セイムスは、富士薬品が運営するドラッグストアで、全国に1,337店(※2019年3月時点、グループ店を含む)あります。
最近のドラッグストアらしく、薬だけでなく食料品や日用雑貨も多数取りそろえています。
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セイムスの特徴は、ポイントサービスの種類がとても多いことです。
個人的な感覚ですが「いつも何かしらの割引を受けているな」と思うくらい豊富です。
節約につながるセイムスのポイント活用法について、お伝えします。
目次
ポイントざくざく 今なら10%還元キャンペーンも
セイムスにはセイムスポイントというポイント付与サービスがあります。
ポイント付与を受けるには、店舗で発行してもらえるプラスチックのポイントカードか、セイムスの公式アプリのどちらかをレジで提示する必要があります。
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基本的なポイント付与の仕組みは以下です。
→ 現金ポイント1p
→ ギフトポイント1p
合計2p付与
※タバコ、指定ゴミ袋、雑誌、DPEなど一部対象外の商品があります。
セイムスポイントには2種類あり、1つが現金ポイント、もう1つがギフトポイントです。
現金ポイント
400p貯まるごとにレジで200円割引が受けられる
ギフトポイント
ポイント数に応じてカタログから好きなものを選び、もらえる
もしくは、2,000pにつき500円の金券に引換える
ギフトポイントの金券引換えは、以前はネットやはがきで申し込みをしていたのですが、最近店舗で引換えできるようになりました。
さらに現在はギフトポイントをお買い物券に交換すると、交換した商品券金額の10%相当が現金ポイントとして還元されるキャンペーンを実施しています。※期間:2020年3月31日迄
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現金ポイントは円に換算すると0.5円、ギフトポイントは0.25円ですので、通常の還元率は0.75%となります。
この数字だけ見るとあまり還元率は高くないように思いますが、他のポイント付与サービスと併用することで、より多くのポイントをいただくことができます。
現金ポイント10倍の商品がたくさんある
セイムスで扱っている商品の中には、ポイントを5倍や10倍でつけてくれる商品があります。
対象期間中にこれらを購入すると、ポイントを効率よく貯めることができます。
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1か月あたりの合計購入金額に応じたランクアップ制度
セイムスには、1か月あたりの合計購入金額に応じて、翌月のポイント付与率がアップする「ランクアップ制度」があります。
1か月あたりの合計購入金額
税別3万円以上 → ゴールド会員 = 翌月のポイント付与率いつでも3倍
ランクアップのコツは、日常の買い物をセイムスに「できるだけ寄せること」です。
セイムスでは薬や日用品の他に、調味料や酒、パン、冷凍食品、お菓子などの食料品も充実しています。
筆者の感覚では、大手食品系スーパーより安い価格が多いです。
そこで、生鮮は食品系スーパーで、それ以外はできるだけセイムスに寄せることで、毎月シルバー会員を維持することができています。
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他にもあるポイントプレゼントサービスや特典
まだ他にもポイントプレゼントや特典の仕組みがあります。
こどもスタンプカード
小学生以下の子供に発行されるスタンプカードです。
1日1回まで、来店の際にスタンプを押してもらえて、5個貯まるとおもちゃがもらえます。
練り消しゴムやシールやおもちゃのアクセサリーなどから1点選べて、筆者の子供たちはいつも楽しみにしています。
シニアパスポート
60歳以上の方を対象に発行されるカードです。
年齢の分かる身分証を提示して店頭で申し込みます。
こちらの制度では、ポイント付与ではなく、商品の割引サービスを受けられます。
毎月、15・16・17の3日間、シニアパスポートを提示すると店内商品が5%OFFで購入できます。
※お酒・たばこ・調剤・カウンセリング化粧品・市町村指定ゴミ袋など一部割引対象外商品があります。
公式アプリやLINEのクーポン
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セイムス公式アプリをダウンロードすると、お店で使えるクーポンがついてきます。
また店ごとに配信するLINEのお友達登録でも、クーポンが配信されます。
たびたび配布される紙のクーポン 歳末には抽選会も
紙のクーポンもよく配布されています。
1回限りではなく期間中3回まで適用してもらえるクーポンなど、頻繁に来店する人には便利な仕組みになっています。
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期間中の買い物回数(下記画像では税込1,000円以上の買い物を対象)ごとに、くじを引くことができる抽選会も、年に数度実施されています。
末等でもラップやティッシュなど何かしらもらえるので、日用品節約につながります。
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※クーポンや抽選会の内容は店舗によって異なります。
店舗によってはポイント3倍デーもあり
店舗によりますが、特定の曜日にポイント3倍デーを設けている店舗もあります。
筆者宅の近隣店舗は水曜と日曜はポイント3倍です。
日常のこまごましたものは曜日を気にせず買いに行きますが、食料品のストックや1,000円以上する常備薬などは、できるだけ水曜と日曜に購入するようにしてポイントを獲得しています。
キャッシュレス決済が充実 うまく使えばポイント3重取りも
セイムスはキャッシュレス決済の先進店舗で、有名どころのキャッシュレス決済はほぼ使えます。
QRコード決済
ペイペイ、楽天ペイ、LINEペイ、d払い、アリペイ、微信(ウェイシン)、メルペイ、オリガミペイ
電子マネー
nanaco、WAON、suicaなどの交通系電子マネー、Edy、iD、QUICPay
※買い物で電子マネーのポイントはつきますが、支払いに各電子マネーのポイントを使えません。
上記に加えて各種クレジットカードもOKです。
キャッシュレス決済で支払えば、セイムスポイントに加えて、クレカや電子マネーやQRコード決済のポイントも貯まります。
1度の買い物でポイントの二重取りができるというわけです。
さらに、クレジットカードで電子マネーのチャージをすれば、チャージ金額に応じたクレカのポイントも貯まるので、ポイントを三重取りもできます。
※クレジットカードによっては、電子マネーへのチャージをポイント付与の対象外としている場合があります。
またポイント付与されるチャージ金額に上限を設定している場合もあります。
日常の買い物をできるだけドラッグストアに寄せるという戦略
セイムスに限らず多くのドラッグストアが、なかなか太っ腹なポイント付与の仕組みを持っています。
食料品に力を入れるドラッグストアも増えてきていますし、価格もスーパーより安価に設定される傾向があります。
戦略的に日常の買い物をドラッグストアに寄せることで、節約にはずみをつけましょう。(執筆者:石田 彩子)