どの家庭でも、食費や教育費は子どもの成長によってどんどん膨れ上がっていきます。
食費は両親そろっている家庭でも頭を悩ませる問題です。
しかも、わが家は食べ盛りの男の子2人を抱える母子家庭で、年子の息子たちは競い合うように日々大きくなり、食費にかかる負担がどんどん増えていきます。
そんな負担を打破するため、私が行っている節約術をご紹介します。
目次
1. 野菜はできるだけ育てる
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「お弁当や普段の食事にちょっとした彩りがほしい」
「でも、あまり使わない野菜を少量だけ買うのはちょっと…」
そんなこと、ありませんか?
わが家では、必要な野菜を自宅で育てています。
プランターを使えばアパートでも育てられる
「庭がないと難しい」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
アパート暮らしのわが家ですが、プランターを使い多いときは10種類ほどの野菜を育てています。
小ネギや大葉の薬味系から、小松菜やホウレンソウといった葉物、夏はミニトマトやナス、スナップエンドウなども育てます。
すぐに食べられる再生野菜がおすすめ
「収穫まで待てないかも」と感じるあなたにおすすめするのは再生野菜です。
再生野菜とは、ネギや三つ葉のようにスーパーで購入した野菜の根を捨てずに栽培すると、再び食べられる野菜です。
小ネギは、スーパーで根がついているものを購入し、根から3センチくらいまでの部分を残してそのまま植えるだけです。
大葉は1度育てると翌年から驚くほど繁殖して生えてきます。
わが家も大葉を植えたのは1年目だけです。
翌年からは勝手に生えてくるので、ほったらかしでも成長していきます。
再生野菜には次のようなものがあります。
・ カイワレ大根
・ ブロッコリースプラウト
・ レッドキャベツスプラウト
・ 小松菜
・ 水菜
・ ネギ
・ 大根
・ 大葉
・ ニンジン
・ 芽キャベツ
・ セロリ
・ カブ
・ ゴボウ
野菜を自宅で育てるメリット
野菜を自宅で育てる1番のメリットは、使いたいときに使う分だけ収穫できるということです。
また、もちろん無農薬だから安心安全です。
2. 肉・魚はまとめ買い
食事のメインになる肉や魚は、男の子2人だととてつもない量が消費されます。
たとえば、わが家はからあげを作る際、毎回1キロ以上の鶏肉を使います。
それでも私が食べられるのは3つほどで、あとは全て子どもたちの胃袋の中です。
小分けにして冷凍する
肉や魚は特売時にまとめ買いします。
肉ならキロ単位で購入し、魚は10切れほどまとめて購入してしまいます。
買ってきたら小分けにしてすぐに冷凍保存をすることで食材費を大幅に抑えられます。
ちなみに、冷凍した肉や魚の保存期間は1か月を目安にしています。
なるべく空気に触れないように保存するのがポイントです。
特売情報はネットで確認
特売情報はネットでスーパーの広告を見て買いに行くので新聞代もかかりません。
業務用スーパーも活用する
また、通常利用するスーパーだけではなく、業務用スーパーも活用しています。
3. 飲み物はお茶を煮出して飲む
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手軽なペットボトル飲料ですが、かさばりますし、コンビニで1リットルのお茶を買うと160円ほどかかってしまいます。
わが家では、飲み物はティーバッグを煮出して飲むことにより、1リットル当たりの単価が10円ほどになるので、かなりお得です。
出かけるときは水筒を持っていく
家族で出かけるときや、職場に行くときなどお茶を持ち運びする際は、水筒に入れていけば、途中でコンビニに寄る回数が減ります。
ついついコンビニに寄って、衝動的に買ってしまうのを防ぐこともできて一石二鳥です。
4. 購入する野菜は地産地消のものを
スーパーで販売されている野菜は輸送費がかかっていて、割高になっている場合があります。
わが家では、農家さんが出している直売所を利用して、できるだけ地元のものを購入します。
輸送費がかかっていない分、比較的リーズナブルな価格で手に入り、しかもその時期の旬を味わえます。
スーパーの野菜とは違い、形が不ぞろいなものもありますが、味の違いは気にならずおいしくいただけます。
家で食べるのであれば十分なので、とても重宝しています。
楽しく節約を続けよう
自宅で野菜を育てたり、スーパーの特売をチェックしたり、最初は面倒に感じることもありますが、慣れてくると楽しくなっていきます。
みなさんも、無理のない範囲で試してみてください。(執筆者:幸田 桃子)