おせちをイチから手作りするのは、お金も時間もかかります。
できるだけ時短&節約を意識しておせちを用意するのなら、やはり「業務スーパー」は外せません。
業務スーパーには、調理済みでそのまま食べられるおせち向きの食材がたくさん取りそろえられています。
今回は、業ス通の筆者が、手作りおせちにおすすめの高コスパ食材を厳選して5つまとめました。
目次
1. 丹波種黒豆(税込み72円)

筆者が毎年欠かさず購入しているのが丹波種黒豆です。
黒豆をイチから作るとなると、黒豆を戻してじっくり煮て…と時間も手間もガス代もかかります。
業務スーパーの黒豆なら、じっくり煮詰めた甘い黒豆が110g入りでたったの72円です。

柔らかくてほどよく上品な甘さの黒豆は、お値段以上のクオリティなのです。
手作りに負けない味わいです。
量が足りないと感じる方は、1kg入りの大きいサイズもあるのでそちらをおすすめします。
2. かまぼこ(税込み95円)

おせち料理に欠かせない食材と言えば、かまぼこです。
スーパーでもお安いかまぼこは1個100円ちょっとで購入できるものもありますが、業務スーパーならさらにお安い税込み95円です。
何かと物入りの年末は、少しでも手頃な価格なのはとてもありがたいです。

値段が安いと気になるのが味・食感ですが、味は普通のかまぼこ同様においしく、食感もプリっとしていて申し分ありません。
ピンク色のかまぼこは在庫切れになりやすいので、見つけたら欠かさず手に入れておきましょう。
3. にしん昆布巻き(税込み115円)

にしん昆布巻きは、不老長寿や子孫繁栄などの意味を持つ、定番のおせち料理です。
しかし、にしんの臭みをとって昆布、かんぴょうで煮て…と作るのが少し面倒です。
大ぶりの昆布を用意する必要もあり、それなりにコストもかかります。
業務スーパーなら、1巻たったの115円で購入でき、手間ひまかけることなく用意できるのでとても便利です。

大きな昆布巻きがパックされているので、好きな大きさに切り分ける必要があります。
味はしつこくない甘さで、見た目もツヤがあり、とても115円で買って昆布巻きとは思えません。
量も多すぎずおせちにちょうど良いです。
4. 京風だし巻き(税込み147円)

おせちと言えば「伊達巻き」が定番ですが、なかには伊達巻きが苦手な方も多いでしょう。
伊達巻は手間がかかりますし、市販のものが甘すぎるものが多いため、余ってしまいがちなおせち料理でもあります。
我が家でも伊達巻は不人気です。
そこで、伊達巻きの代わりとして業務スーパーの「京風だし巻き」が重宝しています。

1本300gの大きなだし巻きたまごは、税込み147円と激安です。
実に、たまご5~6個分の大きさです。
年末はたまごもなかなか特売にならないので、作る手間やコストを考えると、購入せずにはいられません。
国産たまごと豆乳を使用し、防腐剤・保存料は不使用で、賞味期限は3週間ほどと長いのにも驚きます。
上品なかつおだしの風味が効いていて、ふわっとした食感が絶妙です。
5. 合鴨ロース(税込み253円)

デパ地下やお惣菜だと結構なお値段がする合鴨ロースも、業務スーパーならたったの253円で購入できます。
かたまりで冷凍になっているので、解凍して好きな大きさにカットする必要がありますが、値段以上のクオリティです。

重量は190gとボリューム満点、燻製されているので香りが良く、とても柔らかな肉質です。
脂身は臭みがなくツヤめいていて、冷凍とは思えないほどジューシーでうまみたっぷりなことに驚きます。
この値段で合鴨ロースが購入できるのは、おそらく業務スーパーだけです。
おせちとしてはもちろん、鴨そばにしてもおいしいので、年末の年越しそばとしても購入しておくと重宝します。
かまぼこは購入のタイミングに注意
業務スーパーのおせち食材は、安くておいしく調理不要なことから、毎年人気があります。
12月に入り、ちらほらおせち食材が販売され始めていますが、売れるのも早いです。
筆者は1度行って品薄だったので、入荷予定日直後に買い物へ行きました。
今回ご紹介した商品はもちろん、どれも冷凍できたり賞味期限が長かったりするものが多いです。
ただし、かまぼこだけは期限が1週間程度と短く冷凍保存も向かないので、購入のタイミングに気を付ける必要があります。
年末が近づくにつれて、品薄になりやすくなる可能性も高まりますので、早めに購入しておき、おせちづくりに備えましょう。(執筆者:三木 千奈)