通信費は現代人にとってもはや光熱費や衣食住費と同じくらいに家計の必須項目となりました。
特にスマホに掛かる費用はかなりのウエイトを占めています。
筆者も1年前までは月に4,000円から7,000円程度を支払っていました。
そこで家計の固定費削減を試みるため、1年前に格安スマホのひとつ楽天モバイルに乗り換えてみました。
1年格安スマホを使ってみてのメリット、デメリットをまとめてみます。
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目次
楽天モバイルを選んだ理由
格安スマホを提供する事業者は本当にたくさんあります。
乗り換えれば安くなることが判っていても、そもそもどの事業者を選んだら良いかが判断できず乗り換えをためらっているという人は多いのではないでしょうか。
筆者の場合は以下の2点から楽天モバイルを選びました。
1. 楽天ポイントが貯まりやすくなる、支払いに楽天ポイントが使える
筆者がメインで貯めているポイントは楽天ポイントです。
ネット通販も楽天市場を主に利用しています。
楽天モバイルを契約することで楽天市場での買い物がおりポイント付与率が高くなりますし、貯まったポイントで通信料を払うことが可能です。
2. docomo回線を使用している
筆者の実家は山あいにあり、三大キャリアのうちdocomo以外の電波が入りづらい状況です。
月に一度程度帰省する機会があること、電話回線を使った発着信の機会がわりあい多いことから「実家で電波が入らないのは困る」という考えでdocomo回線を使っている時事業者を選びました。
これは少し特殊な理由かもしれませんが、都会でも建物などの関係で位置によっては電波を拾いづらいキャリアもあります。
忘れがちではありますが、人によっては着目した方が良いポイントかと思います。
楽天モバイルにしたメリット
1. 通信費の節約になった
実際の月々の利用料は通話料金を含めて平均2,500円~3,000円程度です。
普通に支払ってもキャリア利用時よりぐっと安くなっています。
2. 楽天ポイントが貯まりやすくなった
楽天市場での買い物の際にエントリー不要で通常よりポイントが増えるシステムが楽天スーパーポイントアップ(通称SPU)です。
楽天モバイルの契約では通常のポイント倍率に+2倍となります。
楽天市場をよく使う人ほどお得さが増します。
楽天モバイルにしたデメリット
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正直に言って、筆者の場合は格安スマホにしたデメリットは特にありませんでした。
通信速度や通話品質も気になったことはありません。
2019年は天災の多い年でしたが、災害情報は天気アプリを入れることによってリアルタイムで情報を受け取ることができました。
実店舗は筆者の生活エリアにはありませんが不便はありません。
むしろ子どもがいるのですべてネットで完結するのはとても助かります。
一点不安に感じているのが、楽天モバイルは今年独自回線の利用を開始したことです。
今はdocomo回線も引き続き利用できていますが、今後の通信エリアや独自回線への移行時期によってはさらに楽天モバイルからの乗り換えも検討しなければならないかもしれません。
格安スマホに変えたら年5万円近い節約に
キャリア時代には最低でも年5万円弱スマホの通信費を払っていました。
それがいまでは年4,000円です。
最初の手続きだけは少し面倒ですが、それさえクリアすれば驚くほどの節約効果があると身をもって体験しました。
乗り換え手続きや事業者の選択が面倒で乗り換えをためらっている人もいると思います。
ですが、その手間やコストをかける価値は絶対にあります。
迷っている人はぜひ乗り換えをおすすめします。(執筆者:金子 ゆかり)