年末年始は家事や用事が増える上に、家族の冬休みが重なり「いつも通りのペース」で家事を進めることが大変になります。
いつもだったら午前中に終わるはずの家事が、途中で
と言われたり、想定外のトラブルがおきたりして午後まで持ち越してしまい、しまいには夜まで持ち越してしまうこともあります。
今回は、年末年始の家事と子育てを少しでもスムーズに行い、余計なお金や時間を使わず節約できる100均グッズを紹介しましょう。
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目次
1. 「消しゴムがない」とは言わせない ペンたて用ポケット
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「消しゴムはどこ?」で家事が止まる
年末年始は子どもも冬休みに入り、リビングで過ごす時間が増えます。
年賀状を書いたり、宿題をしたりするときに、すぐ手が届く場所に鉛筆立てがあるととても便利です。
我が家では、綿棒の空き容器を鉛筆立てとして再利用しています。
綿棒の空き容器は半透明で模様がないため、インテリアの邪魔をせず、さまざまなところに置くことができます。
しかし、鉛筆を使う作業をしているとき、必ず「消しゴムがない」「消しゴム取って」と言われるのです。
消しゴムは鉛筆とセットで使うものにも関わらず、鉛筆立てには消しゴムを入れる場所がありません。
つい鉛筆立てのすき間に消しゴムを差し込んでおくのですが、いつのまにか消しゴムは鉛筆立ての底に追いやられてしまいます。
鉛筆立ての底に指を入れて消しゴムをとろうとすると、鉛筆の先が指に刺さり「痛い!」ということもよくあることです。
子どもに「自分で探して」と言うことは簡単ですが、子どもは探し物が苦手です。
どうしても興味があるものに目が行ってしまい、見つけ出す前にあきらめてしまったり、集中力が途切れてしまったりします。
ペンたて用ポケットで家事の中断を回避できる
ダイソーには「ペンたて用ポケット」というアイデア商品があります。
手持ちのペンたてに設置するだけで消しゴムやクリップ、のりなど「鉛筆と一緒に使うもの」をきれいに設置できます。
このグッズの優れているところは、鉛筆たての形を選ばないところです。
角型でも丸型でも側面に設置ができます。
子どもが家にいるときは、途中で声をかけられることが増えるため、思うように家事が進まず、余計な時間と手間がかかりがちです。
「ペンたて用ポケット」は、わずか100円で家事の中断と子どもの集中力の中断を防げる「あると便利」な100均グッズです。
2. 家族の予定が書きこめる 大判カレンダー
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大判のカレンダーは1,000円以上が相場
12月になると文具店や特設でカレンダーの販売が始まります。
きれいなカレンダーは魅力的ですが、とても値段が高く手が出ません。
しかも子育て中は「見た目」よりも「実用性」を重視するため、数字と線だけで構成されたシンプルなカレンダーが好まれます。
文具店では、大判のシンプルなカレンダーが販売されていますが、1,000円以上が相場です。
筆者のように「カレンダーは年末のあいさつでいただくもの」というイメージが強い人は、つい「もう少し待てば使えるカレンダーがもらえるかもしれない」と思い、待ってしまいます。
その結果、毎年小さなスペースに小さな文字で家族の予定を書きこむことになります。
ダイソーなら100円で購入できる
ダイソーでは、年末近くになるとカレンダーの販売が始まります。
1,000円以上の大判カレンダーも100円(税抜き)で販売されています。
年末年始は家族の予定が複雑になります。
スマートフォンでの予定管理は、個別には便利でも家族共通の管理には不向きかもしれません。
予定管理は、大きなカレンダーをリビングにぶら下げて、各自で書きこむようにすると一目瞭然で把握できるでしょう。
3. 自分でお片付け Switch用ケース
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ゲーム機のお片付け
片付けたばかりの部屋を散らかされるのは大きなストレスです。
と怒鳴り散らしているのも疲れます。
ケースがあれば、遊び終わったら自分で片付けるように言えますが、専用のケースは高く、せめてケース代くらいは節約したいと思います。
また帰省や旅行で遠出する機会が増えたときに、そのままリュックに入れて持ち運べば、壊れてしまうのも時間の問題です。
そのケース代節約のために数万円の買いかえ費用を出す羽目になる可能性も否定できません。
200円でSwitch用のケースが買える
ダイソーでは、ケース(Switch用)が販売されています。
しかし100円ではなく200円(税抜き)です。
ダイソーで100円以上の商品は「高い」と感じますが、Switch用ケースの相場が2,000円前後であることと買いかえのリスクを考えれば、かなりお買い得な商品でしょう。
4. すき間時間でサッとできる アイロンマット
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子どもがいるとアイロンがけが思うようにできない
年末年始で思うようにできない家事といえばアイロンがけではないでしょうか。
小さな子どもがいる家庭では、アイロンを使う場所とタイミングはかなり制限されます。
子どもが寝たときに「今ならアイロンができる」と思っても、子どもが寝ている部屋にアイロン台を置いてしまい「子どもが起きるリスクがあってもアイロン台を取りに行くか」迷うことがあります。
アイロンマットは使いやすく捨てやすい
そんなときに便利な100均グッズがアイロンマットです。
アイロンマットはテーブルの上で使うことができるため、リビングテーブルの下にクルッと巻いておけば、好きなタイミングでアイロンがけができます。
しかも、一般的なアイロン台は捨てるときに粗大ごみになり、200円程度の費用がかかります。
アイロン台は意外とやぶれたり薄くなったりして消耗が激しいのです。
一方、アイロンマットは一般ごみとして捨てることができます。
「あれば便利」な100均グッズで年末年始を楽しく過ごそう
忙しい年末年始は、思うように家事が進まずストレスを感じるかもしれません。
「あれば便利」な100均グッズを使って年末年始の時間とお金を上手に節約しましょう。(執筆者:式部 順子)