余計にお金がかかってしまいます。
そこでおすすめなのが、ダイソーのお掃除アイテムです。
ダイソーのお掃除アイテムは種類が多く、性能も抜群です。
低予算でキレイに掃除ができます。
今回は、キッチン掃除に使えるダイソーの掃除アイテムについてまとめました。
ダイソーのアイテムを使った掃除方法もご紹介していますので、お安くキッチンの大掃除を済ませたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次
キッチン掃除に使えるダイソーの掃除アイテム4選
ダイソーにはたくさんのお掃除グッズを取りそろえています。
しかも、ほとんどの商品が1つ108円です。
そのなかでも、「これさえ買っておけば掃除ができる」という商品を、4つ厳選してご紹介いたします。
セスキクリーナー

ダイソーのセスキクリーナーは、セスキ炭酸ソーダとアルカリ電解水の2つを組み合わせた優秀な洗剤です。
グリルや換気扇に付着した油汚れや、こげつきを落とすのに使えます。
セスキクリーナーは無臭なので、洗剤のニオイが調理機器に残る心配がありません。

界面活性剤を使っていないので、環境にやさしいのもうれしいポイント。
コンロのほか、プラスチック製食器などのベタつき汚れやニオイ取りとしても使えます。
280mlたっぷり入って108円というコスパの良さは、ダイソー商品ならではの魅力です。
アルカリ電解水

キッチンは家族の食事を作る場所ですから、極力洗剤を使わずに掃除をしたいものです。
汚れは落としたいけれど、洗剤でクリーニングをするのには抵抗がある部分を掃除したいときは、ダイソーの「アルカリ電解水」が役立ちます。

水を主成分として作られたアルカリ電解水は、臭いがなく無色透明です。
洗剤を含んでいないため、洗剤を使用せずに掃除できます。
頑固な油汚れなどは落ちませんが、手あかやふき取って取れる程度の汚れを落とすのに便利です。
メラミンスポンジ(30個入り)

洗剤不要で汚れがどんどん落ちるメラミンスポンジは、大掃除に欠かせない必須アイテムです。
ダイソーのメラミンスポンジは、いろいろなサイズ・数の商品がありますが、筆者は30個入りのミニキューブをおすすめします。
数が多くコスパが良いのはもちろん、3cm×3cmと小さめなので、細かい部分の汚れを落とすのにも重宝するんです。
コゲ落とし

蓄積した頑固な油汚れは、セスキクリーナーとメラミンスポンジを使っても落とせない場合があります。
そんなときは、ダイソーのコゲ落としが便利です。
五徳やフライパンについたコゲは、簡単に落とすことができます。
頑丈につくられているので、1個買っておけばキッチンのコゲをすべて落としきれるのも、100円とは思えないクオリティです。
フッ素加工、コーティング加工などが施されたものには使用できないので注意しましょう。
4つのアイテムを使って掃除をしてみました
今回は、コンロと電子レンジの掃除方法をご紹介いたします。
同じ要領で、他電化製品や換気扇、冷蔵庫などの掃除も可能です。
セスキクリーナーとアルカリ電解水を使用する際は、手荒れを防ぐために手袋を着用しておきましょう。
ダイソーで購入できる、使い捨ての手袋がおすすめです。
コンロ(セスキクリーナー+メラミンスポンジ+コゲ落とし)

筆者宅のキッチンのなかでも、一番汚れがひどい部分がコンロです。
黒いので少しわかりにくいですが、油汚れやコゲつきがかなりたまっています。
掃除の手順

まずは、五徳をすべて取り外して、スーパーのビニール袋にすべて入れます。
五徳がまとめて入れられるよう、大きめサイズのものがおすすめです。
五徳を袋に入れながら、セスキクリーナーをたっぷりと吹きかけます。
全部にしっかり拭きかかるよう、五徳を入れながら都度かけると効率が良いです。
ダイソーのセスキクリーナーは280mlも入ってたったの108円ですから、もったいぶらずたっぷりと使いましょう。
吹きかけたらそのまましばらく放置します。
五徳の次は、ガスコンロに取り掛かります。

ガスコンロは油汚れが蓄積しやすいので、全体にセスキクリーナーを吹きかけたあとに、上からキッチンペーパーでパックします。
さらにキッチンペーパーがひたひたになるよう、セスキクリーナーを吹きかけます。
こうすることで、セスキクリーナーが行き渡り、汚れがより落ちやすくなります。

しばらくすると、油汚れが浮き出てきます。
しばらく放置したら、五徳は水洗いします。
コンロはセスキクリーナーが染み込んだキッチンペーパーで汚れを拭き落としましょう。
セスキでも落ちない部分は、メラニンスポンジでこするとみるみる落ちていきます。
五徳やコンロのコゲつきがひどい部分は、コゲ落としを使います。
汚れを落とし終わったら、セスキクリーナーが残らないよう、しっかり拭きとることを忘れないでおきましょう。

セスキクリーナー、メラミンスポンジ、コゲ落としを使って掃除をした結果、筆者宅のコンロはここまでキレイになりました。
コゲや汚れがほとんどないピカピカの状態です。
108円の掃除アイテムを3つ活用しただけで楽に掃除ができて、かなりお得感がありました。
同じ要領で、換気扇やフライパンの掃除も行えます。
電子レンジ(アルカリ電解水+メラミンスポンジ)

電子レンジは料理の温めや食材を解凍など、毎日フル活用しています。
こまめに掃除をしていても、使用頻度が高いからか、気づけば庫内はかなり汚れがたまっている状態になってしまいます。
掃除の手順

まずは庫内の汚れを落ちやすくするために、キッチンペーパーにアルカリ電解水を染み込ませたものを電子レンジでチンします。
庫内に行き渡るよう、アルカリ電解水はお皿にひたひたになるくらいたっぷりと使いましょう。
温め時間は電子レンジにもよりますが、500wで2~3分ほど様子を見ながら行います。

温めが終わったら、アルカリ電解水が染み込んだキッチンペーパーで庫内の汚れを拭きとります。
キッチンペーパーは熱いので、ヤケドをしないよう注意しましょう。
また、汚れが落ちない部分は、メラミンスポンジでこすっていくと簡単にとれます。

仕上げに、外側をアルカリ電解水で拭き掃除します。
アルカリ電解水で拭きあげるだけで、指紋や油汚れがキレイに取れるので気持ち良いです。
掃除が終わったら、アルカリ電解水をさっとふき取りましょう。二度拭きは不要です。

アルカリ電解水とメラミンスポンジで掃除をした結果、庫内の汚れや黄ばみ、臭いまでスッキリとなくなりました。
アルカリ電解水は家具家電の掃除に使えるので、炊飯器やミキサー、トースターなどの掃除にも役立ちます。
冷蔵庫は、外側はもちろん内側の掃除にも使えるので便利です。
洗剤グッズは品薄になる場合もあります
今回は、キッチン回りの掃除に使えるダイソー商品をご紹介いたしました。
ですが、「アルカリ電解水」は洗剤が使えない部分も使用OKなので、キッチンのほか、テーブルやパソコン、ゲーム機、ベビー用品の掃除など幅広い掃除に役立ちます。
「セスキクリーナー」も、洋服のえりそで汚れを落とすにも便利です。
ダイソーの掃除グッズは、大掃除の準備を始める11月から年末まで品薄になる場合もあります。
とくに、アルカリ電解水とセスキクリーナーはコスパが良く使い勝手が良いため、早めに手に入れておいた方が安心です。(執筆者:三木 千奈)